1学期に担当した講義(3年生向けのバイオマテリアルの内容)で実施した試験の採点が終わった。記述問題ばかりだから採点が大変だった。。。すっきりと論理的に書かれた解答は採点が楽だけど、ごちゃごちゃな論理で書かれた解答は採点に時間がかかってしまう。そんないろいろなタイプの答案が約80人分。いろいろと忙しくて中間試験の採点もまだやっていなかったから、一気に160人分の答案を採点することになってしまった。他の仕事の合間を見つけて集中しまくって、2日で終わらせた。つかれた。頭がパンクしそう。
ここからは、名簿のexcelファイルに点数を入力して、中間試験・期末試験の合計点の高い順にソートして、成績評価(S・A・B・C・D)の割合をどうするか考える必要があるけれど・・・それは明日やろう・・・。
あとはまだ、大学院の講義で課したレポート(締切は今月末)の採点作業が残っているんだよなぁ・・・今年度の受講者数は102人・・・多すぎ・・・
うちの研究室は、生体高分子の一つである多糖をよく使っている。今までヒアルロン酸、キトサン、カラギーナン、ゲランガム、カードラン・・・などを使っていろいろな材料を作製してきたけれど、一番使っているのはヒアルロン酸とキトサンの二つだ。
ヒアルロン酸は保水力と癒着防止効果が魅力的だし、キトサンは修飾しやすさ(アミノ基が豊富)と創傷治癒効果が魅力的だ。特にヒアルロン酸は、優れた性質のメリットがあるにも関わらず、「修飾しにくい上に、修飾すると(分解によって)分子量が小さくなってしまう」というデメリットが大きいのも、その克服が面白いという点で逆に魅力的な分子だと個人的には思っている。
しかし、分子量が大きいヒアルロン酸(しかも由来がはっきりしているもの)は、試薬会社から購入するとかなり高くなってしまう。例えば、Sigma-Aldrich社から購入するとなると、腺疫菌由来のヒアルロン酸が1gで2万円、雄鶏トサカ由来のヒアルロン酸が1gで200万円(!)になってしまう。高すぎる。。。でも材料化を検討するために、結構多めに必要なので悩ましい。。。
そんなわけで、ここ数年は某社がご提供くださったヒアルロン酸を研究に使わせて頂いている。今日、その某社から分子量が百数十万のヒアルロン酸を40gご提供頂いた。とてもありがたいです。どうもありがとうございます。大切に使わせて頂きます。
新札を見てみたい・・・! と思いながら、実物をまだ見ていなかった。
最近、あらゆる支払いを各種の電子決済で済ませているので、なかなかお札を受け取る機会がない。でも先日ついに、郵便局で受け取ったお金の中に新札が入っていた!
ここで、お金の写真をインターネット上にアップロードする行為が合法か違法か気になったんだけど・・・結論から言うと合法とのこと(ただし、そのインターネット上の画像を「印刷」して「形」にしてしまうと、その印刷した人の行為は違法らしい)。このあたりのことは、財務省のページや弁護士による説明に詳しく書いてある。あと、印刷してそのまま使えるような状態(全体写真?)のときは「見本」の文字を入れておいた方が無難らしい(印刷して「行使」されないため)。結論としては、少なくとも一部の写真をアップロードするのはまったく問題ないようだ。
というわけで、新札の何がすごいかというと・・・
世界初の「3Dホログラム搭載の紙幣」。
これ、何回見てもすごい。。。
左右いろいろな角度から見ると、渋沢栄一がくるくる動く。
日本の技術は本当に素晴らしいと思う。
ここでふと思い出したのが、24年前に発行されて4年間しか印刷されなかった「2000円札」。1000円札と間違えやすくて使いにくいので、受け取ったらすぐに使って1000円札や小銭に変えていたけれど、最近まったく見なくなった。今はもう、1000、5000、10000円札しか見かけない。あの2000円札は今どこに行ってしまったんだろうか・・・。と思って、現状を調べてみた答えがこちら。一部では流通しているみたいだ。でも、最近の学生さんとかは見たことすらないのかも。
結局、1・5・10の間に2を作っても使いにくいんだろうなぁ。実験条件(例えば濃度[mol/L])の影響を検討するときも、1・2・3・・・と変化させるより、1・5・10・・・と大きめに変化させた方が、その影響が見やすくなるのと同じかもしれない。もし今後「200円玉」が発行されたら、かなり使いにくいと思う。100円玉と間違えやすいだろうから、財布の中に100円玉と200円玉がゴチャゴチャに混ざっていたら、おそらくかなり使いにくい。
