Hirakata turezure 四季のなにわ

あるとき、ときどき、いろんな思いをふっと向ける事柄があります。

昭和53年 PL VS  高知商業 奇跡の逆転と言われたが高知商業も欲しかった

2015年07月27日 | 日記
昭和53年 PL VS  高知商業 奇跡の逆転と言われたが高知商業も欲しかった


我、郷土、広島県の名門、広商を昭和48年に優勝に導いた迫田 穆成(さこた よしあき)氏は現、如水館監督であり、迫田守明の兄に当たる。
今夏、その迫田 穆成の弟の迫田守明氏が率いる広島新庄高校が快進撃を続け広島県大会を制覇、甲子園初出場となった。どうやって二人もそろって名監督なのかネットで二人の逸話を追えばネタの宝庫である。

 さて、私どもの連盟組織を構成される会社のトップの方の中に甲子園経験者、神宮経験者が数人いらっしゃりアマチュア野球の大好きだった私はいずれの方も学生時代のユニホーム姿、活躍シーンをよく覚えている(いた)のである。

理由は簡単、それぞれの方が名門の高校のレギュラーであり、名選手だったからである。
仕事でお会いする機会があれば、いつもその当時のプレーに触れるように心掛けている。皆さん一様にびっくりされるが、ピンチやチャンス、逸機はご当人自身のことだったこともあり、そのプレー、その一球のシュチエーションはより具体的で詳細である。


動画は昭和53年全国夏の高校野球選手権の決勝、PLvs高知商業のハイライトである。
高校野球100年に当たる今年、郷土の出場校の名勝負をNHKが特集でやっていたものでそれを直撮影し、編集したものである。 サヨナラヒットを放ったPLのバッター、息弾ませて整列する右端の方が現在、関東圏でご活躍をされているY川氏である。
これだからアマチュア野球は見逃せないのである。

偶然というか我組織の本部の女性O課長さんの親御さんも社会人野球で活躍されていたことが今回のセミナーで判明した。O課長さんと仕事ではまずその話題から入ることになるであろう。
今年のテレビ観戦が待ち遠しい今日、この頃ではある。


天神祭

2015年07月19日 | 日記
天神祭


 長時間、大雨の中に関西地方を閉じ込めた台風11号が日本海に出て熱低になり梅雨前線も吹き飛ばし、あっという間に各地に梅雨明け宣言をもたらした。台風11号の所業をかけばこのとおりとなる。甚大な被害をもたらしたが、ともかく暑さはこれから本番となるのである。

 三大祭の二つが関西ではこの時期二つ続き、これが来ないと夏本番とならないのが関西の慣わしでもある。一つは京都「祇園まつり」。7月24日に後祭となりフィナーレになる。

 もう一つ、これを引き継ぐのが7月24日、25日の大阪の「天神まつり」である。

 ご存じ京都祇園ばやしは「コンコンチキチン・コンチキチン」であり、天神祭りは「チキジン・チキジン・ちきじんじん」である。お囃子のリズムを書いただけでもまるで違う。が、どちらも歴史、伝統を守り続け、夏の風物詩ともなっている祭なのである。

 京都石清水八幡宮で7才で元服、源氏の棟梁と言われた八幡太郎義家の人形が今年の船渡御のお迎え人形となっていると人形の前の添え書きにあった。動画のこの人形、大川沿いにあるホテルのロビーに展示されていたものを撮影させて頂いた。


 源頼朝はこの八幡太郎義家の孫のまたその孫に当たるとネットにあった。苦労人であったようであるが武士を形成した人ともある。文楽人形に似たこの義家像、どこか凛々しく、派手ないでたちである。いかにも関西風であり天神祭りにふさわしいのかも知れない。

「飾り武士 波かき分ける 祭かな」(柳子)

「雑踏も、囃子も消えし 君の手や」(柳子)


大阪企業家ミュージアム Ⅱ

2015年07月11日 | 日記
大阪企業家ミュージアム

Did you know that next person ?
私が作った大阪偉人検定

問 次のトピックに該当する企業人は誰?下の偉人群から選びなさい。

①妻のアドバイスを得て長時間、安全に作用する渦巻型蚊取り線香を発明した方。(ノーベル賞ものです。)

