日々の逃避

ある大学教員の単なる独り言です。
バイオマテリアルとか高分子とかを研究している・・・かも。

委員会、など。

2014年10月29日 | 日常

15:15~17:00ごろに教育委員会。今日は、それほど大きな審議事項もなかった。でも来年度の履修案内冊子のチェックという仕事が降ってきた。うちの学科では来年度にカリキュラム改正を行うので、冊子内の改訂箇所はかなり多い・・・これ、間違えないようにかなり気をつけないとまずいかも。

う~む。。。めんどくさい。。。

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「第2回ブレスト飲み会」を開催してみた。

2014年10月26日 | 日常

今日は、うちの研究室の特徴的な活動の紹介を。

ブレインストーミング(略して、ブレスト) ・・・ それは、脳(ブレイン)の中で嵐(ストーム)を起こすように議論しましょう、という方法だ。もうちょっと正確に書くと、「数名で集まって、1つのテーマに対してお互いにたくさんのアイディアを出して、問題の解決や発展に創造的に結び付ける手法」だ。自分がバイオマテリアルへ分野替えを決意した時の上司であるR研のMd先生からは、研究を進める上での脳内ブレストの大切さを教わった。当時の同僚のNkさん(現NIMS主任研究員)と、「『研究に関係ないかもしれない論文ネタ』を紹介し合う会」を昼食後に週1~2回開催していた。あれも一種のブレストだったと思う。その後に研究室として移ったKアカデミー時代にも、同僚のYmくん(現Q大客員准教授)と同じようなことをしていた。

自分が研究室を立ち上げた時に、「いつかドクターに進学する学生が出てきたら、酒を飲みながらブレストして、20年先の研究を議論しまくる飲み会を開催したい」と考えていた。ここ数年、学生さんたちが順調にドクターに進学してくれている。今年は、うちの研究室のメンバー14人のうち4人がドクターの学生だし、その4人とも(社会人ドクターではなくて)内部進学の学生さんだ。

そんなわけで、今年の3月に、浅草のどじょう料理のお店で「第1回ブレスト飲み会」を開催した。「日々の研究室の実験とかいろんなことを忘れて(つまり基本的に実験の話はしない)、非日常的な場所でやりたい」という自分の方針に基づいて、「いつもなかなか飲みに行かない浅草」「研究室飲み会ではなかなか行かないどじょう料理のお店」を幹事のUcくん(当時D3、現社会人)が探してくれた。ドクターの学生さんたちと未来の材料や技術を語り合ったあの会は面白かった。

実現しそうにない未来であってもいいので、未来を夢見る学生を育てたい、というのが自分の教育方針だ。5年後は誰でも語れるし、そんな近いことを考えていてもブレイクスルーは生まれない気がする。だからこそ、20年先の夢を見たい。夢を語れない教員には、夢を持った学生は育てられないと思う。さらに言うと、B4・M1・M2の研究姿勢をレベルアップするためには、その上のドクター学生たちが夢を語れる人にならないといけない。でもブレストは10数人ではなかなかうまく進まない。参加人数は、「1テーブルで収まる範囲」が適当なので、研究室全体でこの活動を実施するのはちょっと無理がある。というわけで、このブレスト飲み会は、うちの研究室のドクターの恒例イベントにしたいと考えている。

ちなみに前回の第1回ブレスト飲み会の様子はこちら。自分は、脳内をスキャンして視覚を画像化した専門分野外の驚くべき論文を紹介して、そんな技術を生体内にもし組み込めたらどうなるか?という未来像を語った。参加してくれたドクターの学生さんたちが、「ブレスト飲み会は面白かった」「またやりたい」と言ってくれていた。

あれから半年、第2回ブレスト飲み会を開催することにした。半年に1回ぐらいのペースがちょうどいい気がしている。

今回の参加者は、自分+ドクター学生たち(D3のTkくんとCkくん、D2のKsくん、D1のAzくん)+プレドクターの学生(ドクター進学を表明した学生。まだドクター入試を受けていなくて合格していないので、名前はいちお伏せておくけど)。それにしてもうちの研究室は、ドクター進学者が多いなぁ。

