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後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「戦後の洋画全盛の頃を懐かしむ」、続き

2024年11月01日 | 日記・エッセイ・コラム
今日は戦後の懐かしい洋画の続編をお送り致します。私自身も見て感動した映画を8つ選びましたがもっと多くの洋画を感動して見たことを覚えています。
ポスターの写真や「あらすじ」は以下の資料などから引用しました。
「1950年代 映画(洋画)ランキング」、https://nendai-ryuukou.com/1950/movie2.html と各洋画の Wikipediaなどなど。
きっと高齢者の方々はご覧になった懐かしい洋画だと思います。どうぞお楽しみ下さい。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)

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1,道
フェデリコ・フェリーニ監督作品で、第29回アカデミー賞「外国語映画賞」を受賞した。1954年製作、日本では57年に初公開。

イタリアの巨匠フェデリコ・フェリーニの代表作のひとつで、旅回りの芸人たちの悲哀を描き、第29回アカデミー賞で外国語映画賞を受賞した古典的名作。貧しい家庭に生まれ育った知的障害の女性ジェルソミーナは力自慢の大道芸人ザンパノに買われ、彼の助手として旅回りに出る。粗暴で女好きなザンパノに嫌気が差したジェルソミーナは彼のもとから逃げ出すが、捕まって連れ戻されてしまう。そんなある日、2人はサーカス団と合流することになり、ジェルソミーナは綱渡りの陽気な青年と親しくなる。青年の言葉に励まされ、ザンパノのもとで生きていくことを決意するジェルソミーナだったが……。「アラビアのロレンス」のアンソニー・クインがザンパノ、フェリーニ監督の公私にわたるパートナーであるジュリエッタ・マシーナがジェルソミーナを演じた。

2、自転車泥棒
自転車泥棒は、1948年公開のイタリア映画である。監督はヴィットリオ・デ・シーカ。モノクロ、スタンダード、93分。
第二次世界大戦後のイタリアで作られたネオレアリズモ映画の1本で、ロベルト・ロッセリーニの『無防備都市』、ルキノ・ヴィスコンティの『揺れる大地』と並ぶネオレアリズモ映画の代表作である。

第二次世界大戦後のイタリア、ローマ。
2年間職に就けなかったアントニオ・リッチは、職業安定所の紹介で役所のポスター貼りの仕事を得る。仕事に就くためには自転車が必要だと言われるが、生活の厳しいアントニオは自転車を質に入れていた。妻のマリアが家のベッドのシーツを質に入れ、その金で自転車を取り戻す。新しい職に浮かれるアントニオを見て、6歳になる息子のブルーノも心を躍らせる。
ブルーノを自転車に乗せ、意気揚々と出勤するアントニオ。しかし仕事の初日、ポスターを貼っている最中に自転車を盗まれてしまう。警察に届けるも「自分で探せ」と言われる始末。自転車がなければ職を失う。新しい自転車を買う金もない。アントニオは自力で自転車を探し始める。
あてもなく歩き、サッカーの試合を開催しているスタジアムの前で座り込む二人。目の前には観客が乗ってきた大量の自転車。背後には人気のない通りに一台の自転車が止まっている。アントニオは立ち上がり、何度も振り返って一台の自転車を気にする。やがて試合が終わり、退場する観客で通りが混雑し始める。思いつめたアントニオは息子に金を渡し、先に帰って待っていろと言う。そして背後の通りへ恐る恐る歩いていく。
・・・・・
人気のないことを確認し、自転車を盗むアントニオ。しかしすぐに気づかれ、追いかけられる。必死に逃げるアントニオを、路面電車に乗り遅れたブルーノも見つける。アントニオはあえなく捕まり、取り押さえられた。泣きながら父にしがみつこうとするブルーノ。 捕まえた男たちはアントニオを警察に突き出そうとしたが、自転車の持ち主はブルーノを見て、「もういい、見逃してやる」と言う。アントニオは男たちの罵倒を背中に受けながら解放された。
弱弱しく歩くアントニオ。次第に涙がこぼれ始める。父の涙を見たブルーノは、強くアントニオの手を握る。手をつないだまま、親子は街の雑踏の中を歩いていく。

