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後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

住民の寄付で作った西洋式小学校

2008年08月16日 | 旅行記

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松本市では開智学校という昔の小学校を綺麗に整備して公開している。

明治9年に竣工し、昭和38年まで実に90年間も使用されてきた校舎である。我が国で最も古い小学校の一つである。

校舎建築費は当時のお金で1万1千余円。その70%が旧松本町の住民が寄付し、残り30%は大口寄付金で賄った。全く民間の力で作った小学校である。教育に熱心な長野県の面目躍如の事業ではないか。

建築様式は東京大学の前身である開成学校などを参考にしたもので、和洋混交の擬洋風建築である。地元の大工棟粱立石清重が設計施工したもので、現存校舎のほかに、30余室の教室棟も設けらた大規模校である。(終わり)

撮影場所;長野県松本市、松本城の北400Mに有り、撮影日時:8月5日午後3時頃、

撮影者:Mrs.藤山