2000円札は、「沖縄サミット開催+西暦2000年記念」というよくわからない理由だけで発行された紙幣だった記憶がある。日本はこの手の壮大な無駄遣いが結構多い・・・(むしろ、多すぎる・・・)。
朝。暑い。ひたすら暑い。家のドアを開けた瞬間、空気感が熱帯地方だった。ちなみに、今日の東京の最高気温は37℃・・・まだ7月なんだけど・・・。
午前。いろいろと細かい仕事を処理。
13時ごろ。配属に向けて研究室の見学に来たB3学生さんたち(5人)に対応。まず最初に、研究内容やら研究室の生活について30分弱ぐらい話してみた。その後は、となりの学生室で、研究室にすでに所属している学生さんたちといろいろ話してもらった。今年度はどんな学生さんが配属になるのかなぁ・・・毎年楽しみ。
夕方。某学会からメールが届いた。実は、先週末にこの学会に発表(学生6名分の発表、計6件)を申し込もうとしたけれど、3件目以降の申し込み作業ができなくてとても困っていた。2件目の発表を申し込むときに表示されていた「発表を追加するボタン」が、なぜか3件目を申し込むときには押せなくなっている。PCを変えてもブラウザを変えても申し込みできない。ただひたすら困る状況。仕方ないので、日曜日に問い合わせのメールを送ってみた。
その回答が今日届いた。届いた回答メールを読み解く限り、システムの不備ではなく、2件までしか申し込めない仕様になっているらしい(つまり、どうしようもない・・・)。
・・・いやいやいやいや。
他大の先生方が、「学生たちにやってもらった申し込みがちゃんとできているか不安だ」と言っているのをたまに聞いたことがある。実際に、学生が登録を失敗している例を見たこともある(発表を申し込めていないことを、教員がまったく気付いていなかった)。
そこでうちの研究室では、研究室立ち上げ以来ずっと、発表者本人ではなく、教員の自分が学生全員分の発表をまとめて申し込むことにしている(過去に10件近くの発表を一人で申し込んだときは、さすがに作業が相当面倒だったけれど・・・)。
どうやら今回の学会は、この「教員がまとめて申し込む」方式は通用しないらしい。仕方ないので、3~6件目の発表は、学生さん本人に申し込んでもらうことにした。
3件以上申し込めないシステムの仕様は不便なので、来年度以降は申し込みシステムを改修して欲しい。。。ぜひ。
なんとなく釈然としないまま終わった一日。
22年前に公開された映画「ボーン・アイデンティティ」が流れていた。時間が無くて40分ぐらいしか見なかったけれど、面白い・・・!ボーンシリーズの映画は見たことがなかったけれど、古い映画とは思えないぐらいテンポと映像が良かった。ちなみに「ボーン」はbornでもboneでもなくBourne(主人公の名前)なんだな・・・。
朝から16時ごろまで、某書類をひたすら仕上げてみた。それにしても、これを作ることにどれだけの意味があるんだろう・・・?とふと思ってしまうような書類だな。。。
16時から17時半ごろまで、某研究室のドクター学生さんの学位論文公聴会(自分は副査)。毎度のことながら、他の研究室の学位論文を審査するのは結構好きだったりする(理由は単純で、自分とは異なったり自分では思いつかないような研究の進め方などに触れるのが面白いから)。発表した学生さん、おつかれさまでした。
夕方。秋の学会の要旨(6名分)の添削が終わった。これでひと段落。
それにしても蒸し暑すぎる・・・今年の夏は、観測史上最も暑くなった昨年に匹敵するぐらい暑くなるらしい。今朝のテレビでも、今年の夏は35℃以上が連日続きます!とアナウンサーが声高に話していた。「連日の35℃以上」は本当にやめて欲しい・・・。
日曜日。やらなきゃいけないことがたくさんあって、あっという間に夕方になってしまった。早い。
23時ごろ、映画チャンネルで流れていた「ハリー・ポッターと賢者の石」を見始めてしまった。これを見るのはもう何回目だろう。細かい描写の発見がいろいろあって、何回見ても飽きない。
魔法界の超サラブレッドであるハリー・ポッターは、天性の才能はもちろん運にも恵まれていて、ホグワーツ魔法魔術学校の先生方に最初から最後まで大切に見守られている。困ったときには必ず誰かがサポートしてくれて、必ず良い方向の道をたどることができる。魔法をまだまったく唱えられないけれど、いつもそばにいるハーマイオニーが魔法を唱えまくってくれる。絶対的な主人公(正義・誠実)は必ず勝つ!という、とてもわかりやすい王道ストーリー。そのストーリーが魔法界の不思議な映像美と重なって、圧倒的な完成度の映画に仕上がっている。
