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世界の覚書

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北朝鮮はロシアの鉄砲玉、ロシアは北朝鮮のケツ持ち

2017年09月09日 | 地政学
北朝鮮のミサイル開発は最近急速に進んだ。独自開発にしては不自然なので、技術導入があったなと観測されていた。その主体は常識的に言って中国かロシアしかあり得ないが、謎だった。

瀋陽軍区が怪しいという話もあったが、これは核開発の件。
習近平氏が人民解放軍「瀋陽軍区」に怯えている! 核の原料・技術を平壌に流す?最精強集団

火星級のIRBMが旧ウクライナ(当時はソ連)で作られていたRD-250と同じ形状で、そのものが持ち込まれ、研究されたことが確実視されている。流出の犯人は色々言われたが、北朝鮮と陸続きなロシアの目の前でそんな芸当は、ロシア当局の許可なくしては不可能だ。問題は理由。次の記事で分かった。

ロシア軍が北朝鮮入りか…米中韓戦争なら三沢基地に核ミサイル飛来や北朝鮮の分割統治も
14年3月にロシアがクリミア半島を併合したことに対して、翌年のG7(先進7カ国)サミットで経済制裁が決定しました。その後、東方外交にシフトしたロシアは中国との関係を強化します
北朝鮮の技術が急速に進歩した時期はクリミア危機の後ではないのか?

中国は間抜けなので置いといて、今は北朝鮮は(西側を脅迫する)ロシアの鉄砲玉なのだ。

北朝鮮を追い詰める経済制裁にロシアは強硬に反対している。むしろ投資して開発を進めるとまで言っている。ウラジオストクで開かれた経済フォーラムでプーチン曰く

時事
地域における協力に北朝鮮を引き込む必要がある」とも述べ、北朝鮮を縦断してロシアのシベリア鉄道を韓国に結ぶことや、北朝鮮の港湾開発などをロシアは提案している
北朝鮮の肩を持ちすぎである。要は、仲裁するふりをして、裏ではミサイル開発に協力し、北朝鮮に通じている。

第二次大戦末期にソ連に和平仲介を頼んだ日本みたいに、間抜けな話なのだ、と理解すると合点がいく。

ロシアへの経済制裁を解いてもらうため、北朝鮮は西側との取引材料として利用されている。米朝戦争ではちょっと計算外になる。

最終的には北朝鮮へのロシアの影響力が最大化した形で決着するのかもしれない。

以上はまあ、仮説ではある。

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