焼酎のオンザロック

ただの好み。

神様のカルテ

2022年07月02日 11時53分05秒 | 本や映画、音楽
 全く久々の投稿である。  現役を退いた身であるから日常は暇そのもので、特に変わったこともなく退屈な時間を過ごしている。 ただよく考えてみればこの退屈な日常というのは案外貴重なものかも知れない、などと時には考える。 今や死ぬまでの貴重で平和な日常であるかもしれない。運が悪ければ、いや良くても歳を取れば何らかの 病気に苛まれるのは当然のことで、とりあえず然したる病魔に遭遇していない日常というのは貴 . . . 本文を読む
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居眠り磐音

2019年05月26日 12時49分26秒 | 本や映画、音楽
 いやいや久々の投稿、それが映画についてなんだけど、変かな。  昨日のことだが暇なもんで映画を見てきた。「居眠り磐音」という映画である。原作は佐伯泰英で文庫全51巻の長大なシリーズである。これは職場の仲間と共に全巻読破した思い出がある。  そしてNHKでは「陽炎の辻」として木曜時代劇や土曜時代劇で3シリーズ放映されており、全部DVDを借りて2度見た。  映画、ともなれば殺陣も格段のものでは . . . 本文を読む
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マスカレードホテル

2019年03月13日 17時20分34秒 | 本や映画、音楽
 暇なので映画を見てきた。この一ヶ月程で三本目である。  まず「アリータ・バトルエンジェル」というのが予告編の映像に惹かれて見てみたが、まあちょっとガッカリ。映像というかCGは確かにすごいと思うがこれは子供向けと言ってもいい内容でお話にならなかった。  次に「ギルティ」というのを見たが、珍しいデンマーク映画である。こちらは映像は殆ど動かない。警察の緊急通報受付台が舞台で外に出ることは無い。誘 . . . 本文を読む
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最後の証人

2018年11月10日 17時51分10秒 | 本や映画、音楽
 「このミス」と言われる書評で好評な作家による法廷ミステリーである。特に法律に詳しくなければそれなりに面白いと思う。  ネタばれに近いが、子供を酔っ払い運転で殺されたのに犯人である公安委員会の委員が不起訴になってしまい、6年後ノウノウと生きている犯人を見かけ、また妻は癌で余命が少ないことが判明、夫婦は復讐を始める。その復讐劇の結果起きた殺人事件の裁判模様が本作の内容である。  はじめに6年前 . . . 本文を読む
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「終わった人」と「散り椿」

2018年11月01日 17時52分50秒 | 本や映画、音楽
 共に原作を読んだのだが毎月一日がファーストデーとかで映画が安いので両方見てしまった。上の写真はネットから拝借、問題があれば削除します。  「終わった人」は以前ここにも書いたけど身につまされて読んだのだった。映画ではほぼ原作に近い描かれ方をしていて特段の抵抗は無いのだが舘ひろしはちょっと格好良過ぎてミスキャストではないだろうか。原作よりテンポが良いのでジタバタ感が少なく、この方がいい感じだった . . . 本文を読む
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テレビドラマER緊急救命室

2018年10月20日 09時21分24秒 | 本や映画、音楽
 画像はインターネットから拝借したものである。レンタルDVDを見ているので手元に画像が無いもんですから・・・・。  昨日、読んだ本に関してちょっと綴ったが今日はDVD、実を言えばこれまでもずっと毎日本を読みDVDを見ていた。それらについては何となく書かなくなって久しい。粗筋を書いて感想を書いて、というのがなんとなく煩わしくなってしまったのだった。  それに読書といったってここ2~3年は時代物 . . . 本文を読む
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終わった人

2018年10月19日 09時15分26秒 | 本や映画、音楽
 まさに自分の事ではないか、ということで読んで見た。  物語は大手銀行に勤め役員になれずに子会社の役員に転籍した男が定年退職した日から始まる。主人公は東大の法学部卒という設定である。退職日当日主人公は「定年というのは生前葬だな。」と思うのだが、埋葬されずジタバタする様子を描いていく。  定年は63歳という設定で、役職を降りて65歳まで勤めることも出来るがちょっと意地を張って断っている。   . . . 本文を読む
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アリバイのA(A is for Alibi)

