日々の逃避

ある大学教員の単なる独り言です。
バイオマテリアルとか高分子とかを研究している・・・かも。

研究室紹介

2014年11月28日 | 日常

今日は、うちの研究室が3年生向けに研究室を紹介する日だ。夜の懇親会では、いろんな3年生たちと喋れて楽しかった。いろんな研究室の紹介を実際に聞いてみて、じっくり考えて、配属研究室の希望を出してくださいな。

さてさて、今年はどんな3年生が配属するんだろう。毎年のことながら、なんだか楽しみだ。

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演習の準備

2014年11月27日 | 日常

講義の話。

自分の場合、学部の講義の受け持ち状況は、昨年度までは

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・ 生物化学の講義 (2年後期)
・ バイオマテリアルの講義 (3年前期)
・ 分析化学の講義 (1年前期)
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という「3コマ」だったんだけど、今年度は

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・ 生物化学の講義 (2年後期)
・ バイオマテリアルの講義 (3年前期)
・ 特別講義(物理化学と分析化学の演習を中心に、Sm先生と分担) (1年後期)
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という「2.5コマ」になっている (Sm先生と分担しているのは、半期の半分だけ担当しているので0.5換算)。

そしてさらに来年度は、

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・ 生物化学の講義 (2年後期)
・ バイオマテリアルの講義 (3年前期)
・ 無機・分析化学の演習 (無機化学と分析化学の演習、Ok先生と分担) (1年後期)
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という「2.5コマ」に変わることになっている(ちなみに大学院(マスター)の科目は、2年に1回担当している)。

今年度と来年度の科目名は異なるけれど、自分が分担するパート(分析化学)は同じだ。つまり、「昨年度までは分析化学の講義を1コマ受け持っていたけど、今年度からは分析化学の演習を0.5コマ受け持つ」という状況だ。

演習かぁ・・・。。。

自分は「演習」科目を担当したことがなかったので、どうやって演習の授業を実施すればいいのかいまいち感覚的によくわからなかった。そこで、演習科目を持っている先生たちに演習の実施方法を聞いてみた。するとわかったことは、先生ごとに実施方法は「かなり」違う、ということだ。う~む、そうですかぁ・・・。

困った。

まじで困った。

で、今度は、学部の学生たちに、実際に演習科目を受けたときの感想や問題点や改善の提案を聞いてみたら、いろいろな意見をもらえた。

う~む。

そんないろんな先生や学生たちの声を参考にして、こんなスタイルの演習にすれば学習効果が高まるんじゃないかな、という自分なりの方針が固まったので、おもむろに演習の準備を始めてみようと思い立ってみた。

そんな木曜日。

初回の演習は来週月曜日。

・・・ 準備始めるの、おせ~よ、自分。

そんなわけで、今日から黙々と演習の準備。問題を作ってみたり解答を考えてみたり ・・・ まぁ、間に合うでしょ、うん。

分析化学の講義はかれこれ6年担当していたので、内容的には改めて準備することはないから、その点では楽なんだけど。

久しぶりに自転車操業気味の3ヶ月を過ごしそうな予感。。。

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Ckくんの博士予備審査会

2014年11月24日 | 日常

今日は祝日だけど、15:00~16:30ごろにCkくんの博士論文の予備審査会が開催された。指導教員として自分が主査を務めるのは、今回で3回目だ。この3人に続くドクター在学生(D2とD1)・進学希望生(M2)もいるので、順調に学生さんたちが育ってくれている気がする。いま自分は41歳だけど、あと数年後を考えると、33歳で研究室を立ち上げて以来10年ちょっとでドクターを6人輩出できることになる(はず)。研究室立ち上げ当初は、こんな状況は想像していなかった。予想していたよりも、ドクター進学者が多い。でも、実際問題として、うちの大学は研究室ごとのスペースは狭いので、これ以上(内部進学の)ドクター学生が増えるとちょっと大変かもしれない・・・

