Hirakata turezure 四季のなにわ

あるとき、ときどき、いろんな思いをふっと向ける事柄があります。

思い出の雑誌 小学館 「小学三年生」

2012年07月26日 | 日記
思い出の雑誌 小学館 「小学三年生」


懐かしい、小学館の「小学三年生」が今、机の上にある。

表紙も中味もかなり傷みは激しいが、発売当時の匂いそのままを閉じ込めている(ように感じる)。
なにげなく、子供も日の特集となっているグラビア(もちろん白黒、動画にちらりと出ている。)が目に止まり、同時に出演者の名前が「安田章子」となっていることに気がついた。

すでにご承知のとおり、昨年、ピンク・マルティーニとのコラボレーション『1969』が海外で高く評価されて再び脚光を浴びている由紀さおりさんの幼少の頃の名前、本名である。写っているおかっぱの彼女はまさしく由紀さおりさんの幼少の頃の写真、雑誌のタイトルから判断しても、三年生ぐらいではなかったのか。
「栴檀は双葉より芳し」のことわざどおり幼少のころより活躍されていたのである。(つづく).


 裏面のところに販売価格が記載されている。勿論ですが消費税なんて書いてありません。定価「一一〇円」となっています。時価ですと約1,000円ってところでしょうか。いやネットで調べた当時の平均給与額からしても、もっと高いかも知れません。ちなみに背表紙に広告が二つあり、一つは明治キャラメル(1箱20円)。もう一つは とんぼ鉛筆の(1本5円)となっています。(づづく)


充実していた編集に今頃気がつくようでは編集者にしかられそう。なんと充実した内容の読み物が多いことか。書き手も平井芳夫(アルプスの少女)白木茂(ひょうのいけどり)奈街三郎(新しいおかあさん)小山勝清(とんちの彦一)等々のラインアップ。今、読み返して全く記憶にないということは付録に夢中になっていたのか。さてもさても

各頁の一番下、頁の横に いろんな問題がある。新三年生には少し無理なような気がしないでもないが列挙してみたい。

はちは1びょうかんに何かいくらい はねを動かすか知っていますか。
さかなのこいには、はがあるでしょうか。
あさがおのたねはいつごろまくとよいでしょうか。
つきやすい さし木の名まえをいくつぐらい知っていますか。
五月の おせっくに 作る、ちまきの葉は、何の葉ですか。
もんしろちょうの足は何本ありますか。
へびは うしろ向きに はうことが できるでしょうか。

まだ他にたくさんあるがこれぐらいにしておきたい。
ともかく捨てるところがない雑誌だったのである。

もったいぶって本が開くように動画を作ったがその気持ちをわかっていただけるのではないか。(笑)



CIMG0864.MOV(天神祭りH2407)

2012年07月24日 | 日記
CIMG0864.MOV(天神祭りH2407)


「船渡御の 揃えし櫂(かい)の勢いに 篝火(かがりび)にじむ水面かな」(柳子)

今年も祇園祭で梅雨が明け、天神祭りが猛暑を運んでくれました。ほどなくなにわは夏本番ということになります。

こんな中、よくまぁ 重くてつらいニュースが相も変わらず次から次に飛び込んできます。

ここは、なにわの天神さんのお囃子で全部吹き飛ばしてもらいましょう。

動画の最前部で踊られているのは船渡御の船の上でも見られますが流儀はないそうです。聴くところによれば龍になりきって踊っておられるとのことです。そう云われると龍のような気がしてくるから不思議です。

「千年の 囃子響きて 津の祭り」(柳子)