・鳥井駒吉    ・竹中藤右衛門   ・上山英一郎   ・森下博



②いち早く経営理念を確立、我が国初の事業部制を確立、もの作り、人作りを通して生活文化の向上に大きく貢献された方。

・鳥井信治郎   ・吉本せい    ・林正之助    ・松下幸之助


③スポーツを生活文化として確立、その大衆化に力を注いだ方(ちなみに私のゴルフクラブは〇〇〇製である。)

・黒田善太郎    ・伊藤喜十郎    ・西村俊一    ・水野利八


勿論、すぐお判りになったと思う。また、設問の答えは各問、お一方ではあるがその他の方も大阪企業家ミュージアムに伝道入りされている方ばかりである。興味ある方は是非、ネットなりで確認して頂きたい。(否、直接、このミュージアムに足を運んで欲しい。)

動画はこのミュージアムの地上階のビルの側面を撮影したものである。
ボートに繋がるデザインがボートの波跡としたらこの船は更に前進していることになる。
大阪の地場産が低迷している現状ではあるが、この壁面のモニュメントのように前進してほしいものである。(続く)

大阪企業家ミュージアム

2015年07月07日 | 日記
大阪企業家ミュージアム



多くの方から投稿の催促を受けていた。「多忙につき」ということで弁解や言い訳を続けていたが本当に多忙であったので仕方がない。

ともかく、昨年10月に異動された前大阪府警本部 交通部 交通総務課のN係長と東警察署で偶然、再会し係長が在籍時の御礼を述べて帰所する際、当警察署の真ん前のビルの正面にカヌーになったストラクチャー(彫像)が張り付いているのに気がつき、受付の担当者に伺えば「大阪産業創造館、地下一階に大阪で活躍した明治以降の企業、企業家の博物館、一度行かれたらよろしい」との進言を頂戴した。
次に約束していた時間まで約40分のクリアランスもあって早速、道路を横断、地下一階にすべりこんだ。


ずばり、必見ものの博物館であった。大阪で企業した会社、偉人、企業家がなんと多いことか。改めて商都大阪の神髄を実感できる博物館だったのである。
ちょうど昼時前の時間帯であったこともあり、入場者は一人、もちろん私だけであった。そんなこともあり、ボランティアのご婦人の親切、丁寧な説明を受ける恩恵を被った。

大阪商工会議所の系列博物館だったのである。

撮影は禁止されていたのであるが、宣伝するということを言い訳に特に気に入ったブースだけ撮影させて頂いた。お許しを願いたい。
動画の出だしはサントリー、次はグリコ、その後、ハウス食品、創設期のアサヒビールと続き、最後は赤玉ポートワインのかの有名なポスターである。

入場してすぐのプロローグシアターの映画は大阪の企業家の足跡をたどっているがうまくまとめられており、再生をお願いして携帯で録音させて頂いた。
ナレーションのほんの一部ではあるが、再生したものを次にご紹介したい。皆さんも納得されるはずである。


【ナレーション】
『・・・大阪を縦横に走る河川や堀川には江戸末期184の橋が架かっていた。しかし、幕府が架けたものはそのうち、わずか12しかなく、淀屋が架けた「淀屋橋」、岡田心斎が架けた「心斎橋」などそのほとんどが商人達によって架けられたものだった。

 また、大阪の町人達は独自の高等教育機関「懐得堂」を作り、さらに文楽、歌舞伎などいきいきとした町人文化を育んだ。・・・ このように大阪は企業家精神をもった人々が十分に力を発揮し活躍できる「場』であったからこそ多くの人々が集まりその「場」が惹きつける多くの人々がまた新たな大阪を作り出していったのである。大阪の企業家精神とはそうした「場」と「人」がおりなす、まさに二重らせんのDNAかも知れない。・・・」

ちなみに、この博物館の入場料は300円である。(つづく)