他大の大学院のドクターではなく、うちの研究室をそのまま選んでドクターに進学してくれるなんて、ありがたいことだなぁといつも思う。ドクター取得の審査の時期になると、その学生さんの配属当初の様子を思い出して、感慨深い気持ちになる。

副査の先生方、お忙しい中ご審査ありがとうございました。夜。今日は祝日なので、ドクター関係者だけの少人数で集まって打ち上げ飲み会。


 

鶏料理専門店。

 

2次会。

そして、



ドラゴンAn氏、本日終了。

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3年生保護者会(ペアレンツデー)

2014年11月22日 | 日常

今日は、大学全体で実施される行事「ペアレンツデー」が開催された。これは、3年生の保護者を対象とした保護者会だ。自分はもう学生生活委員ではないので、今年度は準備はまったく必要なかった。自分の業務は、

14:30~15:30 研究室見学対応(3グループ、計23名の保護者のみなさま)
15:30~17:00ごろ 個別面談(子供の成績表を見ながら個別の成績・進路相談)

の二つだ。このペアレンツデーは、保護者のみなさまの満足度は高い行事らしい(毎年のアンケート結果を見る限り)。個別面談ではいろんなことを相談された。わざわざ本学までお越し頂きまことにありがとうございます。

でもなぁ・・・と毎年思う。誰に対して思うかと言えば、この行事を決めているであろう大学の上層部のみなさまに対してだ。3年生の11月に保護者会をやっても、まったく無意味でしょ。保護者のみなさまと話してみると、進路(大学院)や就職のことよりも、「現時点での成績(=留年せずに研究室に配属できるかどうか)」が最大の関心事と感じていらっしゃることがわかる。そのような現実を抱えた保護者のみなさまに対して、「3年の後期」に個別面談を実施しても明らかな手遅れだ。だって「うちの子供は卒業できますか?」と聞いてきた保護者のお子さんの成績表を見て、留年が確定していたら、どうしろっていうのさ。3年後期に現実を知ってもらっても、手遅れな場合があるわけだ。やっぱり、保護者会を全学でどうしても実施したいのであれば、研究室配属までの3年間のちょうど半分を終わったころ(2年後期の10か11月)に開催するのが一番いいと思う。

大学のホームページには、ペアレンツデーの開催趣旨として「本学の就学環境を直接ご覧いただく」「進学・就職、研究などの状況や各学部や各学科の教育方針をより深くご理解いただく」と書いてある。いやいや、3年後期の段階で保護者のみなさまに「より深くご理解いただく」必要はないでしょ。3年後期の段階にもなって、より深くご理解頂いたからってどうなるのさ。そんな趣旨だったら、入学式の時に「受験時よりもさらにより深く」理解してもらえば、それで十分だってば。保護者会をやるからには、もっと有効な行事にしてもらいたいと思う。

毎年のことながら、自分はこの行事の「開催時期」には不賛成だ。

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う~む。

2014年11月20日 | 日常

朝。耳鼻科へ。花粉症の舌下減感作療法の薬(シダトレン)は、さらに高濃度のものが処方された。

大学に到着したのは9:50。早速、処方された薬を飲んでみた。濃い。

10~14:30ごろまでは、明後日のペアレンツデー(3年生保護者会)の説明資料作りや、来週の研究室紹介(3年生向け)のパワポ作り。

14:30ごろ、雨の中、傘をさして事務系の建物へ。今日は大学内でインフルエンザのワクチンを打ってもらえる日だ。その場で問診票に記入するんだけど、そこに「現在医者にかかっている病名、飲んでいる薬」という欄があった。「花粉症、シダトレン」と書いて、問診担当の医者に渡してみた。

医者 「あ~、もうシダトレンやってるんだ~!?早いね~。発売されたばっかだもんね~!」
自分 「あ、はい・・・」
医者 「で、どう?効く?効く?効いちゃうの?」
自分 「いや、まだ2週間しか飲んでないんで・・・」
医者 「そっか~、まだ効くわけないか~、あはは~」
自分 「まぁ、そりゃそうですね・・・」
医者 「じゃあいいよ、あっちで打ってもらって。そっかぁ、へぇ~」