ちなみに、魔法列車の始発駅「キングス・クロス駅」は実在していて、映画で描かれている「9 3/4番線(9番線と10番線の間にあって、柱を通り抜けた先の魔法の世界にあるホーム)」のオブジェがあるらしい(ネットで見つけた画像ではこんな感じ)。イギリスはまだ行ったことがないんだよなぁ・・・ハリー・ポッターとかシャーロック・ホームズの舞台の国にいつか行ってみたい。
今日見た映画は、リーアム・ニーソン主演の「ザ・シークレットマン」(2018年公開)。「アメリカ合衆国史上初めて任期半ばで辞任に追い込まれた大統領」として知られるリチャード・ニクソン。この映画の主人公は、ニクソンの辞任に至るまでの「ウォーターゲート事件」の全容を内部告発したFBI副長官マーク・フェルト。史実を表現した映画なので、盛り上がりも何もあったもんじゃない(全体的なトーンが暗い)けれど、アクションもなくシリアスなリーアム・ニーソンの演技が光っている作品。ホワイトハウスからの圧力に屈しないマーク・フェルトはかっこいいなぁ・・・エンタメ全開の映画もいいけれど、こんな感じの史実に(ほぼ)基づいたノンフィクション系の映画はやっぱり面白いよなぁ・・・と思う。
21時ごろ。何か面白い映画やってないかなぁ・・・と思いながら映画チャンネルを巡回。そして、何回も見たことがある「キャッシュ・トラック」(2021年)が流れているのを見つけて、「何度目だろ・・・」と思いながらも見てしまった。キャッシュ・トラックとは、現金輸送車のこと。主演のジェイソン・ステイサムの安定のかっこよさ。どうやっても死なないし、どうやっても最後には勝ってしまう。アーノルド・シュワルツェネッガーと同じく、映画のお決まりパターン。
この映画のストーリーは単純で、「全米で最も現金が動くブラック・フライデーに、フォルティコ・セキュリティ社に集まる1億8000万ドルの大金を狙う強奪計画が進行していた・・・ジェイソン・ステイサム演じる「H」はこの大規模な計画を阻止できるか・・・!?」という感じ。この映画では、阻止はできなくても最後には勝ってしまう。
今日の4限に、3年生向けに研究室を紹介した。3週にわたって研究室をオムニバス的に紹介する2週目。1研究室に割り当てられた紹介時間は、たったの10分・・・短すぎ・・・もう少し長く話せるといいんだけどなぁ・・・
3年生のみなさんへ。うちの研究室への配属に興味をもった人は、見学希望のメールをいつでもください!
午前。そろそろ締切が迫ってきた某雑誌の原稿を書いてみた。内容は多糖粒子の作製。指定は7000字。先月から少し書き始めてみたけれど、今日は全体の半分ぐらいまで書いてみた。
13:00~14:20ごろ。学科の会議。なんだかなぁ・・・と思うような話もあったけれど、おおむね無風。
15:30~17:30ごろ。教授会。説明会もあり、人事案件もたくさんあり・・・で2時間かかった。長い。。。
19時ごろ大学を出て、自宅でご飯を食べてからまた外出。とにかく暑い。。。
先日公開した研究室ホームページの修正作業。
● iPad+Chromeで見たときにホームページのレイアウトが少し崩れるのを修正
● 全体的に(特に背景画像)の解像度を少し落として、読み込み速度を少し改善
● モバイルサイトのページの背景を一部なしにして、読み込み速度を少し改善
● モバイルサイトのトピックス・研究業績・報道ページのフォントサイズを変更
今回のホームページはスマホに完全に対応させたので、スマホで見るときの利便性を中心に改善してみた。
これで更新作業はとりあえず終了。。。
研究室のホームページを大幅にリニューアルしてみた。
ホームページ作成の専門業者に丸ごと任せてしまおうかなぁ・・・とも少し考えたけれど、細かい微調整も含めて自分で100%作りたい性格なので、結局ゼロベースから自分で作ってみた。
・Windows(Firefox、Google Chrome、Microsoft Edge)
・Mac(Safari)
・iphone
については動作や表示は一応確認してあります。何か不備を見つけた人は教えてくださいーーー。よろしくお願いします。
今日の東京の最高気温は、昨日より10℃高い34℃。6月なのにこの高温。もうこれ、夏でしょ。今年の気温はとてもおかしいと思う。7月とか8月は何度まで上がるんだろう・・・。
暑さにやられながら大学へ。
午前。明日の2限で使うプレゼンファイルの確認。1年生向けに、20分ぐらいで研究室を紹介するらしい。
午後。2ヶ月前に引き受けた原稿(某雑誌の9月号に掲載)をどうまとめるか、考え始めてみた。7月中旬締切で約7000字。
その後、実験室へ。B4たちの合成実験、うまくいくといいなぁ。
夕方。某研究室のドクター学生さんの学位予備審査。
あっという間に一日が終わってしまう。。。