焼酎のオンザロック

ただの好み。

居眠り磐音

2019年05月26日 12時49分26秒 | 本や映画、音楽

 いやいや久々の投稿、それが映画についてなんだけど、変かな。

 昨日のことだが暇なもんで映画を見てきた。「居眠り磐音」という映画である。原作は佐伯泰英で文庫全51巻の長大なシリーズである。これは職場の仲間と共に全巻読破した思い出がある。

 そしてNHKでは「陽炎の辻」として木曜時代劇や土曜時代劇で3シリーズ放映されており、全部DVDを借りて2度見た。

 映画、ともなれば殺陣も格段のものではないかと期待して見に行ったのである。

 正直言えばガッカリした。殺陣はNHKのテレビドラマとそう変わらないレベルなのもちょっと残念だが、それ以上に脚本が練れてないのではないだろうか。その上台詞回しや動作にもぎこちないところが多く、これで監督さんはOKを出したんかね、とちょっと白けてしまった。

 主人公の磐音は松坂桃李という流行の若手だから人気はあるんだろうけど全く髷が似合わない。特に月代を剃った状態では見る影も無い。何とかならなかったんだろうか。NHK版の主役は山本耕史だったが髪型には全く違和感が無かった。

 長屋の大家さんは中村梅雀、生きがよくて岡っ引きみたいだった。NHK版では小松政夫、こちらは全く適役だった。おこんは木村文乃、NHK版では中越典子、木村文乃には期待したがオキャンな台詞には慣れていないようだった。これを鍛えるのが監督の役目だろうに。

 こういう映画もあるんだね。

 昨年見た時代劇映画「散り椿」は素晴らしかったんだけどねぇ。




 
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