Hirakata turezure 四季のなにわ

あるとき、ときどき、いろんな思いをふっと向ける事柄があります。

Where do you go in your time machine? (タイムマシーンでどこに行きますか?)

2012年06月16日 | 日記
MOL02D.3GP(修理中です)



成人式まで十年、生まれてから十年、二分の一成人式が小学四年生になって行われていることを職場の女性職員から伺った。参観日に生徒さんが作文を読まれ、おしなべて父母への感謝を伝えるものが多かったそうで、感激したとも言っておられた。
自身、振り返れば確かに「10歳」はおかれている環境や、ものの善悪や、その行動がそれなりに意識、形成された節目であった年頃であったような気がしないでもない。

保管しているその学年の通知簿がある。色あせて茶色に変色してはいるが当時の担任の先生のコメントはなかなか鋭いものがある。内容は全く色あせていない。今でもかけてもらいたくなるような励ましの内容で、冷や汗さえ出てくる。

さてと、


はいけい 鈴木一平様
東京スカイツリーは開業しましたか?。このまえは東京モノレールの「浜松町」駅から東京たわーに連れていってもらいました。大へんありがとうございました。
ぞうじょう寺、大門のまんなかにつきだしていた東京タワーは はじめて見たのことになるのですが、素晴らしいデザインで、赤白の塗装は54年経っても全く色あせていなかったで、びっくりしました。ぼくらの誇りです。こちらの時空では来月、えっと、昭和32年6月29日に東京タワーの地鎮祭が行われます。
そちらの時空で案内して頂いた時、この東京タワーの最突端部が包帯のような、網のような黒っぽいものでまかれていました。
前の年の東日本大震災の時に先っぽが曲がり、そのしゅうりとたい震工事のためのあしばといわれましたね。
先っぽは曲がったけど、タワーはびくともせず、がっちりと対応したんですね。

国語辞典で調べたら、設計した人は、昨年(昭和31年10月)に大阪の第二代目の通天閣や戦前の大丸百貨店 心斎橋店などを設計した耐震構造の父、内藤多仲(ないとう たちゅう)氏という技ですから当たり前ですか・・・
そちらの時空にいった時に大変うわさにあがっていた東京スカイツリーのある浅草には立ち寄れませんでしたが、今度また、マシンに乗れる切符が手に入ったら貴方(私)をもう一度たずねます。その時はその634メートル、東京タワーの二倍、通天閣の6倍のツリーに絶対昇ります。それでは美津子様、古行淳之介様にもよろしく

すすきいっぺい(10才) より
昭和32年6月吉日