3,ライムライト
喜劇王チャールズ・チャップリンが最後にアメリカで製作した後期の代表作。1914年のロンドンを舞台に、かつての花形喜劇役者・カルベロと、リューマチで脚が動かなくなり自殺を図った若きバレリーナ・テリーの心の交流が描かれる。

第一次大戦前、ロンドンでの物語である。カルヴェロはミュージック・ホールの道化師で、かつてはイギリス最大の芸風を謳われたが、中年をすぎた今はすっかり落ちぶれてしまった。
ある日、彼が酔ってアパートに帰ってみると、美しい女が自殺を企てて意識不明になって倒れていた。カルヴェロは大急ぎで医者を呼び彼女を手当てしたので幸い息を吹きかえした。彼はその女がすっかり回復するまで自室におくことにした。
女はテリーというバレエの踊り子で、自分の芸術に見限りをつけてしまったのだ。彼女はもう踊ることも歩くことも出来ないといい、生きる希望を全く失っていた…。

4,恐怖の報酬
「二百万人還る」のアンリ・ジョルジュ・クルーゾーが一九五一年から五二年にかけて監督した作品で、中米を舞台に四人の食いつめ者がニトログリセリンを運搬するスリルを描いたもの。フランス映画。歌手のイヴ・モンタンガトラック運転手を主演。

中央アメリカのラス・ピエドラスという町は世界各国の食いつめ者が集るところだ。コルシカ人マリオもその例外ではなかったが、彼には酒場の看板娘リンダという恋人がいた。
そんな町へ、パリで食いつめた札つき男ジョーが流れてきてマリオと親しくなった。ある日町から五〇〇キロ先の山の上の油井が火事になり、多くの犠牲者が出た。石油会社では緊急会議の結果、山上までニトログリセリンを運び上げ、それによって鎮火することにした…。

5,エデンの東
ジェームス・ディーンの初主演作。温厚な兄だけが父に可愛がられ、冷たくされる自分の出生に疑問を持った、大農場を経営するトラスクー一家の問題児キャルは、彼らを捨てて出奔した母の行方を突きとめ、予想に反する答えを聞く。そして、涙なしには観られない結末も素晴らしい。

1917年、カリフォルニア州の小都市サリナス。ここで農場を営むアダムには2人の息子がいた。
兄アーロンが真面目で心優しい性格から父に可愛がられる一方、気むずかしく反抗的な弟キャルは父に疎まれていた。アーロンの美しい婚約者エイブラはそんなキャルが気がかりだった。
ある日、キャルは父から死んだと聞かされていた母がまだ生きていることを知る。そしてそれが、どうやら近くで酒場を経営するケートらしいと知り、ふしだらな母の血を自分だけが引き継いだのだと一人悩むのだった…。

6,戦場にかける橋
出演:アレック・ギネス、ウィリアム・ホールデン、早川雪洲など
第二次大戦を背景に戦争の愚かさと人間の尊厳を描き出した不朽の名作。

タイとビルマの国境近くにある日本軍の捕虜収容所では、連合軍捕虜を使って、国境に流れるクワイ河に橋を架ける準備が進められていた。
だが、英軍大佐はジュネーヴ協定に反するとして、所長と対立。英軍大佐の気骨に共感した所長は、捕虜の恩赦を条件に再度協力を要請。捕虜たちに生きがいを与えようと考えていた大佐はこれを承諾し、こうして建設工事が始まった。
だが同時に、収容所から脱走した米海軍少佐の手引きによって、連合軍による架橋爆破作戦も開始されようとしていた……。

7,翼よ!あれが巴里の灯だ
出演:ジェームズ・スチュワート、マーレイ・ハミルトン、バートレット・ロビンソン その他多数
世界最初の大西洋横断無着陸飛行の成功者チャールズ・A・リンドバーグの同名の自伝回想録の映画化。

