つぶやき、遊び・仕事・日常

一日の出来事のあれこれを雑多に記録していきます

死亡宣告を受ける

2020-07-07 07:08:23 | 日記
なかなかセンセーショナルなタイトルだが、死亡宣告といっても深刻なそれではない。
して、その言わんとするのはこういうことだ。

◆誰しも死亡宣告(寿命)を受けている
 人間は、誰しもこの世に生を得て生まれた瞬間に、すでに将来死亡することが確定しているそうだ。
 つまり、「あなたは将来確実に死にますよ(死亡宣告)」というわけだ。
 な~んだ、そんなこと当たり前じゃないかと思ってはみたものの、よくよく考えてみたらおいら、
 それをきちんと理解した上での毎日の生活だろうか、近い将来確実に迎える死に対して後悔なく生きているのだろうか。
 今更ながらなのだが、自問してみるとなかなか怪しいものだ。

 そういえば、禅語にこんな言葉があった。
 「受身捨身(じゅしんしゃしん)」
 身を受ける、つまりこの世に生まれてきたのは無数の因縁が結ばれた結果です。
 目に見えない数多くの人の支えに感謝し、他人や世間に尽くしましょう、と言った意らしい。
 
 もうひとつ似たようなのがありました。
 「本来空寂(ほんらいくうじゃく)」
 人は誰しも一人で生まれ、一人で死んでいく孤独なもの。
 孤独だから考えが深まり、他人にやさしくなれる。
 他人からの優しさを求める前に、相手に優しく接してみるべき、なんて意らしい。

 まあまとめれば、真面目に真剣に人生を生きなさい、ということになるのでしょうかね。