今回の幹事は、D3のCkくんに任せた。お願いしたのは、「前回の浅草のどじょうの店みたいに、いつもの研究室飲み会では行かないようなお店や場所だと、非日常的な行事の感じがして面白いかも。あと、いろいろ話すので、うるさくないお店がいい」ということ。そのCkくんが選んできたお店は、五反田の馬肉料理のお店「あぶみ邸」。五反田というなかなか行かない立地といい、馬肉という食材といい(ちなみに馬刺しは、好きな物のベスト3に入るかもしれないぐらい自分は好きだ)、完全個室で語りまくれそうだし、お店のセレクションばっちりです。

ちなみに今回、各自が人数分の配布物を持参するんだけど、その目安として次のようなメールを参加者に事前に流しておいた。

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印刷物は、論文、ネットの資料、会社のHP、新聞のコピー、雑誌のコピー、なんでもOKです。1ページだろうが、数ページだろうが、なんでもいいです。異分野ネタがいいです。面白いバイオマテリアルの報告例や面白い高分子の合成例、とかではなくて、まったくの異分野ネタを目指して下さい。そういうネタでわいわい話しながら、

「なんだこりゃ」
「何に使えるかよくわかんないけど、すごいね」
・・・(話しているうちに)・・・
「・・・あれ、もしかしたら、その材料をこんな風に使ったら、30年後に新しい医療用の材料とか技術になるんじゃね?無理かな?」

みたいな「遠い未来の話」ができれば最高です。
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こんな感じ。どんなネタでもいいんです。というわけで今日は、自分とドクター学生たちで、16:50に五反田駅改札に集合してみた。自宅を出たのは16:00ごろ。お店に到着してみると・・・



なんだか高級感あふれるお店だった。



メニューはこんな感じ。



馬のいろいろな部位。



馬刺し。美味。



馬刺しのお寿司。



馬刺しの唐揚げ(中身はレア)。



馬肉ご飯。



桜鍋(馬肉のすき焼き)。

この1次会で半分の人のネタが披露された。



2次会はワインバー。資料を見ながら議論中の風景。

この2次会で、残りの半分の人のネタが披露された。



3次会は全員で締めのつけ麺。

・・・食べ過ぎじゃね?まぁいいや。


0時過ぎに帰宅。かなり先に(10年、20年先に)実現したら面白いんじゃないか?という無茶な話を、全員できていた。こんな議論の積み重ねから、未来を切り開く力がある学生を育てていきたい。そんな学生をしっかりと育てて、ドクターを無事に取得させて、研究者として社会に送り出すことは、工学系大学教員の責務なんじゃないか、といつも思う。特に自分は、研究室に多くの内部進学ドクターを抱えている以上、意識的にこんな教育に取り組む必要がある。それが、ドクター進学先としてうちの研究室を選んでくれた学生さんたちに対する、教員としての誠意と責任なんだと思う。

「夢を語れない教員には、夢を持った学生は育てられない」・・・やっぱりこの意識をずっと心がけたい。これが自分の教育方針。

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花粉症の根治治療をめざして

2014年10月25日 | 日常

自分は花粉症患者だ。毎年、2月第1週から4月第1週まで、くしゃみと鼻水がつらい。かれこれ30年近く、症状に悩まされている。

中1のころ、鼻水とくしゃみがあまりにもつらくて、休み時間に保健室に行ったことがある。その時、そこに居合わせた体育の先生に「どうした?」と言われて、「花粉症でつらくて」って答えた直後のその先生の言葉は今でも覚えている ・・・ 「そんなふざけた名前の病気、あるわけないだろ」。30年前っていうのはそういう時代だし、そんなころからずっと症状に悩まされているわけだ。

花粉症を根治できる唯一の治療法としてここ7、8年ひそかに話題になっているのが、減感作(げんかんさ)療法だ。「アレルギーの原因物質溶液を少しずつ体内に取り込んで、体を慣れさせてしまおう」という、一見、荒治療に見えるアプローチだ。8割ぐらいの人に効果があるらしくて、花粉症が完治する人もいるらしい。自分は昔から、この治療法にすごく興味があって、ぜひやってみたいとずっと思っていた。でも、毎週のように病院に通って注射で溶液を体内に取り込む必要があって、なかなか治療に踏み切れなかった。あと、実際に治療を行える病院(当時は治験段階)が限られていたことも、治療に踏み切れなかった理由の一つだ。

