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豊臣秀吉の実の弟・秀長の伝記。この人、天下の関白の弟で恐らく只一人秀吉が心底信頼できる人間だったのも関わらずあまり表舞台には立っていない。
秀吉はある種の天才で信長によく仕え幾多の武将たちを凋落しながら、又戦陣に明け暮れ、云わば外交に専念しており禄高が上がっても先祖からの繋がりがある家来は居ないし、新たに集まってくる武士達を纏めあげて豊臣軍団に仕上げる暇は無かった。
秀長は実際内実の人心掌握に腐心していて良く纏めていた様だ。二十歳位までは文盲の百姓だった彼が会計にも明るくなり、意外に達筆な文書を残していたり新参の家来達を纏めていたというのは驚きである。
常に兄を立て、徹底的に裏方に徹していた人物の伝記はなかなか面白いのだが出来事は秀吉中心に起きるし、大体のことは知っているので物語の意外さには欠ける。
しかしこういう生き方もあるんだろうなぁ、と思わせる物語である。
秀吉はある種の天才で信長によく仕え幾多の武将たちを凋落しながら、又戦陣に明け暮れ、云わば外交に専念しており禄高が上がっても先祖からの繋がりがある家来は居ないし、新たに集まってくる武士達を纏めあげて豊臣軍団に仕上げる暇は無かった。
秀長は実際内実の人心掌握に腐心していて良く纏めていた様だ。二十歳位までは文盲の百姓だった彼が会計にも明るくなり、意外に達筆な文書を残していたり新参の家来達を纏めていたというのは驚きである。
常に兄を立て、徹底的に裏方に徹していた人物の伝記はなかなか面白いのだが出来事は秀吉中心に起きるし、大体のことは知っているので物語の意外さには欠ける。
しかしこういう生き方もあるんだろうなぁ、と思わせる物語である。
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