ウッドチャック一家のヤドカリ生活

アメリカンロッキー山脈南部に棲むウッドチャック一家のRV キャンピングカー旅行& DIY記

壁掛けテレビがやってきた。

2009-11-02 | Tools & Gadgets
アメリカは今年から地上波が完全にデジタルに移行した。当初の移行予定は2月、ケーブルテレビや衛星テレビの契約をしていないため、我が家は昨年の夏に連邦政府から40ドルの補助を受け、デジタル―アナログコンバーターを購入(60ドル)。そのまま今年の2月までほったらかしにしていた。今年の2月になってから据付てみると、これがハズレのレモン。もう購入した店には返却できないので、直接メーカーに問い合わせる。中国訛りの英語と日本語訛りの英語の電話でやり取り、最初はなかなか商品交換に応じない。が、最後はこちらからCertified Mail でコンバーターを返品。やっとちゃんと動くコンバーターに交換。これで我が家もデジタル時代に対応。しかしこのコンバーターの欠点は気に入らないチャンネルが消せないこと。アメリカの地上波デジタル。非常に多くのキリスト教系チャンネルがあり、あまり子チャックたちに見せたくない。しかしその特定チャンネルを見られないように設定できない。
6月になってそのアナログテレビ(シャープ製32インチ型ブラウン管、オハイオ時代に日本へ帰る駐在員から安く購入)が突然映らなくなった。電源を切ってしばらく置いておくとまた映るようになったので、しばらく使い続ける。しかし7月になってまた映らなくなり、叩いても、ほっといても生き返ることはなく、今度は完全に壊れた模様。一ヶ月ほどテレビなしの生活を続けたが、新しいテレビの購入を決意。サンタフェの電気屋さんを見て回る。
テレビ嫌いのママチャックは36インチの大きさでよいと言い。テレビ好きのパパチャックは今年のスイートスポットである46インチを希望。結局、間を取って40インチの液晶テレビを購入することに。アメリカの家電業界ではどうも最近はサムソンがトップブランド。ソニーやパナソニックはその後塵を拝している模様で、サムソンの方がソニーよりも高い。ソニーの商品構成は非常に高価な高級クラスと、庶民でも購入できる低級クラスの2つに分かれているみたい。カセットデンスケ時代からソニーファンのウッドチャックとしてはソニーの低級クラスを購入。
最初我が家に来たときには「40インチでも結構大きいじゃん。」と思っていたのだが、見慣れると大して大きくもない。46インチを購入しなかったことをちょっと後悔。

後日談
壊れたテレビを町のe-Waste 置き場へ持っていく。物置ぐらいの大きさの部屋にテレビが10台ほど捨てられている。なんとその内の3台が我が家とまったく同じシャープの32インチ型テレビ。そういえば我が家のテレビの製造は1999年。ちょうど10年で壊れるように設計されているみたい。