Hirakata turezure 四季のなにわ

あるとき、ときどき、いろんな思いをふっと向ける事柄があります。

芸術の秋か、食欲の秋か もちろん・・・

2012年09月30日 | 日記
芸術の秋か、食欲の秋か もちろん・・・


少し前、職場のNさんからパステルを頂いていた。さくらクレパスを使っている私にはパステルは以前からハイカラさんというイメージや新品同様であったこともあって使わずに大事にしまっていた。

ネットに早送りされて時間が短縮されたパステル画のデモ動画があり、完成まで約5分位で仕上ったのを見て、これなら描いて、すぐ、被写体も頂けるという甘い考えにすっかり洗脳され、今日の帰りにライフに立ちよった。
山となって特売品となっていた林檎一個とマスカットの横で「買ってくれ!」と云っているように感じがしたマスカットではない葡萄の方を買って帰った(買ってしまった。)
セザンヌであれば山ごとの林檎とマスカットのほうをこれまた大量に購入していたであろうが、いつもの購入行動とあいなってしまった次第。

そのパステルを使った絵の方は早送りも出来ず思ったより時間がかかってしまい、下に敷いておいた新品のハンカチが葡萄の果汁で汚れてしまった。が、これも絵を描く気になったことに免じて許してもらうことにした。


高橋由一の鮭の絵が展示されている。
余裕と暇は作らねばならないといつも先輩諸氏から云われてきた。自身も思っているが、まったくそうはいかない。これを繰り返してきた。鮭にはまだお目にかかっていない。

「被写体が早く食えよと笑ってる」(柳子)

林檎と葡萄もまだ食べられずに残っている・・・。

天保山 日本一の山

2012年09月20日 | 日記
天保山 日本一の山


国土交通省の無料のメルマガを毎日読んでいる。同省管轄下の国土地理院が試験運用しているWEB地図が公開されていることをそのメルマガで認知。その画面のアドレスを下に貼り付けた。(右クリックで 緯度 経度 標高がわかる便利な地図。リンク方法が不明なのでこのアドレスを貼り付けて検索されたし。)

地図上の思いついた場所の標高等が瞬時に出てくる。散歩中に若干感じていた勾配がこのWEB地図で実際の勾配情報が確認出来る。

次に、この地図でやはり目に付くのは三角点であり、その標高である。

地図上での三角点の追跡が行われることになる。(この地図の本来の目的は避難場所の検索、検証に用いられることを目的とされているので念の為。)

三角点といえば一等から四等まであり、それぞれの役割や設置される基準がそれぞれ異なっている。
詳細はここでは避けるが、いずれにせよそれぞれの三角点の役割りは極めて重要なことはいうまでもない。

かって皆が習った「地理」の授業でこの三角点のことが触れられていたのかどうか、今となってはわからないし、そもそも記憶がない。が、今のネットを要約すればこうだ。
『三角測量を行う時に地表に埋定された基準点のことを三角点、経度・緯度の基準になるのが「三角点標石」、高さの基準になるのが「水準点標石」』となる。因みに天保山のは二等三角点となる。皆に踏まれてしまっているので方位刻印までは確認出来ない。

そういえば、こんな役割をもっている三角点を街中でもよく見かける。谷町四丁目の合同庁舎の前面道路にもこの三角点が皆の目につくところに設置してあるように・・・。

 話を戻す。WEB地図上の三角点を追跡してたどりついたのが大阪港、築港にある天保山の三角点である。いわずと知れた、(知らない人は知らないか(笑))、二等三角点を持つ日本一の低い山である。
右クリックすると標高4,5メートルとなっていた。現地の表示では4.53メートルの山岳。

 地図だけでは物足りなくなり、休日を利用してこの山の登山をすることにした。流石に日本一低い山ということもあって、なかなかその三角点にたどりつけなかった。高いからではない、低いからこそただりつきにくかったということである。どうやら気が付かないうちにやり過ごして通過していたらしい。

山頂より先に案内看板が目に止まって(目に止まるように案内板が設置してあると言ったほうが正しい。)、すぐ引き返したところが天保山であった。登頂時間は麓から約30秒のところであった。隣接する海遊館の大展覧車からでも絶対目につかない山であり、山の形はなく、平地と言えるような山であるが故に意識をしないと認識出来ない山なのである。

 この天保山、山のなりたち、もとの標高から下がった理由、一旦、地図上から山名が消え復活した所以、日本一低い山からその席を他県の山に譲り、その後しぶとく返り咲いた経緯等々調べれば調べるほどに摩訶不思議な経歴の持ち主ではある。

