阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

私をモデルにした小説(?!)が出版されました

2014年12月25日 00時57分57秒 | 政治

 連日、総選挙の報告に歩いています。一昨日はかつらぎ町、昨日は海南市、紀の川市、岩出市、今日は有田市と紀美野町を訪問。私を応援して下さった方々から、心に沁みるようなお言葉を沢山頂きました。

 今夜は友人の作家・瀬比亜零氏が電子出版した小説『ブレークダウン』を読みました。私をイメージして書いたという主人公の名前は『坂口直友』!2060年、オゾン層の破壊と巨大彗星の襲来という未曽有の危機にリーダーシップを発揮する和歌山出身の総理大臣です。

 坂口直友は父・雄三が官房長官を務めた2世議員。一族に政治経験者は皆無で落下傘候補の私とは違いますが、選挙区である和歌山で自転車に乗って人々と対話を続けるスタイルは私と同じ。人間味にあふれる総理として危機に対応する姿には大いに学ぶ点アリでした。50年近く先の地球、そして宇宙空間についてリアリティーのある描写を行うのは至難の業だと思いましたが、よく調べて書いてあることに感心しました。スリリングな展開に最初から引き込まれ、一気に読んでしまいました。地球の危機に指導力を発揮する総理大臣の姿を通して、人としての真価が問われる局面での生き方について問題提起する作品です。

 地球温暖化がもたらす近未来の世界の姿についても非常にシビアに描写されていて、経済発展至上主義がもたらす代償を未来の世代が払わなくてはならない現実に警鐘を鳴らしてます。

 筆者は小学校の同級生。サラリーマンをしながら社会問題をテーマに小説という形でメッセージを発信し続けている創作力に感服です。政治の世界に身を置いている人間としての私自身の創作意欲も刺激されました。私をイメージして書いたとは恐縮してしまいますが、自分自身が主人公?の小説を読みながら過ごせるとは最高のクリスマスイブでした!


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