闇夜の烏の変な世界

とりあえず、何にでも興味持ちますw
日々、気になった事を日記感覚でアップしてみようかと。

表彰台の脇への道(16)

2008-10-20 21:03:16 | マウンテンバイク


五月も半ば。レースまで半月を残すというのにマシンのセッティングは決まらず、タイヤも2日とエアが保持できず、週末に天候が崩れる事も多く全く乗れない日が続いた。「今年で引退する覚悟でできることは全部やりたい」、そう願って挑むミヤタATBカップの本番は6月7日。機材で散財し、あとは人間だけ。週末だけでも乗ろうとするもいろいろあって全く乗れない。気持ちは焦る。最も乗り込めていた3年前よりも体重で約4kgも増えている。連日、作業が朝8時~22時過ぎまで続き、夜食が無いと乗り切れずダメと判っていても食べてしまう。食べないと倒れる忙しさだったんです…。たまに休日出勤もあり、休みになっても疲労で起きたら夜なんて当たり前の生活。健康診断で初めて「肝脂肪です」とレントゲンを見せられた時のショックったらありませんでした。2年前までは月に数回は乗り、全身の筋肉は絞まり、持久力も簡易測定では20代半ばと出、病気らしい病気は胆石以外何も無かったのに…。自転車乗り出して健康と若返りが起こり、乗れなくなったら歳相応の体質に…。ストレスが溜まります。五月の後半、某アウトレットモールのモンベルに友人と一緒に買出しに行った。家から15kmほどでご近所だが途中の道路が自動車専用になったり裏路地をクネクネアップダウンしないと着かないなかなかの難所。今回も迷子になってのご到着。ここには元メッセンジャーという凄腕のメカニックがいます。昨年もお世話になりました。KCNCのクランクの調整問題、リアブレーキのクリアランス問題、変速機の微調整をお願いしました。30分弱待つと呼ばれ、各部の絶妙な調整でチェーンが鳴く事も鳴くピタリとXTRのリレーラーがカセットの歯に誘導し、ブレーキもイッパイイッパイだけどちゃんと回るようになっており、改めてその腕の良さに驚きです!このアウトレットモールに行く途中には川沿いの道(ダート)をいつも行くのですが、ちょっと外れると土の急坂がまだ残っています。何度も止まってはサドル高や角度、ハンドル高やレバー角度等を微調整してなんとかセッティングも決まりました。ズバリ、晴れを想定した調整です(雨だったら全く生かせない)。因みにここ4年はずっと「雨」。最後に足りないものが何処に行っても見つかりません。全指グローブです。私は左手の怪我のせいもありますが、ちょっと特殊な手をしているらしく、市販のグローブで手に合うのは毎年アディダスのものだけなんです(手を入れる時に他は狭くて入らないため)。大体グローブは1年で指部に穴が空くので毎年新調しています。仕方なくバイクを組んでもらったショップに電話で注文。来るのは一週間後、ギリギリです。クロスカントリーだと変速機は前3枚、後ろ9枚がポピュラーです。計27通りの組み合わせがありますが、実際にはチェーンに無理の掛かるタブーな組み合わせもあるため実質22通り位でしょうか。刻々と変化するコースに脚力の無い当方は変速しっぱなしと言う位に親指が動きっぱなしになります(親指シフトですから)。それだけの回数、グローブは酷使される事になるのでどうしてももたないみたい。変速回数が少ない「ズボラペダリング(ちょっと汚い表現で失礼)」では限りある体力を多目に浪費し、結果的に成績に結びつかないようです。あるレースで一周で何回変速するか数えたら(一周7km)、およそ250回でした。この限界まで機材の能力を引き出して年齢というハンデをカバーするのが私の唯一の戦い方。レースまで一週間、なんと体調を崩し熱を出してしまいました。過労で体力が極限まで落ち、増えた体重に階段で息が上がる最悪な状況の上に風邪!泣きっ面にハチです。3日で熱は引いたものの風邪の後遺症が辛い。熱を出しても休めない仕事に意識が朦朧としています。そして出発の週末、金曜日。なんと午前2時からの作業がイレギュラーで入りました。目の前が真っ暗に。まだ身支度もバイクの積み込みも終わってないのに…。夜22時半、残業が続きます。東伊豆での申し込みは8時には始まります。と、仲間が「自転車乗りに行くんだろ、内緒で帰っていいよ」と私の作業まで背負い込んで下さいました!「この人の分まで諦められない」。終電の1本前で大急ぎで帰宅、午前2時近くから身支度開始、3時半にSX4で地元を出発。到着予定は毎年3時間~4時間後…。疲労と睡魔に途中何度も休息を入れて会場を目指します。今年は仲間が全員不参加で一人、不安がつのります。海が見える頃には辺りが明るくなり出しました。コンビニで朝食と昼食を買い込み胃袋に放り込みながら更に伊豆半島を南下。レースだと胃がビックリしてしまうのでスタートの2時間位前までに食事は済まさないと最悪辛い事に。回りにマウンテンバイクを積んだ車が次々と増えてきます。会場に入って車を止めたら朝の7時。大急ぎでバイクを降ろし組み立て、身支度を整え受付に。とうとう徹夜になってしまった。会場はどんよりと曇り。雨が降れば作戦も万事休す。それ以前に気分悪くなって倒れそうな自分。試走時間は残り約50分。この試走がウォーミングアップとなり、バイクセッティングの最終マッチングとなり、その年のコースの状況を頭に刻み込む大切な周回。思ったとおり息が上がって全然走れていない。昨晩降ったのか何箇所も路面が水っぽい泥の箇所があり、入ると山の低いタイヤはズルズルとコントロール不能になりました。荒れた場所の砂の量がとても多く、後輪のリボルト・スーパーXの仕事に期待するだけ。ヘロヘロになり戻るとブリーフィング。でも眠くて苦しくてダメダメな当方は木陰にバイクと横になり恒例の紅白餅撒きにも不参加。スピーカーから聞き慣れたマルチタレントの絹代さんと水野裕子さんの声が聞こえたが精神集中に徹した。スタートは泣いても笑ってもあと10分後!

