阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

予算委員会分科会で「パッケージ型インフラ輸出」について質問

2011年02月25日 11時44分20秒 | 政治
 本日、予算委員会の分科会で質問させて頂くことになりました。新しい政権が力をいれている経済外交の推進の中で中心的な役割を担う「パッケージ型インフラ輸出」と、それを効果的に展開する方法を中心に前原外務大臣に質問します。

 今後、世界各国においては、特にアジアを中心とした新興国においては膨大なインフラ整備の需要があります。上下水道の整備や、原子力発電所、再生可能エネルギー分野、また、高速鉄道など、日本が世界屈指の技術を持ち、各国のインフラ整備にその強みを活かせる分野は沢山あります。パッケージとはふたつの側面があると理解しています。マスタープランの作成、設計、物資の調達、ファイナンス、管理・運営までをパッケージで行うこと、また、現地の人々の生活環境の向上につながるソフト面の支援、法整備支援や、環境技術の移転、人材育成などもパッケージで行うことのふたつです。現地の問題解決につながり、日本が培ってきた経験、強みを活かせる可能性があると思います。

 実は私は議員外交として各国のリーダーや、政府関係者の方々に会うたびに、パッケージ型インフラ輸出について説明しまくっています。各国のリーダーからも高い評価を得ており、先日ブログで報告したように、投資については慎重なミャンマーのアウンサンスーチーさんも大変高い関心を示してくれました。

 パッケージ型インフラ輸出を経済外交の柱にすることで、アジアの新興国を中心とした膨大なインフラ需要を満たす。それが日本においても雇用を生み、経済発展にもつながる、そんなサイクルを確かなものにする必要があると思います。そのためには、効率やメンテナンスなどの信頼性、環境への配慮や現地で生活している方々への配慮など、長い目で見て、絶対に日本とビジネスをするのが一番メリットがある、日本が受注競争に勝つことがモラルを主導する、国益にも地球益、人類益にもつながる、そんな状況を作る必要があると思います。何としても受注競争を勝ち抜く上での戦略を明らかにして、後押しする強い意識で質問に臨みます。

 テレビ放送はありませんが、時間のある方は、是非、インターネット中継でご覧ください。

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