山形県手をつなぐ育成会 日々徒然なること

育成会の事、関係ないことも勝手につぶやきます

#地震発生から190日目「エレベーターのドアが開かない」

2011年09月16日 | 災害
 平成23年(2011年)3月11日(金)14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震(マグニチュード9.0)から190日目(9月16日、金曜日)。
 また、大震災発生から190日目の新しい朝を迎えた。
  
 ところで、国崎家では、エレベーターに乗車中、ドアが開かなくなった場合、次のように危険回避のため行動するという。
  
************************************************

【引用始め】

「増補版 地震から子どもを守る50の方法」(2011年5月15日初版第3刷発行)
著者 国崎信江
発行所 (株)ブロンズ新社より引用

 外部との連絡をとることが先決(p.86~p.87)

 ドアが開かなくなってしまったら、非常用電話や外部との連絡ボタンを使って、管理人さんや管理センターに救助を求めることが、一番有効な手段です。応答がなくてもあきらめずに、何度もくり返し連絡をとることが大切です。
 携帯電話が通じる場合は、家族に連絡をとって、状況を知らせ、救助を求める方法もあります。
       
【引用終わり】

************************************************

 エレベーターでドアが開かないといった非常時では、外部に救助を求める努力をし続けるしかない。映画でエレベーターの天井を開けて、脱出するなんてシーンを見かけるが、そもそもそんな構造にはなっていないという。
 エレベーターのドアが開かないときは、非常用電話を使うといった最悪の事態も予測して、エレベーター乗車時はその使用方法をよく読んでおくことも大切である。
 そうした非常時の行動の仕方を常日ごろからシミュレーションしておくことで、「明けない夜はない」と最悪の事態になっても絶望的にならずにすむ。常にかすかな希望を探す姿勢によって、問題解決の糸口を見つけることができる。
 (ケー)