1926年、ニューヨーク~パリ無着陸飛行の最初の成功者に与える25000ドルのオーテエイグ賞の設定が発表される。若きリンドバーグはそれを目指し、セントルイス飛行クラブ会長ナイト氏とともに、町の実業家を訪ねて資金の寄付をあおぐ。
銀行の頭取など町の有力者たちは経済上の支援者となり、飛行機の名は郷土の名をとって「セントルイス魂号」と名づけられた。が、肝心の飛行機は、これから買わなければない。まず見つけたニューヨーク、コロンビア航空会社のベランカ機は、操縦者のリンドバーグが無名だという理由で、買取を拒絶される。
失意のリンドバーグは次に後援者の紹介で、カリフォルニア州サン・ディエゴの小工場ライアン航空会社を訪れる…。

8,太陽がいっぱい

ルネ・クレマン監督の代表作と言われている。音楽はニーノ・ロータで主題曲も当時ヒットした。出演はアラン・ドロン、モーリス・ロネ、マリー・ラフォレ。当作はアラン・ドロンが広く知られ、俳優のキャリアを駆け上ってゆくきっかけとなった作品である。

ローマの街角のオープンカフェで話をする青年が二人。アメリカから来た大富豪の息子フィリップと貧しく孤独な青年トム・リプリー。
フィリップには交際相手で婚約者のパリ娘マルジュがおり、イタリアではナポリに近い漁村モンジベッロにマルジュと過ごすための愛の巣を所有し、その近くのマリーナには立派なセーリング・クルーザー(船内泊もできるセーリング・ヨット)も所有し、それに「マルジュ(号)」と名づけてもいる。マルジュは画家フラ・アンジェリコについての記事を執筆中である。フィリップはマルジュの傍にいるためにイタリアで遊んで過ごしている、というわけであった。そして自由奔放なフィリップは、今回はマルジュをほったらかしにして、トムと二人きりで飛行艇に乗りローマに遊びに来たのだった。
・・・・
「気分はいいよ。太陽が照りつけてるからこんな感じなのさ。人生で最高の気分さ。最高の飲み物を持ってきてくれ。最高のを。」と語り、自分が成し遂げた完全犯罪に酔いしれる。トムが人生最高の気分を味わっている最中、マリーナではヨットを簡易検査するために一旦陸に引き揚げる作業が進み、船体が船台とともに陸上に上がると、それに続いて船尾のスクリューに絡みついた一本のロープに引っ張られるようにして海中から、黒っぽくなった帆布の塊が現れ、帆布の隙間から腐敗した人の手が飛び出していることにそこにいる人々は気づく。死体に気付いたマルジュの悲痛な叫び声がマリーナに響きわたった。トムはそんなことは露知らず、ビーチで美酒に酔いしれている。やがて厳しい表情をした刑事たちが売店にやってきて、ウェイトレスにトムを呼ぶように言う。「シニョール・リプレー。テレーフォノ!(リプレーさん、お電話ですよ!)」。それを聞いたトムは笑顔で売店へと歩いていった。後には、陽光溢れる浜と青い海が広がるのみだった。






「戦後の洋画全盛の頃を懐かしむ」

2024年11月01日 | 日記・エッセイ・コラム
今日は戦後の懐かしい洋画をお送り致します。私自身も見て感動した映画を7つ選びましたが続編ではもっと多くの洋画をご紹介します。
ポスターの写真や「あらすじ」は以下の資料などから引用しました。
「1950年代 映画(洋画)ランキング」、https://nendai-ryuukou.com/1950/movie2.html と各洋画の Wikipediaなどなど。
きっと高齢者の方々はご覧になった懐かしい洋画だと思います。どうぞお楽しみ下さい。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)
1、子鹿物語、監督:デイヴィッド・ハンド
【解説】
1947年作品のテクニカラー色彩映画。主演はグレゴリー・ペック、ジェーン・ワイマン、初出演の少年俳優クロード・ジャーマン・ジュニアなど。なお色彩撮影賞、子役演技賞のオスカーを与えられた。

