11月9日に「白川優子 の衝撃的な活躍、『 国境なき医師団』の看護師として」という記事を掲載し内戦地や貧困地で活動している白川優子看護師をご紹介しました。
今日はそれに関連して世界中で活動している日本のボランティア団体を広くご
ご紹介したいと思います。
ご紹介したいと思います。
最初にここで使うNGOの定義を書きます。NGO の定義を「国際協力を行う非営利の市民組織」とします。
すると日本には430以上の組織が世界中へ支援者を派遣しているのです。
詳しくは、「外務省による日本の NGO に関する最新の実態調査」、
https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000150460.pdf に出ています。
さて日本人のボランティア活動は誇らしい日本の文化です。
現在、世界中に展開して貧しい人や虐げられている人々を助けている日本人が数多くいるのです。
私は海外に行ってボランティア活動を実行している日本人に感謝し、彼等を誇りに思っています。
彼等は美食を捨て、贅沢を止め、世界の貧困地に飛び込んで行っているのです。困っている人々を助けているのです。
世界の貧困地はアフリカ、中東、インド、パキスタン、バングラデシュ、カンボジア、ラオス、フィリピン、そして南米の奥地と実に広大です。その全ての地域に日本から若者のボランティアが行って、住み込んで、支援活動をしているのです。
1番目の写真は日本人ボランティアが活動しているしている場所を示す世界地図です。
2番目の写真はベトナムへ行ったマラソンの増田明美さんです。写真の出典は、https://pr.plan-international.jp/special/lp/oya/?utm_source=google_general_oya&utm_medium=cpc&gclid=EAIaIQobChMIler0rL-W9AIVyzUrCh2oHA5DEAAYASAAEgIJafD_BwE です。
日本人の世界中のボランティア活動の総括は、
日本人の世界中のボランティア活動の総括は、
https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000150460.pdf に出ています。
そこで今日は幾つかの具体的な実例を示したいと思います。
例えば2年前にアフガンで銃撃され犠牲になった中村哲さんも現地の貧しい農民の救済に非常に大きな貢献をした海外ボランティアでした。
3番目の写真は中村哲さんの棺の先頭を担ぐ当時のガニ大統領の写真です。2019年12月7日に日本へ帰る飛行機に積もうとして担いでいるのです。
4番目の写真はヨルダンにあるシリアからの難民キャンプの風景です。出典は、http://www.co-media.jp/article/14875 です。
5番目の写真は仮設テントの並んだシリアからの難民のキャンプの光景です。
4番目と5番目の写真を撮った板倉美聡さんは以下のような報告をしています。
・・・「2年ぶりの夏休みは中東ヨルダンにて過ごしてきました、板倉美聡です。“難民”と聞いてみなさんが思いつくのは難民キャンプかもしれません。 しかし、ヨルダンにいるシリア難民63万人中、実際キャンプに住んでいるのは8万人ほどにすぎません。
シリアから逃れて周辺国に流れ込み、難民キャンプに辿り着いたものの、難民キャンプの過酷な生活に耐え切れず、キャンプを出る人が後を絶たないためです。・・・以下省略。
このように難民問題は底が深いのです。
皆様は海外ボランティアに関心が無いかも知れません。しかし皆様からの税金の一部がその活動に使われているのです。
海外ボランティア団体の多くは活動資金を外務省の予算から貰っているのです。資金の半分以上は個人や企業からの寄付金ですが、大体40%前後は外務省からの補助金なのです。
日本の主なNGOはJAPAN PLATFORMに加盟し互いに協力しながら活動をしています。(JAPAN PLATFORM加盟NGO一覧、
現在活動中の海外における支援プログラムの例を以下に示します。
(https://www.japanplatform.org/programs/ )
- ハイチ地震被災者支援2021
- ミャンマー人道危機2021
- モザンビーク北部人道危機対応
- ガザ地区人道危機緊急対応
- サイクロン・セロージャ被災者支援
- ミャンマー避難民キャンプ大規模火災緊急対応
- エチオピア紛争被災者支援
- サイクロン・エロイーズ被災者支援
- 害虫被害緊急支援
- 新型コロナウイルス対策緊急支援
- ベネズエラ避難民支援
- ウガンダ国内コンゴ民主共和国難民緊急対応支援
- インドネシア・スラウェシ島地震・津波被災者支援2018
- 南スーダン難民緊急支援
- アフガニスタン人道危機対応支援
- ミャンマー避難民人道支援
- イエメン人道危機対応支援
- イラク・シリア人道危機対応支援
- パレスチナ・ガザ人道支援
今日は世界中で活動している日本のボランティア団体を広くご紹介しました。
そしてどのような活動をしているか具体的な例を説明しました。
日本の430以上の組織が世界中へ支援者を派遣しているのです。このボランティア活動は誇らしい日本の文化です。
私は海外に行ってボランティア活動を実行している日本人に感謝し、彼等を誇りに思っています。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。 後藤和弘(藤山杜人)