フランス人観察記録

日本人から見て解ってきたフランス人の考え方、行動についての覚書

リールでの2年ぶりの再会

2012年11月03日 | リール・アミアン

ルイ君に別れていったん凱旋門近くのカトリーヌ夫妻のアパルトマンの友人宅に戻った。既にカトリーヌ夫妻はボルドーへバカンスに出かけた後で、入れ違いに娘カップルが帰ってきていた。凱旋門近くのこのアパルトマンは娘さんたちがパリにでてきた時にもとても重宝するようだ。 

今夜からパリ市南部のエリック夫妻の所に泊まることになっていたので、彼女らとお別れしタクシーでエリック宅へ向かった。  

エリック、イザベル夫妻の家には以前も泊めてもらったことがある。彼等のアパルトマンの部屋は8階の最上階だった。ここはそのエレベーターがあの蛇腹式のドアの古典的なタイプである。 

夕飯はご飯とホタテ貝の貝柱やアボガドのタルタルを、日本で彼らが買った皿や、茶椀蒸しの器に盛って出してくれた。

翌日ここを起点にして、フランス北部のベルギーに近いリールへ向かった。

北駅を出発してリールに着くとヴィルジニが、プラットホームで待っていてくれた。

彼氏が一緒だった。彼氏とは初対面である。 

ヴィルジニと彼女の祖母とが日本へ団体で観光旅行に来ていて、彼女らが奈良の興福寺の南大門跡で休憩していた時に巡り合った。その時以来メールのやり取りをし、この日の再会になった。 

ボーイフレンドは一見してオリジンがフランス人でない事が判った。聞くとモロッコの出身とのことだった。

彼の運転で、リールからおばあちゃんのいるドゥーエの街に向かった。ドゥーエの街は昔大学の街だったらしいが、今はリールに大学が移転してしまって、静かな町になっていた。 

おばあちゃんは町の広場に面したとても便利なアパルトマンに一人で住んでいて、家具調度品も立派なものだった。ヴィルジニの母方の祖母に当たるのだった。 

ヴェルジニはこの祖母の面倒をよく見ている。ただおばちゃんは彼女の彼氏が気に入らないらしい。だから彼はこの時我々を送るだけで、このおばあちゃんのアパルトマンには来なかった。 

昼食前にも街を見物した。

渡仏前から、「おばあちゃんは料理上手だから是非御馳走したい」とのことで

とても楽しみだった。

フォアグラの添え物もおばあちゃんの手作りで、確かリンゴを煮詰めたもの

おばあちゃんのバターはケミカルでないものを農家で分けてもらっているそうで

全ての食材に気を遣っていた。

 

また昼食後おばあちゃんが夕飯の支度をしてくれる間に、ヴィルジニの案内でドゥーエの街を見物した。この町は古い町で昔は相当栄えたようだ。 

運河もあり、そこの観光案内付きの小さな船にも乗せてくれた。

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