内側もしっかり黒いカスが

2008-10-20 02:44:30 | RC SX4WRC


こちらはシャーシ後方からの画像です。デジカメの電池がレッドゾーンなのでフラッシュが炊けず手ブレなのはご容赦を。アンプの強制空冷ファン(の回転部)以外は見事に粉塗れ状態です(^ ^;。凄い量に驚きです。モーターに無理やり付けたフィンも粉塗れで機能していたのかどうか。因みにこのモーターフィン、センターシャフトのジョイントが邪魔してこれ以上後ろを覆えないのですが、タミヤ純正のフィンを付けてる方のを見せてもらったら裏側の当たる部分が最初からカットされてるんですね。う~ん、純正はしっかりできてるなぁ。因みにこの画像のダンパーを上側で支えている部品がTT-01とTT-01Eの大きな相違点なのだそうです。この画像はコーナーが安定して曲がるようにと取り付け穴を外側にしてダンパーを立ててもらった(沈み難くなる)後の状態です。テールのスライドも安定してこれだけで素人にも判る効果が出ました。ダンパーは標準添付物だからこれもアップグレードすると更に良くなると思うとの事でした。TT-01の場合はこの取り付け穴が1つしかなく、調整箇所がEタイプより少ないのだそうで。タミヤさんもNewモデルには少しずつ改良してるのかな?でも皆さんアフターパーツで必要無い位にチューンしてあってあまりデメリットになってない様子(^ ^。因みにフロントのダンパーは初期のまま寝かせたセッティングです。次に走らす時があれば途中で変えてみるつもりですが、なんとなく今の腕ではタイトコーナーに突入する際にフロントアウトがグッと沈み込んでからアクセルオンでテールが流れてるようなので固め過ぎると急激にスピンしそうで…。このダンパー、組んでる時はスプリングが短く隙間が約1mmちょっと開いたので不安だったのですが、車体に装着して車重が掛かるとちゃんと踏ん張ります。RC初心者には「おおっ、予めサグを取ってるのか」と新鮮な驚きだったりします(^ ^;。サーキットを走るにはアフターパーツのスペーサーを入れたり、硬めのスプリングに交換したほうが走り易いと聞きました。そのうち試してみようかな?奥が深くてドップリ嵌りそうです。
コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

やみがらす [2008年10月20日 2:52]
自己RESです。画像見てて気が付いた。左周りのコースだからと途中でタイヤをローテーションして貰ったのですが、パターンが前後「逆」になっちゃってますね(^ ^;。これだと後進仕様!?しかし減ってるなぁ、タイヤ。ボディマウントのポールのピンを見るとSX4WRCのボディが如何に背高か判ります。留めピンはこの位置でないとボディが下がってしまうので余裕ゼロ~。

塵(チリ)も積もれば何とやら

2008-10-20 02:17:11 | RC SX4WRC


余程疲れていたのか夕食後に床で爆睡してました!!二度寝になるぅ(朝辛いんだよね…)。失礼。洗浄前のボディの裏側はこのように万遍なく黒い粉末にまみれておりましたぁ。因みにこの塵を落とすのは外で落としたほうが良さそうです。我が家だけかもしれませんが、シャワーのついでに「一緒に洗っちゃえぇっ」てやったら足場がヌルヌル(見た目は綺麗)になって危険エリア作ってしまいました。オイルとか混じってるのかな?因みにその時に左後輪前の塗装が2cm四方ほど、リアバンパー付近も何箇所か塗装がポロっと落ちました…。裏から見ると浮いてる箇所もリア中心に凄いです。で、気付いたのはこの画像の中央左端、タイヤハウスのバンパー寄りに一本の線が見えますでしょうか?「割れてます」(- -;;。推測するに、今回のコースは半時計周り。ピット前を全速で通過すると左にターンし(ドリフトの人はそのまま直進)、Tの字の外側をなぞるようにグリップの当方はコース取りをしていたのですが、その頂点は先のコース画像の奥(裏ストレート)から急減速して中ストレート(?)を通過して右180度ターンする箇所と隣り合わせです。上手く説明できませんが、部分的にコーナーの外側が隣り合わせになり、進行方向はお互い真正面からすれ違うかなりスリリングな場所で激突した時にクラックが入ったのではないか、と。当方はグリップで急ターンさせるのに急加減速を繰り返すし、数台のドリフト車が絡んで飛び出してくる事もしばしばですから。ハゲは予想してたけどクラックは想定外だったなぁ。後部の塗装の痛みも見た目以上に激しいし、一気に剥がれる部分を無理やり剥がしてお手軽塗装し、このままでボディ仕上げちゃおうかなぁ。走行用ボディとして割り切って使うのも一考ですよね。因みにボディ外側の四隅は他車や障害物との衝突でガリガリに削れて洗剤では中の汚れが取れません。軽くヤスリがけが必要のようです。意外な部分が削られてたりして、他車の車高とのマッチングが見えてきました。次に走行に行く時は下地を馴らしてカッティングシートでカバーしてみようかと思案中。何れにせよここまでボロボロ状態なので予備のボディでしっかりとした仕上げをせねばならないのは確定事項になったようで。でもそろそろ塗料散布の下限気温を下回る季節。湿度が下がるのは好都合ですが塗装できる気温もあとひと月一寸…。それを逃せば来年の春を待たねばです。