阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

アントニオ猪木氏の立候補表明に思う

2013年06月06日 03時05分57秒 | 政治

 アントニオ猪木氏が日本維新の会の全国比例から参議院選挙に出馬することになりました。私は、子どもの頃は中学を出たらアントニオ猪木に弟子入りして格闘家になろうと決めていたぐらいの熱烈なファンだったので、35年後に同じ政党の仲間になるとは感慨深いです。


お知らせ:明日、15:30より渋谷駅前にて橋下徹、石原慎太郎、アントニオ猪木氏による街頭演説会を行います。また、18時より、ホテル・ニューオータニで日本維新の会のパーティーを行います。参加希望の方は阪口直人事務所(03-3508-7212)までご連絡ください。


 子どもの頃、新日本プロレスが放送されていた金曜夜8時は、私にとっては絶対的聖域でしたし、「燃える闘魂」や「苦しみの中から立ち上がれ」などの著書には大きな影響を受けました。

 猪木氏はプロレスラー時代、ボクシングや空手、柔道家との異種格闘技戦を次々に実現させるなど総合格闘家としてのジャンルを切り拓き、世界的な知名度がある一方、アントンハイセルという環境事業をブラジルで起業するなど、新しい発想でひとりの人間の可能性を次々に見せてファンを魅了しました。また、スポーツ平和党の党首として当選した参議院議員時代、イラクでの人質救出に尽力したり、北朝鮮で平和の祭典を開催したり、北方領土問題解決のためロシアの首脳に働きかけるなど、独自の外交を展開。私はその活躍ぶりに心を躍らせると同時に、他の議員は何をやってるんだろう!と素朴な疑問を持っていたほどです。

 同じ議員として議員外交を行うようになって実感したのですが、アントニオ猪木氏の議員外交は、格闘家としての世界的知名度と実績があってのもの。誰かが真似できるようなものではありません。例えば、パキスタンの伝統的な格闘技のチャンピオン、アクラル・ペールワンと敵地で闘い勝利した伝説に立って現地で平和を訴える格闘技イベントを実施するなど、猪木氏だからこそできるものです。

 キルギスで私が会ったボクシングの元世界チャンピオンのオルズベック・ナザロフ氏もアントニオ猪木氏が議員外交で旧ソ連から日本に連れてきて、独立したキルギス初の世界チャンピオンになった国民的英雄です。私は協栄ジムでボクシングを少し練習していた92年に出会い、2010年にキルギスで再会しました。彼とは昨年「キルギス国際マラソン」を一緒に走りましたが、同じく国会議員でもあったナザロフ氏は、まさに猪木氏のお蔭でチャンスを頂いたと深く感謝をしていました。この点では、私は猪木氏の議員外交の成果の証人とも言えると思います。


写真上:アントニオ猪木氏の議員外交が生んだキルギスの英雄、オルズベック・ナザロフ氏と(2012年5月26日、キルギス共和国にて)


 是非、当選して頂き、維新に、そして政界に闘魂を注入してもらいたいものです。



最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
燃える闘魂 (三高 章)
2013-06-08 21:45:46
そうでしたね。
もうずいぶん前のことですが、阪口さんの教員時代、アントニオ猪木氏の著書である「苦しみの中から立ち上がれ」「君よ苦しめ、そして生きよ」「燃えよ闘魂」などについて、熱く熱く語り合ったことを思い出しました。

そして教室の片隅で、もくもくとヒンズースクワットを行っていた姿も目に焼き付いています(今にして思えば、教室でヒンズースクワットをする先生も珍しいですね。その当時は何の違和感もなく見ていましたが)。

そのアントニオ猪木氏が、子供の頃に一家でブラジルに渡り、移民としてコーヒー農園などでの過酷な生活を送る中で強靭な身体をつくり、その結果力道山に見出されてプロレスラーにスカウトされるストーリーにも、当時大いに感動したものでした。

アントニオ猪木氏には、ぜひこの夏の参議院選挙で当選されて、‘行動する国会議員’として活躍されることを期待しています。阪口さんの‘現場主義’のあり方とも共通するものを感じますが、どうか国会の場で‘タッグマッチ’を組んで、政治を動かしていってください。

それにしても、アントニオ猪木氏の一連の格闘技世界一決定戦には血湧き肉踊らされたものでした。柔道王ウイレムルスカ、熊殺しウイリーウイリアムズとの闘いなど、当時夢中になって見ていたものでした。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。