昨日、近所で新築祝いの上棟式がありました。棟上の日は、近所の人を招いてお祝いをやるのが、昔からの慣例です。
その際、「もちまき」があります。新築の二階や屋根の上からビニール袋に包んだもちがたくさん投げられます。下で待ち受けた人たちは先を争ってそれを拾います。中にはなかなか拾うことができない子どももいますが、大人が拾ってあげたり、自分が拾ったものをあげたりで、この短い時間に、競争と思いやりの精神が発揮されるのです。
上級生が下級生に自分のもちを分けてあげることもあります。家に帰って、兄弟でもちの個数を自慢しあったりもしたものです。近頃はお菓子や、穴の開いた硬貨(5円玉や50円玉)がまかれて、得した気分になります。
伝統行事にふれたひと時でした。
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