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世界の覚書

道州制、易姓革命、外国人参政権には反対です。伝王仁墓に百済門を作るのは場違いであり、反対です。

今日の東西問題

2009年11月09日 | 地政学
ドイツ民族分断、誤りだった=「ベルリンの壁」崩壊でロシア首相(時事通信) - goo ニュース
のプーチン首相は8日の同国民間テレビNTVのインタビューで、1989年11月の「ベルリンの壁」崩壊は歴史的に不可避の出来事だったとの見方を示し、「そもそも最初からドイツ民族を分断してはならなかった」と語った。同首相は、ソ連時代に国家保安委員会(KGB)将校として東ドイツで勤務していた当時を振り返り、ベルリンの壁でドイツが分断されていたため、「不自然で非現実的な印象を受けた」と指摘。壁崩壊は「起こるべくして起こった。民族分断を続けることにはいかなる歴史的展望もなかった」と述べた。
驚いたのは、朝鮮半島の分断はどうなのだ?という点。まあ、ロシアはすでに手を引いた形かもしれないが(最大の影響力はチャイナが持っている)。

冷戦終了(?)への欧米の反応は、ユーラシア大陸の東部における地政学的緊張を全く勘定に入れていないようで、釈然としない。東西問題と言ってよいなら、東西格差であり、東の問題である。西とは事情が違うが、西には東(チャイナリスクおよび東方ロシアリスク)は理解できないのだろう。

もうひとつブーメランになりそうなのは、樺太や千島、そしていわゆる北方領土である。ロシアがこの地域で大日本帝国を分断したのは、歴史的事実である。あれは、ロシアによる侵略戦争そのものだった。彼らは、「民族」を追い出して、あの地域を占領してしまった。

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