口蹄疫10キロ圏全頭殺処分 初動遅れ挽回へ 法律を柔軟解釈
FNNニュース:口蹄(こうてい)疫 山田副大臣、種牛49頭の殺処分を鳩山首相や赤松農水相らと確認
また、殺処分は、間に合っておらず、遅れている。だからこそ、ワクチン投与という話にもなっている。殺処分待機中が多い中、この49頭は、経過観察を、事実上やっていくしかないだろう。
政府が十九日の口蹄(こうてい)疫対策本部で、発生地から半径十キロ圏内の牛や豚をすべて殺処分する追加対策を決定したのは、初動の遅れを挽回(ばんかい)して一刻も早い事態の収拾を図るためだ。法的な制約は「みなし解釈」を適用。内閣支持率の低迷にあえぐ中、政権の危機に直結しかねない問題の沈静化に向け、なりふり構わぬ姿勢を打ち出した。(中略)「感染がまだ拡大している状況で、今まで以上に力強い対策を緊急に取る必要がある。強い決意で一致して臨んでいただきたい」と全閣僚に求めた。政府が対策本部設置から三日で前例のないワクチン投与と全頭殺処分の決定を急いだ(中略)全頭処分の決定に際しては、殺処分を感染が疑われる家畜に限定している家畜伝染病予防法の制約も指摘されていた。このため、政府は法改正や特別措置法制定の必要性についても検討した。赤松広隆農相は(中略)「ここ(の地域)はもう患畜の疑いありと判断すれば、それと同じようにみなしてやっていい」と述べ、農場ごとではなく、一定地域の全家畜に感染の疑いがあるとみなす「柔軟解釈」に踏み切ったことを認めた。初動遅れ挽回... 結果出てきた政策の是非はともかく、その態度、態様には、どこか中国共産党政府を思わせるものがある。革命家の倣いか...
FNNニュース:口蹄(こうてい)疫 山田副大臣、種牛49頭の殺処分を鳩山首相や赤松農水相らと確認
山田農水副大臣は「(49頭の種牛は)家伝法(家畜伝染病予防法)にしたがって、直ちに殺処分と。今でも生き残っていて、ウイルスをまき散らしていることは、許されないことだと」朝日:種牛49頭延命、副大臣「認めぬ」 宮崎知事願い届かず
県家畜改良事業団(高鍋町)に55頭の種牛がいたが、16日、同事業団の牛に感染の疑いが発覚。13~14日に避難していたエース級6頭を除く49頭は、家畜伝染病予防法に基づけば殺処分となるが、東国原知事は22日、「このままでは宮崎から種牛がいなくなる」として、特例での経過観察措置を国に求める意向を示していた。山田副大臣はこの49頭について「殺処分が終わっていないこと自体がおかしい」と指摘した。避難した6頭のうち1頭は感染の疑いで22日に殺処分が終わり、残る5頭は特例で経過観察となっている。エース級5頭は経過観察で許され、同じく経過観察下にある49頭の延命を認めないのは、よく理解できない話である。
また、殺処分は、間に合っておらず、遅れている。だからこそ、ワクチン投与という話にもなっている。殺処分待機中が多い中、この49頭は、経過観察を、事実上やっていくしかないだろう。
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