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後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「高山植物の花の写真の追加です」

2024年11月20日 | 写真

 日本の高山地帯は自然が厳しいですが、短い夏に咲く高山植物の花は美しくけなげです。美しい日本列島の高山帯に咲く花や、植物の「高山植物の花図鑑」を是非ご覧ください。

写真の出典は、高山植物の花図鑑、http://kamakura.travel.coocan.jp/mountain.html です。
1番目の写真はキキョウ科ホタルブクロ属のイワギキョウです。
2番目の写真はツツジ科スノキ属のコケモモです。
3番目の写真はキキョウ科ホタルブクロ属のヤマホタルブクロです。
4番目の写真はキク科アキノキリンソウ属のミヤマアキノキリンソウです。

「山に咲く恐怖のイワガラミの花」

2024年11月20日 | 写真

山に咲く恐怖のイワガラミの花をご紹介します。
ガクアジサイに似ていますが違う植物です。大木に絡みつくと数年でその木は枯れてしまいます。そして強風の日に突然ドサッと大木が倒れて家を潰してしまう恐ろしい蔦です。
甲斐駒山麓の私の小屋の近所でも別荘が押しつぶされて大変なことになったことがありました。
それ以来家内が怖がって小屋の近くでイワガラミが松の大木に絡みつく度に取り払っています。
ある時、森の松の大木に白い花を咲かせていたのを家内が見つけて写真を撮りました。
そして田中一村の奄美の杜の絵のようだと自慢します。
それほどの写真ではありませんが珍しい花なのでお送りします。





イワガラミ(岩絡み)について、「 https://ja.wikipedia.org/wiki/イワガラミ」から抜粋しておきます。
岩絡みの学名は、Schizophragma hydrangeoides で、アジサイ科イワガラミ属の落葉つる性木本です。
北海道、本州、四国、九州と朝鮮半島に分布し、山地の岩崖や林縁に自生しています。
名前のとおり、幹や枝から気根を出して高木や岩崖に付着し、絡みながら這い登り、高さ10~15mくらいになります。
葉には葉柄があり、枝に対生し、形は広卵形で10cmほどで、葉の先端は尖り縁の鋸歯がまばらについています。花期は6月~7月で、小さなややクリーム色の両性花が集まる花序のまわりに、白色の装飾花が縁どります。装飾花は花弁状の萼片が1枚しかありません。


「野に咲くスミレを品種改良してパンジーにした」

2024年11月20日 | 写真
 野に咲くスミレを品種改良してパンジーにしたのです。
なおスミレを品種改良したものにビオラもありますが割愛しました。

1番目の写真は野生のスミレです。

2番目の写真は品種改良したスミレです。

3番目の写真はスミレを品種改良したパンジーです。

4番目の写真はおろいろな色に改良したパンジーです。



「シクラメンの花とある園芸花店の思い出」

2024年11月20日 | 日記・エッセイ・コラム
よく小金井公園へ電動車椅子に乗って散歩に行きます。帰りに公園のそばにあったある園芸花店の跡地の前を通ります。通る度にシクラメンの花を思い出します。そしてその園芸花店のことをいろいろ思います。その園芸花店は「よこき花園」といいました。
今日は花や植木をよく買った馴染み深い「よこき花園」の思い出を書いてみたいと思います。
その店は18年程前に突然倒産して消えてしまったのです。常日頃なじんで、生活の一部になっていた園芸店です。ショックを受けました。
その大きな園芸花店では数棟の広い温室に熱帯の花々をあふれるように育てていました。
花の売り場も広くて2棟の店内には鉢植えの花が沢山売られています。店の前には梅、桜、藤、椿などの花咲く苗木、実を付けた蜜柑、柚子、柿、栗、葡萄等果実の苗木を売っていたのです。
毎年、11月末になると見事なシクラメンの鉢を幾つも買うのが家内の楽しみでした。
稽古事の先生や親類へのお歳暮にしていました。我が家用のは少し小さい鉢にしていました。家内は毎年時間をかけて花の色や形に迷うのも楽しい行事のようにしていました。
庭に植える八重桜やライラックの木、桂の木、椿も何種か買いました。
何時行っても四季折々の花々が豊かに飾ってあるので、植物園へでも行くような気分で家内と散歩のように通ったお店です。
およそ60年前その店に初めて行った時、雪の残る広い畑で背の高い物静かな青年が一人で花々の苗を育てていました。その青年から鮮やかに咲いていたパンジーの苗を買ったのが付き合いの始まりでした。
間もなく体格の良い陽気なお嫁さんが来て、温室を建て、その数が次第に増え、商売が繁盛します。
女の子が産まれ、やがて成人して他の店で園芸の勉強をしていると奥さんが嬉しそうに話していました。アルバイトの若い男女を大勢使うようになり華々しい雰囲気の園芸店になりました。
それが18年程前に突然倒産し消滅しました。
張り切って花を栽培し、あちこちから仕入れて来て、売っていた陽気な奥さんと、物静かな夫の姿が消えました。あれ以来二度と会っていません。
懐かしい店の跡はしばらく空地になっていましたが、洗車場が出来ました。流行のチェーン写真館、大きな回転寿司の店もやってきました。
私は一人で出かけ、寿司を食べながら「ああ、この辺には温室が有ったな!色々なランの花が有ったな」と花々のことを鮮明に思い出します。
あの折々の家内の明るく輝く顔も思い出します。
そして我家では毎年11月になるとシクラメンの花の鉢を買ったことを思い出しました。シクラメンの花はクリスマスや正月を越して5月まで咲いています。その後庭の日影に鉢を出しておくと翌年咲いたこともありました。
今日はそのシクラメンの昔撮った写真を3枚お送り致します。
1番目の写真は暮れのシクラメンの花です。背景の庭に薄く雪が積もっています。草木が枯れて冬の庭です。

2番目の写真は2月の頃のシクラメンの花です。背景の庭に梅が咲き出しています。
3番目の写真は春に撮ったシクラメンの花です。さすがに少し疲れが見えます。背景の庭はスイセンやヒトリシズカ、ホウチャクソウなどの春の花々が散ってしまって一段と緑が濃くなっています。

私は小金井公園に散歩に行くたびに近くにあった「よこき花園」のことを思い出します。そして売っていた花々のことを鮮明に思い出します。あの頃の若かった家内の明るく輝く顔も思い出します。

今日は小金井公園への散歩の帰路に思い出す「よこき花園」のことを書きました。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)