1番目の写真は子鹿物語のポスターです。
【あらすじ】
舞台は自然豊かなフロリダ州の田舎。バックスター家の気弱な少年ジョディは父親ペニーと母親オリーと暮らしていた[1]。ある日、父親が狩猟中にガラガラヘビに噛まれ、とっさに付近にいた雌鹿を殺し、肝臓で毒を吸い出した。雌鹿に連れ添っていた子鹿を父ペニーから与えられたジョディはこれを飼い始める。子鹿は白い尾にちなんでフラッグ(旗)と名付けられる。ジョディはフラッグを可愛がるが・・・

2,駅馬車
、出演:ジョン・ウェイン、トーマス・ミッチェル、クレア・トレヴァー、ルイーズ・プラットなど。
【解説】
1880年代の西部を舞台に、様々な人物模様を乗せたまま、アリゾナからニューメキシコへと疾走する一台の駅馬車を描いたジョン・フォードの痛快西部劇。全映画史に燦然と輝く娯楽映画の金字塔である。

2番目の写真は駅馬車のポスターです。
【あらすじ】
開拓時代の西部。シャイアンまでの駅馬車に、医者ドック(ビング・クロスビー)、酒の行商人ピーコック(レッド・バトンズ)、ダンサー、ダラス(アン・マーグレット)、ゲイトウッド(ボブ・カミングス)という銀行員夫妻、それに夫を訪ねていく身重のマロリー大尉夫人が乗り込み、出発した。
これを小部隊を引率したブランチャード中尉が護衛した。さらに馬が足を痛めたので、と500ドルの賞金つきの男リンゴ・キッド(アレックス・コード)が同乗を頼んできた。
駅馬車がある宿場に着くと中尉はインディアン襲撃の公算が大なので引き返すよう忠告したが、乗員の投票で進めることに決まった。やがてリンゴ・キッドとダラスが親しく口をきくようになった。

3,風と共に去りぬ、出演:ヴィヴィアン・リー、クラーク・ゲイブル、レスリー・ハワード、トーマス・ミッチェル
【解説】
アカデミー9部門(作品・主演女優・助演女優・監督・脚色・撮影・室内装置賞・編集賞にタールバーグ記念賞)受賞のハリウッド映画史上不滅の最高傑作。南北戦争前後のアトランタを舞台に、炎のような女、スカーレット・オハラの波乱万丈な半生を、完璧なまでの配役と、この上ないほどの豪華なセットや衣装を用いて描いたロマンスの金字塔的作品。

3番目の写真は風と共に去りぬのポスターです。
【あらすじ】
1861年、南北戦争が始まろうとする直前。ジョージア州タラの大地主ジェラルド・オハラ(トーマス・ミッチェル)の長女スカーレット(ヴィヴィアン・リー)は、樫の木屋敷と呼ばれる同じ大地主ウィルクス家で明日開かれる野外宴会に、そこの嫡子で彼女の幼馴染みであるアシュリー(レスリー・ハワード)と彼の従妹メラニー(オロヴィア・デ・ハヴィランド)の婚約が発表されると聞いて心おだやかでなかった。
激しい気性と美しさをあわせ持つスカーレットは、多くの青年の憧れの的であったが、彼女の心はアシュリーとの結婚をかたく決意していたのだ。
宴会の当日スカーレットは想いのたけをアシュリーにぶちまけたが、彼の心は気立ての優しいメラニーのものだった。
スカーレットはそこで、チャールズトン生まれの船長で素行の評判の良くないレット・バトラー(クラーク・ゲイブル)に会い、彼の臆面のない態度に激しい憎しみを感じながら、何か惹きつけられた。突然、戦争の開始が伝えられ、スカーレットは失恋の自棄からメラニーの兄チャールズの求婚を受け入れ結婚した。