 興味のある方はネットで検索するのもよろしいかと思うし、海遊館に行かれた時の時間かせぎに(無駄な時間を費やす覚悟で)足を延ばされたらと思う。

ともかく私が登山した日も他に数人はいらしたが、もっと喧伝してあげればよいのにと思う。



http://saigai.gsi.go.jp/2012demwork/checkheight/index.html

岸和田だんじりまつり 牽引部

2012年09月16日 | 日記
岸和田だんじりまつり 牽引部


昨年の朝ドラ(カーネーション)で糸子が「私の乗れるだんじりはミシンや」といった台詞がありました。
岸和田のだんじりの大工方は男性に限られているそうです。そんなことでだんじりの牽引部となる引き手に女性は回るそうですが、こちらのほうも暗黙の了解みたいに18歳までが目安と伺います。
なでしこ、ヤングなでしこをみれは女性のパワーアップは言わすがなもですが、これも伝統なのでしょうか。

『だんじりを 見つめる顔に 秋陽射し そーりゃ そうりゃで 城下をめぐる』(柳子)

岸和田だんじりまつり

2012年09月15日 | 日記
岸和田だんじりまつり


自動車が右折する時、前輪の左右のタイヤは、ハンドル⇒ギヤボックス⇒リレーロッド⇒タイロットエンド⇒ナックルアームと連動し、前輪タイヤが右旋回し始める。後輪タイヤはデフレンシャル(差動器)で内側の右タイヤの回転速度を抑え、逆に左タイヤの回転数を高めることによってスムーズに自動車は右旋回することとなる。
さて、日本の祭りにおいてよく使われるだんじり、山車、山鉾等はコーナーいわゆる辻を回る時にはこの自動車のようなややこしい機構はもってなくそれぞれの方法、個性的な旋回方法を取っている。
 日本三大祭の一つ、7月に行われる京都の祇園まつりにおける山鉾は竹の円滑な表面の上を車輪をすべらせて旋回するそうだ。極めて、極めてゆっくりと旋回している。

岸和田のだんじりの見せ場はだんじりの屋根の上で先導、誘導する大工方(だいくかた)が花形ではあるが、辻での回転を担うのは前梃子(まえてこ)役二人と後梃子(うしろてこ)役数十人である。

前車輪の回転をこのてこを用いて制御し、同時に後梃子のグループが回転させやすいように外側に綱(どんす)をひっぱることによって、高速、かつ、急スピンを一気にやってしまう、まさに迫力満点の超見せ場となる。
テレビ放映される画像は、ほとんどがこの「やりまわし」といわれる辻の旋回場所のアングルがほとんどであり、かつ、大工方のみのパーホーマンスが放映されることになる。前てこや後ろてこ衆 の作業の状況はほとんど写らない。(私が取った動画もであるが)
もし明日、だんじりを見学に行かれる方は、安全なつじ付近で、どのような人がどんなことをして4トンあまりあるだんじりを進入速度のままで、コーナを回しているか、じっくりと足元をみて頂きたいと思う。

ところで最近の自動車には、横滑り防止装置なるものが義務つけられ、旋回時のスピン防止が義務付けられて道路運送車両の保安基準も改正されたやに伺っている。

かってだんじりはカーブ時の横滑りが頻繁にあり、辻付近の家屋の屋根や電柱がひんぱんに損傷していたし怪我人も多く出た。しかし、今は自動車に負けないようなやり回しがどの町内のだんじりも出来ている。


『四辻をまわる囃子とだんじりに 夏の日差しが まだそそぎおり』(柳子)

衝突回避ブレーキシステム実車試乗!!!!

2012年09月09日 | 日記
衝突回避ブレーキシステム実車試乗!!!!


寝屋川市役所の広報にも載っていた「ASV 環境対応車等の試乗会」が9月9日(日)に寝屋川市高宮の国土交通省近畿運輸局大阪運輸支局の構内で開催された。
燃料電池自動車、アイドリングストップ車、アイサイト等々搬入され申し込み順に試乗できるシステムとなっていた。

前回、このブログでアップしたミニカーの衝突回避ブレーキの模擬動作を今度は実車で体験できた。車内から動画を撮ったものの減速度が大きく再生画面ではやはり衝突回避ブレーキが作動しているような動画ではなく、まさに人的な急ブレーキとしか思えないような画面。これでは面白くないのでスタッフの方にお願いしてセットされている障害物の付近から撮影した。
 こちらに向かってくる車両をファインダー越しに追尾して引きながら撮影したがやはりというか、あたりまえというか非難する前に回避ブレーキが作動してアイサイトは停止した。