2018年02月07日 12時55分33秒 | 本や映画、音楽
 本について書くのは久方ぶりである。2013年9月29日の「外科医の世紀、帝国」以来。この五年間ほど本を読んでいなかった訳ではなくブログに上梓することをすっかり忘れていた。(ボケたか)  アマゾンで1円の古本を300円近い手数料・送料を払って毎月10~15冊程読んでいた。時代小説が多くなったね。佐伯泰英の居眠り磐音・江戸双紙シリーズは全巻読んだし(これは同僚から借りて読んだ)その他の時代物・シ . . . 本文を読む
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きっと、星のせいじゃない

2018年01月13日 12時02分36秒 | 本や映画、音楽
 4年ほど前のアメリカ映画である。  これはkinseyさんのブログ(https://ameblo.jp/kinseymil/entry-12335512972.html)で紹介されていた映画で未だに結構人気の恋愛映画である。kinseyさんの紹介で初めて知ってツタヤで探したのだった。恋愛映画の評価としては第一位と展示されておりなかなか借りることができなかったが漸く観ることができた。  そもそ . . . 本文を読む
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外科医の世紀、帝国

2013年09月29日 17時12分35秒 | 本や映画、音楽
 写真は久々に買った単行本というか重たい本である。ひとつは外科医の世紀・近代医学のあけぼの、もうひとつは外科医の帝国・近代外科のいしずえ。後の方が上しかないのはまだ出版されていないからである。しかし元々は前者が第一部、後者の上下で第二部という構成らしい。  元々は「外科の夜明け」という題名で一度翻訳出版されており、それはこの「あけぼの」の方だけであった。昔文庫版を古本屋で偶然、何も知らずに100 . . . 本文を読む
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風立ちぬ

2013年08月10日 18時15分43秒 | 本や映画、音楽
 久しぶりに映画館で映画を見よう、と思った。しかし何を見ようか、という時にDVDを借りて見ないだろうと思われるものにしよう、という訳で「風立ちぬ」を見に行った。  堀辰雄の小説はたしか高校生の頃に読んだのではなかったか。軽井沢の光景だけが記憶に残っているだけで物語りはすっかり忘れている。黄色いワンピースの少女がタクシーから降りた光景であるが、あれは風立ちぬだったんだろうなぁ。  堀越二郎はゼロ . . . 本文を読む
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アウトロー 他

2013年07月21日 18時40分21秒 | 本や映画、音楽
 相変わらずDVD5枚で1000円と言うのを毎週利用してるが気まぐれにブログにアップしているので抜けだらけである。  まずは劇場作品のアウトロー、トム・クルーズの作品。結構面白かった。アクションも決まっているしストーリーもそこそこ。肩の凝らない勧善懲悪ものであるところが良い。仲間のいないヒーローだから続編が出るかどうかは微妙である。ヒロイン相当役の女性弁護士と組んで次の事件に、というのは可能だろ . . . 本文を読む
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最近の本

2013年06月23日 14時54分40秒 | 本や映画、音楽
 概ね二週に一回程度BookOffで本を調達している。通勤電車の中で読むのが目的なので余り重いテーマのものは辛いのでそこそこのものを求めることになる。写真の隠蔽捜査(1~3)はこれまで全く知らなかった作家・作品だが1を読んで2、3を探してしまった。なんとも面白い警察小説であった。  主人公は東大法学部出身、警察庁・長官官房の総務課長というバリバリのキャリア官僚で、さらに融通が全く利かない堅物であ . . . 本文を読む
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最近のDVD コロンビアーナ他

2013年02月10日 00時16分10秒 | 本や映画、音楽
 毎週概ねDVD5枚を1000円で借りて暇潰しをしている訳だが、時に新作に近いものを見たくなるのでアメリカ製TV連続シリーズ以外のものを借りる。  今回はコロンビアーナ。  子供のときに両親を殺された少女。犯人は麻薬カルテルのボスだが元々父親も仲間で足を洗うということで一家皆殺しである。少女は機転を利かせて逃げる。取引関係の情報が入ったSDカードを持ってアメリカ大使館に逃込みアメリカに渡る。そ . . . 本文を読む
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蝉しぐれ他

2013年01月15日 21時23分38秒 | 本や映画、音楽
 ここんとこ激しく乱読しているのでその一部。でもあらかた印象しか残っていない。驚いたのは藤沢周平の「蝉しぐれ」、ちょうど読んでいるところでNHKでドラマ放送、再放送のようだったけどたまたま読んでいる箇所だったので慌ててチャンネルを変えた。(回したと書きそうになった。) 「神の領域」は検事ものだがちょっと異色で元マラソンランナーの検事が事件を追う。元先輩や今や陸上界を背負って立とうというオリンピッ . . . 本文を読む
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