後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

このブログの読者へ、年末にあたり深く感謝します(2)大地震と大津波の記事ではお世話になりました

2011年12月30日 | 日記・エッセイ・コラム

今年の3月の大震災と原発事故の被害者の方々が一日も早くもとの生活が取り戻せるようにお祈り申し上げます。犠牲者の方々のご冥福を心からお祈りしています。

そして、皆様にはこのブログをお読み頂きまして本当に有難う御座いました。

年末にあたり心から感謝申し上げました。

今年を振り返ってみるとこの一年は、このブログにとっても激動の一年でした。いろいろ間違ったことや考えの浅いことも書きましたが、読者の温かいコメントと支持に勇気づけられて無事今年も終りに近づきました。

今回の大地震と大津波は私の故郷の仙台市も大きな被害を受けました。

仙台には弟が二人住んで、その家族たちが石巻市や多賀城市で働いています。幸い無事でしたが、仙台の被害はマスコミで見るよりも深刻でした。

24歳で仙台を離れるまでよく遊びに行った松島や石巻や七ヶ浜、野蒜海岸、宮戸島などなどの思い出深い町々が津波ですっかりガレキの原になってしまったのです。

心の中の故郷が完全に壊滅してしまったのです。

衝撃を受けました。そして沢山の記事を書いたのです。毎日書きました。

下にこのブログに3月、4月そして12月に掲載した大震災関連の記事を示します。

私自身は直接の被害がありませんでしたが、気持ちが動転しました。落ち込みました。以下の記事の題目を順に見て行くと私自身の気持ちの変化が分かります。

動転。悲嘆。落ち込み。少し落ち着く。ボランティアの活躍で元気になる。数々の美談を読んで更に勇気づく。戦後の復興を思いい出す。復興への情熱を感じる。

そして12月に至って、この運命を静かに受け入れる。このように私の気持ちが少しずつ元気になって来た様子が分かりました。

文章とは書き手の気持ちを写す鏡のようなものだと思います。

そのような心の動揺や変化に対して多くの心暖まるコメントを頂きました。勇気づけられるコメントを沢山頂きました。そのようなコメントでどんなに元気がでたことでしょう。感謝の気持ちでいっぱいです。

年末にあたり深く感謝しています。有難う御座いました。

年末にあたり来年は自然災害の起きない年になるように心からお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)

下に津波で一切流された土地に例年のように静かに桜が咲いた写真と記事を再掲載いたします。4月中旬、東北にも遅い春がやって来た様子です。まだ寒そうな陽射しです。

===3月11日から31日までに掲載した大震災関連の記事====

現在、テレビでは大津波が船や車や家を陸上の街や農地へ押し寄せている映像を流しています

何故、今日の大地震と大津波が起きたのでしょうか?

今回の巨大地震・大津波が何故予測出来なかった!!!

大津波・巨大地震の被災地の方々へ・・・そして2人の弟とその家族へ

少年の頃の思い出の浜辺が皆大津波で被害を受けた・・・野蒜海岸、宮戸島、松島、荒浜、石巻

電気・ガス・水道の無い生活を静かに受け入れる日本人の偉さ!

今夜の停電のために簡単なランプを作る・・・ローソクも電池も買えなかった方々へ

私は仙台平野には津波が来ないと教わっていた!

今回の地震・大津波は第二次大戦敗戦につぐ第二の国難

地震・大津波の後で見た3つの美談

大津波にまつわる美談、ー続きー

世界中の人々から届いた心強いメッセージ

原子力空母ロナルド・レーガンや普天間の海兵隊が救援活動開始

心に太陽を持て、唇に歌を・・・

危機に、落ち着いて対応している日本人の品格を褒めている外国の人々

佛教、神道、キリスト教合同で、地震・大津波犠牲者への追悼式がニューヨークで開催されました

こんな風景写真を見て自分の心を落つかせています

明るいニュース・・・ばあちゃんと孫 2人で9日間頑張った!

放射能に過剰反応せず大津波災害救援と復興を急ぐべし!

さあ、復興に立ち上がろう!・・・胸打つラーメン屋さんのボランティア活動

国破れて山河あり・・・少し元気の出る写真をお送り致します

地震・大津波・原発災害は第二次大戦の敗戦とは違う・・・東京以西は無傷

岩国、広島で見た義捐金を入れる人々・・・美しい心の絆

大津波の動画集・・・ああ、神様はあまりにもむごすぎる!!!

こんな時にヨットをしている人は非国民!!?

大地震・大津波・・・でも何事も無かったように静かな湖畔の風景

以上が3月11日から31日までに掲載した大地震と大津波に関連する記事です。

=====以下は4月の掲載記事です。==========

あなたは米軍の献身的な救援活動に胸が熱くなりませんか?

大津波で亡くなり、中国で英雄になった日本人・・・日本、加油!