なんだろうなぁこの口調。41歳になる自分は、さすがにもう学生には見えないと思うんだけど、どう考えても年下に話しかける感じだった。それとも、あの医者って、若作りだけどすごい年上のおっさんだったんだろうか ・・・ とてもそうは見えなかったけど。初対面の人にこういう礼儀知らずな口調で話しかけられると、いらっとする。

まぁ、どうでもいいか、もう二度と会わない人だろうし。初対面の人と話すときは、相手の年齢や肩書きは関係なく丁寧に話すのが礼儀だよな・・・ということを再確認した気分。自分も気をつけよう。

それにしても、今日は寒かったなぁ・・・東京の最高気温は12℃だったらしい。毎年着ている冬物のコート(CKの黒いトレンチコート)を着てみた。明日は16℃ぐらいまで気温が上がるらしいけど、今日からしばらくはこのコートを着ておこうと思う。

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第36回 日本バイオマテリアル学会大会・2日目

2014年11月18日 | 日常

朝から学会へ。9:00~9:30に学生さんたちがポスターを貼り付けていた。

 
 
 
 


以上、ドクター3名、マスター6名、の計9件を申し込んだ。



昼食は焼き肉。

午後、発表。

夜は打ち上げ。お店はここ

 
 
 

美味しかったです。

みなさんおつかれさまでした。

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第36回 日本バイオマテリアル学会大会・1日目

2014年11月17日 | 日常

今日は日本バイオマテリアル学会の1日目。16℃ぐらいだったので、コートは着ないでスーツだけで行ってみた。例年、日本バイオマテリアル学会(11月中旬~下旬に開催)は黒いトレンチコートを着て行っている記憶が多いので、今年は暖かいんだろうな。



昼食。


朝から夕方まで、口頭発表を聞いたり、ポスターを見に行ったり。今日はうちの研究室の発表はないので、なんだか気楽だ。夜は飲み会。



電車の中であたふたする人。



コートの後ろがドアに挟まっていた。



串揚げのお店(ここ)。

 
 

こんな感じ。



おなかがものすごくふくらんでいるM2。



得意げ。



さらに得意げ。

あ・・・、


飲み会にやってきた卒業生(社会人1年生)のFrくんがあいかわらずこんな感じだった。在学中と変わらないキャラは、見ていてほっとする。でも、「弊社は」とか言っちゃってて、すごい違和感 ・・・ いや、さすが社会人。

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耳鼻科へ

2014年11月13日 | 日常

朝。耳鼻科へ。先週の木曜日からスタートした花粉症の舌下減感作療法の2週目。今日は、簡単な診察を受けて、薬の処方箋をもらっただけ。薬局に行って薬をもらうと、いつも大学に行くよりも40分ぐらい余計に時間が取られる。これからも木曜日は早起きしよう。

先週一週間にわたって舌の下に滴下した花粉の溶液(シダトレン舌下液)の容器には、濃度が「200JAU/mL」と記載されていた(JAUっていうのは、Japanese Allergology Unit [日本アレルギー単位]、らしい)。これを、初日:1滴、2日目:1滴、3日目:2滴 ・・・ 7日目:5滴、という感じでどんどん増やして滴下していた。今日もらった薬に記載されていた濃度は、その10倍の「2000JAU/mL」だ。この溶液の滴下を、これから一週間、初日:1滴、2日目:1滴、3日目:2滴 ・・・ 7日目:5滴、という感じで増やしていく。その次の週からは、2000JAU/mLのパックを毎日すべて舌の下に滴下するらしい。