ところがここ数年、皮下注射ではなくて、「舌下」減感作療法の有効性が研究段階として報告されていた。文字通り、「舌の下」を使った減感作療法だ。1cm角に切ったパンを舌の下に置いて、そこにスギ花粉の溶液をたらして、少ししたらパンごと食べてしまう、という在宅でもできる治療法に発展を遂げている。でもまだ研究段階だし、一般的な治療法にはなっていなかった。この治療を一般的な耳鼻科で受けられるようになるのを、ここ数年ずっと心待ちにしていた。漆器職人など漆を扱う人は、舌下に少量の漆を置いて、その量を少しずつ量を増やして漆アレルギーを起こしにくい体を作る、ということが昔から行われてきたらしい。舌の下からだと、物質が体内にゆっくりと浸透するから」という理由を聞いたことがある。

そして今年1月。ついに、スギ花粉の舌下減感作療法のための薬(鳥居薬品のシダトレン)が販売を承認されて、この10月から販売が開始された。花粉症の根治治療への道、しかも在宅治療への道が開けたわけだ。このニュースはうれしかったなぁ。

さっそく自分は、夏ごろから、この治療法を行える(そして、通いやすい)耳鼻科の情報をネットでいろいろと探していた。いくつかの病院のホームページに、「花粉症の舌下減感作療法をうちでもスタートします」という予告が現れるようになった。でも、遠い病院が多くて、あんまり現実的ではない(1~2週間に1回病院にいって、少しずつ濃度を高めた溶液を処方してもらう必要があるから、遠い病院には行きたくない)。この治療法を扱う病院は限られている(扱える人が限られている)ので、根気強く情報を探していた。

そしてついに、見つけた。

なんと、大学のそば(徒歩10分ぐらい)の某耳鼻科は、分院が自分の自宅のすぐそば(徒歩3分ぐらい)にあるらしくて、そのどちらでも舌下減感作療法を受けられるらしい。しかも、どちらの病院も電子カルテを共有していて、その日の自分の都合に合わせてどちらの病院でも治療を受けられるらしい。さらに、土日も診察している。大学からも自宅からも通える!

す、素晴らしい。

決めた、この治療法をこの病院で受けよう。

この治療法は、スギ花粉症の飛散が始まる2~3ヶ月前には(つまり、スギ花粉症の症状がまったくない時期には)治療を始めた方がいいらしい。まさに今がチャンス。

今日は、その耳鼻科(自宅に近い分院の方)に行ってみた。本当にスギ花粉がメインの原因物質かを調べるために、血液を採取された。結果は、来週に大学そばの本院で聞くことになった(そっちに院長がいるらしい)。本院も分院も電話で完全予約制なので、待ち時間がないからすごくいい感じ。

というわけで、しばらく耳鼻科に通います。

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あれ

2014年10月24日 | 日常

Azくんの論文の投稿作業も終わったし、科研費の申請も終わったし、あとは締切が近い順に細かい仕事を片付けよう~・・・という気持ちになったので、いろいろと冷静に考えてみた。授業準備もしなきゃいけないし、いろいろと仕事はあるんだけど、ふと気づいてしまった。

「あれ、11月頃の学科の会議で、教育委員として諮らなきゃいけないことがあったような・・・」

・・・ そうだ、来年度の時間割とか非常勤講師の件だ!思い出してしまった。

時間割については、9月の学科の会議で審議して承認されている。ってことは、こんな作業は楽勝じゃん・・・と思って、書類を作り始めてみたら ・・・ 甘かった。来年度に学科のカリキュラムを改訂するんだけど、すでに承認されていたのは平成29年度(1~3年生の時間割がすべて新しいバージョンに変わるタイミング)の最終的な時間割だけであって、学年進行に沿って平成27~29年度の時間割を組まなきゃいけないんだった。すると、各先生の担当講義や時間割を少しずつ組み直さないと、公平性や整合性がまったく取れない。そりゃそうだ、なんで余裕をかましていたんだろう。

というわけで今日は、終わらない時間割パズルをずっと解いていた。終わらない。。。もうやだ。。。

朝の5:30に資料(6つ)が完成。これを11月最初の学科の会議で諮ろうと思う。いくつか相談しなきゃいけないことがあるので、とりあえず6つの資料を学科長に送信してから就寝・・・zzz

