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レジ袋有料化の功罪

2020-07-25 08:23:16 | 日記
7月からレジ袋の有料化が義務付けられた。
不便ではあるが、これもプラゴミを削減して地球を守るためと、協力する気持ちだった。
しかし、産業新聞のコラム欄によると、いまやるべき施策だったかどうか疑いがあるそうで、おいらも同様に感じた。

◆デジタルカルチャー誌「ワイアード」は、やるべき優先順位を指摘
 新型コロナの感染対策を実施中の現在、タイミングはいかにも悪い。
 欧米では、不衛生なマイバッグ経由の感染を防ぐため、レジ袋有料化を延期したり、再び無料化の動きもある。
 たしかに、不織布マスクは毎日使い捨てしているし、布マスクは毎日洗っているはずだ。
 しかし、マイバッグを毎日洗っている人はめったにいないだろう。
 ならば、主に食品を入れるならば使い捨てのレジ袋が合理的だ。

 レジ袋が必要かどうかの会話も感染リスクを増すらしい。
 慣れない客自身によるマイバッグ詰めで、サッカー台は渋滞気味で密だ。
 おまけに、小売り側から見ると手に持てるだけしか買わないので、ついで買いが減り、客単価はじりじりと低下中らしい。
 そしてここが重要なのだが、そもそもレジ袋有料化は、プラゴミの減量化にとって極めて限定的でしかないそうだ。
 多くの一般の人たちへの啓もうで、象徴的な効果はあるのかもしれない。
 しかし、さほどの効果がない事を、コロナリスクを高めてまで実施する必要性は乏しいというのが主張だった。
 そういったことを見聞きすると、なんだか妙な話ですねぇ・・