たまには別のルート、ということで中心部にある駅に向けて走ってみた。途中には商店街があるのだが写真の通り「沼商店」になってしまっている。
本来は「平沼商店街」といいそれなりに賑やかな商店街だったが今は商店が無い。看板が撤去されていないところを見ると一応商店街の町内会はあるのかもしれない。
更に元町の方に回ってみたがあまりの人混みに裏通りに入った。そこには初めて見る神社。
こんなと . . . 本文を読む
往年の名作である。ジャック・レモン主演、妻役のリー・レミックという女優は全く知らない。綺麗な人だが日本的規準から見ると人間離れした感じの典型的なアングロサクソンで金髪・碧眼で高い鼻梁と凹んだ眼、まあモノクロ映画なので本当は眼の色は分からないんだけど。
アル中、今ではアルコール依存症というらしいが、夫婦揃ってアル中になってしまい、そこから抜け出そうとするが中々簡単ではない悲惨な生活を描いている . . . 本文を読む
長いように思っていたシルバーウィークとやらも案外呆気なく終わりとなる。まあ連休と言うのはそんなものであろう。何故かダラダラして走ることもなかったのだが漸く最後の日になって街に出た。相も変わらない市内走行である。
港の大桟橋には客船が三隻、大盤振る舞いである。
一隻は日本丸、桟橋の向こう側には飛鳥Ⅱ、後一隻は不明であるが三隻とも巨大である。海上の豪華ホテルなんだから当たり前か。しかし . . . 本文を読む
昭和の歴史を語り下した本。と言っても分かりにくいと思うが講演会を口述筆記したというか、歴史についてというより昔話を語り部から聞いているような本である。
上巻は戦前1926~1945年。昭和は1926年から始まるが出来事としては1928年張作霖爆殺事件から始まる。満州事変である。ここから日本の大陸戦争が始まり世界大戦まで続くのである。
背景は元々ロシアの脅威をどう防ぐかであった。そのために . . . 本文を読む
新たな007を演じたダニエル・クレイグ主演、ということで見てみたのだった。
ディファイアンス(Defiance)とは公然たる反抗という意味、第二次大戦下のベラルーシでユダヤ人狩から森に逃げたユダヤ人三兄弟の話。長男は逃げ込んでくるユダヤ人を抱え森の中で生活共同体を作る。
しかし人数が増え様々な問題が発生、最たるものは食糧不足である。結局近くの農家を襲い更にユダヤ人狩りが厳しくなる。武器を . . . 本文を読む
シルバーウィークという聞き慣れない連休になっても特に予定も無い。むしろゆっくり休養とか運動でもと思っていたが何故か体がだるく何もする気が無い。なにか疲れが溜まっているのだろうか。
休みになるとお酒を飲む機会も無くなる。晩酌という習慣が無いので飲み会がなければ飲まないのであった。それでも何となく口寂しいこともあり、アイランド時代に頂いた日本酒を嗜んでみた。
寒中梅、なかなか美味しいものだ。 . . . 本文を読む
なんと言うこともないアクション物、殺し屋が主役で俳優はニコラス・ケイジ。舞台はなぜかタイのバンコクである。そこで四人の殺害を依頼され、主人公はこれを最後に引退しようとしている。
地元で連絡役を雇うが、このチンピラを弟子のように格闘技や射撃を教え始める。一応免許皆伝風にまでなるのだがそんなに長い間滞在してるの?という疑問が湧いてしまう。
どうもご都合主義のハードボイルド映画のようだ。B級と . . . 本文を読む
以前ここでも話題にしたカジノロワイヤルの続編である。
新しいボンドはなかなかのもので単なる色男とは違ったヒーローとしてその位置を確立しつつあるが、本作は本当に続編でカジノロワイヤルを見てないと良く分からない作りになっている。
アクションは相変わらず凄い。CGではなく肉体派である。しかし対立する組織が根深いものらしい事を暗示し、その真相に迫って主要な人物を葬り去るのだが結局敵の組織がどうな . . . 本文を読む
これは懐かしい一作である。そもそも原作も懐かしい。松本清張の短編だが九州の小さな町の出来事というか生活の残酷さと言うか。
刑事は大木実と宮口精二、宮口精二は七人の侍で名を馳せた剣豪だが大木実は消えてしまった。そもそも張り込みされる女性は高峰秀子、犯人は阪妻の長男・田村高廣だがこの映画では余り露出が無い。
刑事は昔親しかった女のところに犯人が立ち寄るのではないかとの見込みで張り込みを始めた . . . 本文を読む
チェ・ゲバラの正統な伝記映画である。 ベニチオ・デル・トロ主演、殆どドキュメンタリーのような創りで濃密な革命家としての十数年間を描いている。
リアリティーというものの難しさを感じてしまった。
映画としては冗長というか退屈なのである。意図してか激しい戦闘シーンは略されているがこれを描いたら時間が足りないとか、勘ぐれば途轍もない金がかかるだということもあるだろう。
例えば橋を爆破に行くと . . . 本文を読む
大沢在昌と渡辺裕之である。
大沢在昌は定番の新宿鮫シリーズ第七弾「灰夜」、渡辺裕之は新人といって良いのだろうが「傭兵代理店」これもシリーズで既に第三弾まで出版されている。どちらもハードボイルドと言うのは古いかな、冒険小説と言うのはもっと古い。
傭兵代理店は日本人では珍しい傭兵、それも元刑事が十五年前の殺人事件を今になって解決してゆく筋立てで政治家と防衛庁の調達が絡んだ裏を暴いていくのだが . . . 本文を読む
夢枕獏という作家は面白いけど猟奇的なものや荒唐無稽の物語の作家だと思っていたがこれは全く違う作風。雰囲気は阿佐田哲也の麻雀放浪記であるが主人公は将棋指し、しかも賭け将棋だけで食っている60歳前後の爺だ。
あちこち放浪するが行くところは将棋道場のようなところ、将棋に憑りつかれた人間達の話。将棋で食っているが所謂プロの将棋指しとは違う世界である。
プロの将棋指しとは一般には日本将棋連盟に属す . . . 本文を読む
最近は飲み食いの記事が少ないのではないか、と思うのだが飲み会の頻度が下がったという訳でもなく、それなりに宴席はあるがいささか華やかさに欠ける席が多いのだ。
今回は新会社でしかも全く縁のない部署の若者(といっても40歳前後だろうが)達との宴席である。誰の発案か知らないが殆どランダムに関係ない部署の人を選んで適当なテーマで何でも良いから話し合えというのである。
話し合うのに一番良い環境はこう . . . 本文を読む
写真の女性は中岡亜紀さんという。遠位性ミオパチーという聞き慣れない病気の患者である。
遠位性ミオパチーというのは希少難病といわれる病気の一つで百万人に1~2人という発症率で日本にも300~400人の患者がいるといわれている。ミオパチーというのは筋肉が徐々に失われていく病気で進行性筋ジストロフィーもその一つである。
遠位性というのは四肢の先の方から筋繊維が失われることからこう呼ばれている。 . . . 本文を読む
都会中の都会の真ん中なのにこんな看板。
日立のワープロってどんなんだっけか。名前さえ覚えていない。日立のホストコンピューターはハイタックという名前だったけど、今は知る人もいないだろう。
アイランドではこの手の古い看板をよく見つけたが、この都会でねぇ・・・・・・。
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