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Tdくん誕生日会

2014年10月22日 | 日常

Tdくんの誕生日会が開催された。



いろいろとプレゼントをもらっていた。



みんなで食べるのは、今回はケーキじゃなくてプリン。

おめでとうござま~す。

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講義、実験、など

2014年10月21日 | 日常

午前。生物化学の講義。今日の内容は、アミノ酸やタンパク質の基礎。このへんの話はいろいろと面白い・・・と個人的には思う。

午後。最近うまくいっていなかった某危険物質の実験準備。13時から作業を開始して、終わったのが20時ごろ。結論から言うと、またもやうまくいかなかった。原因がなんとなくわかったような気がする(でもまだ確証が持てない)。そのうち、方法を変えて再チャレンジ。

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台風

2014年10月13日 | 日常

月曜日。台風によるどしゃ降りの中、17時ごろから外出。22時ごろにはさらにどしゃ降りになっていた。でも、夜中の3時半ごろに帰宅した時には雨はすっかりやんでいた。

明日は大学が一斉休講になることはないな。。。

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九段下へ

2014年10月12日 | 日常



九段下のグランドパレスホテル23階のフランス料理店(ここ)で、18時から両親や姉と食事会。

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卒論中間発表会

2014年10月11日 | 日常

今日は卒論中間発表会が開催された。



うちの研究室のB4の4人。おつかれさまでした。

夜は打ち上げ飲み会。

 

こんなお店。

 
 

こんな料理。美味しかったなぁ。

 

4人の4年生たち。おつかれさまです。


その後、自分が何回か行ったことがあって気に入っているお店にみんなを案内して2次会。鶏肉料理が美味しいお店。ホントはこんなに大人数で入るお店ではなくて、カップルとか3~4人向けのお店だけど(しかも雰囲気的には社会人向けだし)、まぁいいや。ぜっかくなので美味しいお店で2次会をしよう。


 

こんなお店。



鶏飯。美味。

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卒論中間発表会の前日(前夜祭)

2014年10月10日 | 日常

明日は、4年生の卒論中間発表会が開催される。つまり今日は発表前日だ。そんな前日の夜は、余裕をかましてるようじゃなくちゃいかん。前日の夜とか当日の昼まで発表準備が終わらない、というのはよろしくないです、はい。

これが、うちの研究室の立ち上げ1年目から続く自分の方針だ。発表前夜に前夜祭をやるような研究室を運営したいのだ。何人かの先生には、「そんなことやったら4年生がへろへろになっちゃわない~?」と言われるけど、前日はそれぐらい余裕があるぐらいじゃないと。と言いつつも実は、当事者以外(発表者以外)が楽しむ飲み会だったりする。

というわけで今日は、うちの研究室恒例の、「卒論中間発表会 前夜祭」を開催してみた(ちなみに、2月の卒論発表会や修論発表会の前日も、こんな感じで前夜祭を開催してる)。


 
 

大騒ぎ。



魚、美味しかったなぁ。。。



駅でアーチを作る、左からD2・M2・D3・B4たち。

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う・・・

2014年10月10日 | 日常


台風18号と同じく、台風19号の予想進路が東京直撃コースに変わってきた。しかも火曜日の午前だ。 火曜日2限に担当講義があるんだけど、一斉休講になるのかなぁ。講義準備はもう終わっているから、休講でも休講でなくても影響はないんだけど、ものすごい雨の中で講義はやりたくないなぁ(自分のいる建物から講義棟まで歩いて行きたくない・・・)。

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台風

2014年10月10日 | 日常

また大きな台風が近づいてきているみたいだ。関東に来るころまでに、中心気圧はどれぐらいになるんだろう。現時点で伊勢湾台風(和歌山県に上陸した時点で930hPa)っ並みって報道されている。でも、日本に上陸するころにはさすがにもっと弱まるだろうけど。写真で見ると、先週の台風よりも真ん中の「目」がくっきりと穴が開いている(=遠心力が強くて真ん中に穴がくっきり開いている)みたいだから、先週の台風よりは強いんだろうなぁ。


子供のころは台風が来るとわくわく楽しかったけど、大人になると台風は嫌だな~という感情だけになってくる。不思議だ。今後のルート次第では火曜日あたりにまた休講になるのかなぁ・・・う~む。火曜日に担当講義がある身としては、ちょっと気になる。

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卒論中間発表会の2日前

2014年10月09日 | 日常

今週の土曜日に、学科の卒論中間発表会が開催される。発表形式はポスターだ。毎年、10月のこの時期に開催されている。

そこで今日は、卒論中間発表会の2日前に研究室で毎年開催している発表練習会を実施してみた。形式は、4年生が10分ぐらい発表して、上級生たちが総出で突っ込みまくる会だ(実験結果の出し方やらポスターの細部のチェック)。毎年、「1時間×4年生の人数」ぐらいの時間がかかる行事だ。