今のところ毎日忘れずに滴下している。ホントにこんなので花粉の免疫がつくのかなぁ・・・理論としてはよくわかるんだけど。

午後。某企業の方(3名)がご来学。1時間ほどディスカッション。もしかしたら共同研究になるかもしれない。

夕方。研究室内のセミナー。昨日で確定したことを、研究室内に公表。人事案件。

19時ごろ。ある件に関連して、B4のHrさんのお母さんが研究室にお越しくださった。遠いところわざわざご来学いただき、なんだか申し訳ないです。

19:40ごろから、自分+Hrさん+お母さんの3人で豆腐懐石のお店で会食。豆腐料理のコースを注文。

 

合鴨にはしゃぐ母と娘のお二人(写真をブログに載せることは了承頂きました)。


今までいろんな学生さんの親御さんからご挨拶されたり、一緒に飲みに行ったことがあるけれど、こんな感じのコース料理のお店に行ったのは初めてだ。親御さんのタイプもいろいろだなぁ。ちなみにキャラが立っていたのはやっぱり現D3のCkくんのお父さんで、鼻につまようじを入れていた。なつかしい。

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zzz

2014年11月12日 | 日常

午前。学生さんたちの学会発表用ポスターのチェック。1時間ほど。

13:00~15:00。学科の会議。

15:00~17:00。教授会。眠い・・・zzz。

17:00~18:00。大学院専攻会議。今回の専攻会議で決定したことを受けて、夏からあわててドタバタと進めていた2つのことが確定したことになる。1つはすでに先週決定していたけれど、その最終決定の条件が今回の専攻会議の審議結果とリンクしているので、結局は2つのことが今日決定したことになる。


今日は、高分子学会の某講演会から招待講演の依頼が届いた。来年6月に喋ることになる。快諾。招待講演の依頼はいくらでも引き受けます。

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田町へ

2014年11月11日 | 日常

2限。生物化学の講義。今日の内容は核酸の応用について。制限酵素、遺伝子組み換え、PCRなどの諸技術の基本的な原理から、遺伝子診断の話まで。

13:30に大学を出て、田町にある東工大のキャンパスイノベーションセンターへ。来年6月に開催される繊維学会年次大会の実行委員会。今回の実行委員長はOg先生で、自分は実行委員として関わることになった。夜は15、6人で懇親会。

 

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土曜日

2014年11月08日 | 日常

採点作業が終わった。記述問題の割合が多いと、採点が大変になる ・・・。

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下北沢

2014年11月07日 | 日常

 

下北沢へ(お店はここ)。0時過ぎに帰宅。

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花粉症の治療スタート

2014年11月06日 | 日常

今日から花粉症の舌下免疫療法をスタートしてみた。花粉の溶液(シダトレン)を毎日飲んで、花粉症の症状軽減を目指そうと思う。初回の今日は、アナフィラキシーショック(急激なアレルギー反応)の可能性もあることから、舌の下に滴下した後は30分ぐらい病院で待機させられた。医者によると、

「花粉のエキスを飲むわけだから、副作用で口の中がかゆくなることがあるんだけど、その症状が副作用で終わるのかアナフィラキシーショックの始まりなのかがわかんないんですよね・・・」

・・・こわいです。とりあえず、30分たっても大丈夫だったけど。

今日以降は、自宅や職場で滴下することになる。毎日の治療方法は、シダトレン溶液を舌の下に「2分間」置いておくだけ。すごく簡単。あとは、毎日続けられるかどうか ・・・ だな。

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テスト

2014年11月04日 | 日常

午前。生物化学の講義のテスト(1回目)。この講義は生物や生体関連物質の機能について化学的な側面から学習することを目的としているんだけど、扱う範囲が広い。そのため、「中間試験+期末試験」ではなくて「中間試験2回+期末試験」という試験スタイルにして、3回の試験とも記述問題を多めに課すことによって理解度を評価するようにしている。でも、試験を3回実施すると採点作業も3回になるので、最近増加傾向にある仕事量から考えるとちょっときつくなってきている。今後どうしよう・・・悩む。

みなさん、テストおつかれさまでした。

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