4,誰が為に鐘は鳴る、原作:アーネスト・ヘミングウェイ
出演:ゲイリー・クーパー、イングリッド・バーグマン、
【解説】
スペイン動乱を舞台に、ゲリラ活動に参加したアメリカ人の心情を描いた悲恋ドラマ。アーネスト・ヘミングウェイの同名小説を映画化。スペクタクルとロマンス、映画の魅力が最大限に発揮された傑作。

4番目の写真は誰が為に鐘は鳴るのポスターです。
【あらすじ】
政府の軍事輸送を阻止するため、鉄橋の爆破計画が練られた。作戦に参加したアメリカ人ロバートは、ジプシーのゲリラに協力を求める。
そこでロバートは、美しい娘マリアと出会い、二人は激しく惹かれ合うが……。

5,シェーン、監督:ジョージ・スティーヴンス
原作:ジャック・シェーファー
出演:アラン・ラッド、ヴァン・ヘフリン、ジーン・アーサー、ブランドン・デ・ワイルド、
【解説】
ラストシーンがあまりにも有名な、西部劇史上十指に数える事に異論はないであろう傑作。

5番目の写真はシェーンのポスターです。
【あらすじ】
舞台は緑麗しいワイオミングの高原地帯。縁あって開拓移民のスターレット一家に厄介となる、旅人シェーン(A・ラッド)。折しも、この地では開拓移民と牧畜業者の間で土地をめぐる諍いが起こっていた。
やがて、スターレット一家にもその騒動が飛び火してきた時、世話を受けていたシェーンは、彼らの間に割って入っていく……。


6,ローマの休日、監督:ウィリアム・ワイラー
原作:アイアン・マクラレン・ハンター
出演:オードリー・ヘプバーン、グレゴリー・ペック、
【解説】
ローマを舞台に某小国の王女と新聞記者とのロマンチックで切ない恋の夢物語。あまりにも有名な"世紀の妖精"オードリーのアメリカ映画デビュー作。

6番目の写真はローマの休日のポスターです。
【あらすじ】
ヨーロッパ最古の王室の王位継承者であるアン王女は、欧州各国を親善旅行で訪れていた。ローマでも公務を無難にこなしていくアン。
だが実は、彼女はこれまでのハードスケジュールで疲れやストレスが溜まっていた。主治医に鎮静剤を投与されるものの、気の高ぶりからか逆に目が冴えてしまった彼女は、こっそり夜のローマの街へ繰り出すことに。
やがて、薬が効いてくるとベンチで寝入ってしまうアン。そこへ偶然通りかかったアメリカ人の新聞記者ジョーは、彼女を一国の王女であることも知らずに自分のアパートで休ませるのだが…。

7,グレン・ミラー物語、監督:アンソニー・マン
脚本:ヴァレンタイン・デイヴィース
出演:ジェームズ・スチュワート、ジューン・アリソン、ルイ・アームストロング
【解説】
スウィング・ジャズの創始、グレン・ミラーの伝記的映画。妻ヘレンとのラブ・ロマンスを交え、ミラーが作曲家として名声を博しながらも、突然の飛行機事故で亡くなるまでを描く。ジェームズ・スチュワートが、グレン・ミラーを穏やかな人柄で演じ、まさに絶品。

7番目の写真はグレン・ミラー物語のポスターです。
【あらすじ】
若いトロンボーン奏者グレン・ミラー(ジェームズ・スチュアート)は、新しい音楽を創り出す悲願を抱き、そのため苦しい生活を忍んでいた。
彼の親友のピアノ奏者チャミイ(ヘンリイイ・モーガン)さえも、グレンの目的に疑いを持つようになったが、偶然の機会にグレンの編曲した作品がベン・ポラック(自身出演)の耳にとまり、ポラックの編曲助手として採用され彼の楽団と一緒に演奏旅行に出た。
デンヴァーに来たとき、グレンは学校時代の女友達ヘレン(ジューン・アリソン)に電話をかけ、真夜中に彼女を訪れた。
彼はヘレンとは2年間も音信不通であったが、彼女を彼の両親の家へ朝食に連れ出した。彼の唐突なやり方にヘレンもはじめはさからったが、次第に彼に惹かれるようになった。