ちなみに、ポスターの大まかなレイアウトや流れは、自分が数日前までにチェックしている。つまり、90%程度はもう仕上がっている。でも、発表練習日に上級生全員からチェックを受けると、ポスターがさらにぐっと良くなる。さらに言うと、上級生たちのスキルアップ(人の振り見て我が振り直せ、的な感じ)を意図している。

自分がイメージしている指導教員としての自分の役割は、「こんな感じのポスターにしよう」と4年生本人と話し合って(この時点の完成度は0%)、そこから4年生が仕上げてきたポスター案を何回か直して、レイアウトやら図の作り込み方などの考え方を教えながら、ある程度まで完成させることだと思っている(この時点での完成度は目標90~95%)。そして、自分だけでは見切れない(or 見落とした)細かい部分を直したり、4年生本人の発表のしゃべり方を聞いてポスター内容との整合性を深めたり・・・ という作業を上級生たちが埋めてもらえたらうれしいな~と思っている(この時点での完成度が100%)。やっぱり、実際に発表させてみないと、「そんな感じにしゃべるんだったら、ポスターにここまで書かなきゃわかんないよ」という最後の詰めがわからないから、やっぱりこの最後は大切だ。

自分には、研究室の立ち上げ当初から考えていたことがある。それは、「学生みんながおたがい刺激しあって成長する」研究室をいかに作るか?ということ。指導教員の意見だけで4年生が実験や発表を進めるんじゃなくて、上級生も4年生を育てる(そして、教える作業を経験することによって、上級生自身も4年生に成長させてもらえる)、という研究室にしたい。「みんながおたがい刺激しあって成長する」というのがやっぱり理想的。

今年のM1・M2たちが今日はすごくいい意見を言ってくれていた。4年生の発表に対して上級生がひたすら突っ込みを入れる会、というのは個人的にはすごく大切にしたい。M1・M2の学生たちの成長もうれしい。

今日のこの突っ込みまくりの会は、14時にスタートして、終わったのが19時近かった。休憩時間を除くと、4人で4時間半かかった。

4年生たちはあと2日間大変だけど、みなさんがんばって。応援しています。

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会議、教授会・・・

2014年10月08日 | 日常

朝。どこのテレビ局もノーベル物理学賞受賞のニュースがずっと流れていた。日本人がノーベル賞を取るとうれしい。バイオマテリアルを専門とする自分としては化学賞や医学生理学賞も気になるんだけど、実は物理学賞の受賞内容を聞くのがかなり好きだったりする。

午前。ひたすら英語論文を添削。

12:00ごろから1年生のクラス担任面談。

13:00~14:45、学科会議。今日は教育委員会の議題だけで30分ぐらいかかった。

15:00~17:20、教授会。長っ。

夜。Azくんの英語投稿論文の添削が仕上がった。

そして皆既月食。東京からだと少し雲がかかっていたのが残念だけど、きれいだった。

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台風

2014年10月06日 | 日常

朝。どしゃ降り。今日は大学は終日休講になった(昨日決定)。こんな雨の中、大学に行きたくない気分だったけど、今日中にやらなきゃいけないことがいろいろあったので行くしかない。電車の中もがらがらだったし、9時過ぎごろに大学に到着したらフロアには学生さんが誰もいなかった。とりあえず昨日の時点で、うちの研究室の学生さんたちには「研究室にとても行けないと自分で判断した場合は、無理して来ないでOKです」と言ってある。こんな日に無理してくることはないし。

10時から30分ほどかけて教育委員会の学科持ち帰り事項をまとめて、学科教員のメーリングリストに流した。研究に関係ない雑用は、心をひたすら無にして黙々と作業するに限る。

11時ごろになってもあいかわらずどしゃ降りだし、風がかなり強くなってきた。台風の進路情報を見てみると、今ごろ台風は静岡から神奈川あたりにいるらしい。

12時ごろ、急に外が晴れた。ものすごい快晴。台風の進路情報を見てみると、もう千葉に抜けているらしい。早っ。

13時ごろから、4年生4人の中間発表会要旨の添削作業。

15時ごろから、ドクター関連の皆さんに出してもらう助成金の申請書の添削作業。

17時ごろから、明日の講義の準備やら、教育委員会関係の雑用やら。

20時ごろに大学を出た。

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