米軍・自衛隊・海上保安庁の大規模捜索で見つかった66人のご冥福を祈って来ました

気仙沼市、大島へ強行上陸したアメリカ海兵隊の活躍

大津波、しかし碧い空に輝く人々・・・被災地を支援する外国の、日本の人々

水戸市内住宅地の大地震による惨状の写真

地震と大津波は絶対に予測できない・・・地質学の限界を正しく理解しよう!

終戦後の事をしきりに思い出す今日、この頃

原発事故の責任追求よりも大津波被災者救援を急げ!

桜花を見て元気になろう!・・・桜は日本人の心

仙台の河北新報社が大地震・大津波の写真集を出しました

春の花々を見て元気になろう!・・・東北、頑張れ!

大災害で、あなたの心は動揺していませんか?・・・しかし明るく生きましょう!

日本には無傷の財産がたくさん残った!・・・東北地方は必ず復活する!

大津波の被災地にも桜が満開になる!

大地震・大津波、原発事故以来毎日流れる涙の原因はいろいろ

今回の地震・大津波は絶対に天罰ではないと考え・・・死者の鎮魂を強く祈れ!

そして5月の記事へと続くのです。

12月23日の記事は以下のようなものです。

大震災と原発事故の心の受け止め方・・・年末にあたって冷静に考える

=============================

大津波の被災地にも桜が満開になる!

桜は大和民族の心です。皆が大津波の被災地に桜が咲くことを祈っています。そして被災地の人々の心の中にポッと小さな灯が燃え始めるように祈っています。

そう祈りながら、「被災地の桜」という言葉で検索して見ました。沢山写真が有りました。日本中の人々が被災地にも桜が咲くようにと祈っていたのです。

沢山ありましたが「時事ドットコム」(http://www.jiji.com/jc/d4?p=chr100&d=d4_quake )から三陸地方の写真と、被災地ではなかったが観光客の激減した福島市の花見山の桜の写真をお借りしてました。

 「春 望」
  国破山河在  国破れて山河在り
  城春草木深  城春にして草木深し
  感時花濺涙  時に感じては花にも涙を濺ぎ
  恨別鳥驚心  別れを恨んでは鳥にも心を驚かす

今日は被災地の多くの人々が桜の花で少しでも勇気づけられますようにお祈り申し上げます。藤山杜人

Chr100jlp107496671

Chr100jlp107436421

Chr100jlp107440721

Chr100jlp107451911


1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (noga)
2011-12-30 15:21:48
子供の時から思い込みが強いほうで、損ばかりしている。
子供のころは、「日本は必ず勝つ」という軍国主義の神話を教えられ、それを固く信じていた。
この軍国主義は、原爆であえなく崩れ去った。
戦後は、「平和利用の原発は絶対に安全である」という原発主義の神話を教えられ、それを信じていた。
この原発主義の神話は、今回の東日本大震災であえなく崩れ去った。

何せ、我々は、丸暗記と受け売りの学校教育しか受けていないので、もちろん問題を解決する能力は持っていない。
だが、事態を台無しにする力だけは持っている。だから、世の中は難しい。
この無軌道が我が国を迷走させる原因となっていて、自分自身にとって危険なものになっている。

日本人に危機管理はできない。
自分に都合の良いことは思惑通り、悪いことは想定外とする。
縁起でもないことを口に出してはいけない。言霊の効果が恐ろしい。
だから、最悪のシナリオなどというものが他人に知らせられるはずがない。
あとは、他力本願・神頼み。
はらいたまい、清めたまえ。

我が国が核攻撃を受けたらどのような事態が発生するか。
我が国の原発が大事故を起こしたらどうなるか。
疾走する弾丸列車が貨物列車に激突したらどのようになるか。

悪夢は見たくない。いつまでも能天気でいたい。
天下泰平の気分を壊したくない。

自分に都合の良いことだけを考えていたい。
それ以外の内容は、想定外になる。

ただ「間違ってはいけない」とだけ注意を与える。
「人は、誤りを避けられない」とは教えない。
「お互いに注意を喚起し合って、正しい道を歩まなくてはならない」とは、考えていない。

もしも自分にとって都合の悪いことが起こったら、びっくりする以外にない。
そして、「私は、相手を信じていた」と言い訳するしかない。だから、罪がないことになる。

危機管理は大の苦手。
だが、ナウな感じのする犯人捜し・捕り物帳なら大好きである。毎日テレビで見ている。

日本語には時制がないので、未来時制もない。
未来の内容を鮮明に正確に脳裏に描きだすことは難しい。
一億一心のようではあるが、内容がないので建設的なことは起こらない。
お互いに、相手の手を抑えあった形である。すべては安全のためか。不信のためか。

問題を解決する能力はないが、事態を台無しにする力を持っている。
親分の腹芸か、政党の内紛のようなもの。
今回の事件はわが国の国民性を色濃くにじませている。

http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/terasima/diary/200812

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。