山形県手をつなぐ育成会 日々徒然なること

育成会の事、関係ないことも勝手につぶやきます

#地震発生から192日目「家族の安否確認方法」

2011年09月18日 | 災害
 平成23年(2011年)3月11日(金)14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震(マグニチュード9.0)から192日目(9月18日、日曜日)。
 また、大震災発生から192日目の新しい朝を迎えた。
  
 ところで、国崎家では、大地震発生時、安否確認が困難になることを想定して、次のように危険回避のため準備しているという。
  
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【引用始め】

「増補版 地震から子どもを守る50の方法」(2011年5月15日初版第3刷発行)
著者 国崎信江
発行所 (株)ブロンズ新社より引用

 災害用伝言ダイヤルの使い方をマスターしよう(p.88)

 わが家の防災マニュアルの第1項目は「非常時における家族との連絡方法」。第1手段から第4手段まで書いています。
 第1手段は、NTTが開設する「171」の災害用伝言ダイヤルです。
 自宅の電話番号とメッセージを登録して、安否や避難状況を知らせることができます。
一般加入電話、公衆電話、携帯電話、PHSなどから、171をダイヤルして、音声ガイダンスに従えば、メッセージの登録、確認ができます。子どもはもちろん、周囲の人たちにも「地震や災害で、なかなか連絡がつかないときは、ここにメッセージを入れておくからね」と災害用伝言ダイヤルとその使い方を、日頃から教えておきましょう。
         
【引用終わり】

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 以上のようなことを個人が常日ごろからやってみるかという、なかなかやらないものだ。そもそも面倒だと思ってしまう。いつ起きるともわからないことに対して、大して危機感を持たない。東日本大震災に遭遇してさえ、被害を受けなかった人たちには大丈夫だという感覚がある。
 でも、本当に何が起こるかわからないといった不安感は誰でも持っている。そうであるなら、「110」は警察、「119」は救急車と誰もが知っていると同様に、「171」は安否確認、災害伝言ダイヤルということをとっさに思いつくぐらいになっている必要がある。そのことがまだまだ一般に浸透してない。
 家庭で子どもといっしょに災害伝言ダイヤルの使い方を練習してみる。
 こうした行動を日頃よりやっていれば、大災害時でも「明けない夜はない」と希望ある行動をとりやすくすることができる。
 (ケー)