Hirakata turezure 四季のなにわ

あるとき、ときどき、いろんな思いをふっと向ける事柄があります。

そして、その後(Did you know that there was messages on the bench along Mido suji  Street ? )

2011年09月12日 | 日記

2011年7月27日 の一般紙に国土交通省、大阪市役所間で大阪のメインストリートである御堂筋(国道25号線)について、 平成24年中に管理権限を国から市に移すことで大筋合意に達したことが掲載された。
管理換えとなれば、大阪市単独で歩道の改修が出来、歩道、自転車道の設置が可能となることも併記されていた。

大阪は自転車王国、バイスコロジー実践の大都市ではあるが、反面、歩道での自転車暴走行為が大変目立ち、自転車にかかわる交通事故が多発している都市と云われて久しい。多少なりともこれが改善出来ることになり、喜んでいるのは自転車事故防止をスローガンに交通事故防止を展開されている大阪府警本部さんだけではなかろう。

現在の御堂筋はそんなことはお構いなく例年どおり、いつものとおり、大木の銀杏(イチョウ)の木に銀杏(ぎんなん)が鈴なりで、その実の表面に黄色(きいろい)色を溶かし込みつつある。

会議が終わって、昼休みの時間に本町から淀屋橋まで、日陰となった側の歩道を御堂筋に沿って歩いた。

ちょいっと、この前、いたずら(?)で話題となった彫刻群を改めて鑑賞させていただいた。地下鉄「本町」の出口を御堂筋に出ると、すぐ「佐藤忠良」の彫刻がある。なんと素晴らしい作品か。以前、近畿運輸局滋賀運輸支局の近くにある『佐川美術館』に陳列展示されている作品を見たことがあるが、こんなところで再会することが出来たのだ。感謝、感謝。

今はそれぞれの彫刻が、市民に見守られているがごとくすっかり落ち着いた風情になり、歩行者を逆に見守ってくれているようだ。

各銅像のすぐ傍には全てベンチが備えてあり、どれにも同じコーションプレートが貼り付けてあった。
意図したものではなかろう。「マナーを守って美しい大阪 好きやねん」と書いてあった・・・。



『復興のトーチを持ちて 煌々と
うさぎ輝きし 芋月の宵』(柳子)