阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

鳥インフルエンザ対策に動く

2011年02月16日 01時15分19秒 | 政治
 今日は13:00からの衆議院本会議が始まる直前に紀の川市で鳥インフルエンザ発生が疑われる事案が発生との連絡がありました。早速手を打たなければと情報収集していたところ岸本周平和歌山県連代表から電話があり、すでに対策本部を立ち上げたとのこと。あまりの早さに驚きましたが、災害対策は何よりも初動が大切。私も現地入りを前提に準備を進め、松木けんこう農水大臣政務官と一緒に入ることにしました。岸本周平議員と玉置公良議員も来てくださることになり、関西空港到着後すぐ県庁に駆け付け、22:50から仁坂知事と意見交換を行いました。

 陽性は死亡した鶏5羽のうち4羽だったのですが、大規模な農家で12万羽の採卵鶏を飼育しているとのこと。本当に気の毒なことですが、全てが殺処分されることになりました。和歌山県の動きも早く、今夜からすでに処分が始まっています。本庁と那賀振興局の方々がそれぞれ360名、3交代制で作業を開始しています。防疫方針としては、周囲半径10キロ以内を移動制限区域として、区域内の家禽、病原菌を広げる恐れのある物品の移動禁止、食鳥処理場などの閉鎖、さらに周辺農家および関連農場の立ち入り検査を行います。殺処分は3日程度で終える予定ですが、自衛隊も救援に駆け付けてくださることになり、それよりも早いペースで進む可能性が高いでしょう。

 被害を受けた方々には心からお見舞いを申し上げるとともに、この瞬間にも作業を行っている方々の努力に感謝申し上げます。明日は紀の川市の現場に入り視察を行います。感染拡大を防ぐため、緊張感を持って万全の態勢で対応していきます。



「スタジオ民主なう」2011年1月18日放送

 
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