京都・環境ウォッチ

いま京都で起こっている環境問題、自然環境の変化などにかかわって、皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。

”尖閣・靖国” 安倍さん、地が出る。この「矛盾」は深刻になるだろう

2013年04月25日 | 日本ウォッチ
24日の「朝日」
「安倍色全面、きしむ外交」「安倍政権と中韓関係がにわかに揺れ始めた」
安倍首相「相手に『上陸できるかも「しれない』と思われる姿勢は結果的に上陸を招く。断固たる対処をしていく」(23日参院予算委員会)

京都新聞では「尖閣領海侵入、日中対立は深刻に」と
参院予算委員会での発言「(自民党が選挙公約で掲げた尖閣での公務員常駐について『今すぐ船だまりをつくり人員を配置するわけではないが、選択肢として頭の中においている』と語った」と書いている。
3面で「尖閣 政府ジレンマ」と
そもそも引き金は「日本の保守系政治団体メンバーを乗せた漁船が現場海域に向かったこと」「23日午前5時半ごろ、(これら)9隻の漁船が尖閣列島沖に到着」
「午前8時半すぎ、(日本の)巡視船が『全速力で』と繰り返し、石垣港に戻るよう(これらの船に)呼びかけ始めた」(中国の監視船に追われ始めたのだろう)
一隻が逃げ遅れる。中国監視船が猛スピードで追い掛け回す・・・
この9隻の行動予定は、日本政府も知っていたわけだから、
何でほっとくの?と思う。
なんで、こんなことで、日中関係が×になる?

25日の「京都」では「対決構図むき出し」(2面)
「中国の挑発的言動に首相がいらだっているのは間違いない。」(日本政府”筋”)
外務省関係者「中国のトップは日本が譲歩しなければ会おうとしない。首脳会談がいつ開かれるか、見当もつかない」
「米国が相互依存を深める中国に接近するほど、日本への配慮が減る」(政府筋)
米国のケリー長官は、「米国は(どちらか一方の)立場をとらない」
「中国を過剰に刺激すればアジア情勢が不安定化し、米国に悪影響が及ぶ」と米国・国防省筋
”いい加減にしいや!”の、強いサインが見て取れる。

24日付、ニューヨークタイムズ紙が「敵対心あおる」と日本政府批判
日本の不必要なナショナリズム(社説)で
「安倍政権が歴史問題をめぐり中国や韓国との間で不要な摩擦を引き起こし『敵対心を無謀にあおっているように見える』」と政権批判。「安倍首相に対しては、『歴史の傷を悪化させるのではなく、経済再生とアジアの指導的民主国家としての役割を強調した日本の未来像を描く作業に力を入れるべきだ』と注文をつけた」(25日京都)
”アホちゃう?”と、アメリカ政府は思ってるだろうな。

やってることが子どもっぽ過ぎる。
これ、どう見ても、未来がない。

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