阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

NGOとの勉強会を国会で実施

2009年11月26日 19時14分12秒 | 政治
 今日は、NGOの方々を議員会館に招いての勉強会を行いました。

 「開発教育」と「ODA改革」の異なるテーマの勉強会をダブルヘッダーで行い、私が司会を務めました。

 開発教育については、「開発教育協会」の湯本浩之氏、斉藤聖氏から、学校教育の現場での取り組みについて、お話を頂きました。

 また、ODA改革については、「動く→動かす」の稲場雅紀氏、オルタモンド/アシストの田中徹二氏から問題提起を頂き、現地に対しても、国際社会に対しても顔の見える援助の在り方について、さらに、EU諸国の首脳に支持が広がっている金融取引税の実現可能性について議論を行いました。

 自分たちで主催するとなると、出席者の数や、出席者、そして話をしてくださる方々が満足してくださるのか、気になるところです。

 今日は、民主党が主催する外務委員会質問研究会でアフガン支援のNGO会合、さらに、宜野湾市長を呼んでの普天間基地問題についての勉強会が重なり、参加があるかどうか、心配でした。しかし、国会議員が入れ替わりながらも合計20名ほど参加してくださり、石田芳弘議員、犬塚直史議員、森岡洋一郎議員、加藤学議員などが、これまでの活動に基づいた問題意識をぶつけてくださったので、議論も盛り上がりました。

 私は国連、日本政府、NGOのそれぞれの立場で国際協力活動を行った経験がありますが、現地に対して持続可能で、かつ顔の見える援助を効果的に行う可能性があるのはNGOだと思います。しかし、優劣を論じるのではなく、いかにオールジャパンとして、現地に対して有効な活動を行えるか、そして、その下地作りとしての開発教育を有効に行うか、ダブルヘッダーで行ったことで、参加者の理解、問題意識も深まったとすれば、嬉しい限りです。

 現場で活動するNGOを呼んでの活動は、今後とも行っていきます。


阪口直人政治活動ホームページ
阪口直人国際協力活動ホームページ

阪口直人のつぶやき(ツイッター)

ブログ「もうひとりの阪口直人」