4月20日(土)は、今年度で最後となる「里山体験プログラム2013」の初回で寄居です。参加者は8家族18名とキッズ1名の19名。子どもは3・4歳児3名と小学生7名の10名でちょうどいい感じ!? アシスタントはあきらにお願いしました。
来年3月で取り壊されることになったカフェギャラリー・ノアの写真も、今のうちに撮っておかないと…。とてもさみしい話ですが、仕方ありませんね。今年1年、今までの感謝もこめて、会員の皆様といっしょに最後まで楽しませてもらいましょうね。
まずは田んぼ生きもの公園で、ヨモギとタンポポの花やカラスノエンドウを摘んでもらいます。3歳の子は花より綿毛!? たか爺の孫も連れていきたかったなぁ…。
この子たちは何を見つけたのかと思ったら、田んぼの穴にヌマガエルが隠れていました。
アマガエルもいましたね。なんだか土俵の上にいるみたい? 田んぼの畔の近くではセリ摘みです。
ノアへ戻る途中の陸橋の斜面では、ノビル掘りです。たか爺も3月に掘らせてもらいましたが、大物は多いし、土が柔らかいので道具もいりません。ツクシはもうひょろひょろで、スギナ畑に変わりました。そのかわりにクズの新芽がかなり出てきていて、ちょうど摘み頃でしたね。
ノアに戻ったら、摘んできた野草を洗って天ぷらの試食会。セリ、ヨモギ、クズの新芽、タンポポの花、カラスノエンドウなど、揚げたてなのでとてもおいしかったです。しばらくはいろいろと楽しめるので、ぜひご家庭でもお試しください。
ヨモギでは草餅作りも。
ノアの裏山では、たけのこもけっこう顔を出していました。現地集合組は午後に掘らせてもらったご家族もいたようです。でも今年は、例年よりも2週間は早く顔を出しはじめたということなので、肝心の「たけのこ掘り」の日に参加者のご家族分出てきてくれるかどうか、心配でなぁ…。まあ、心配したところでどうなることでもありませんけどね。
野生化したビオラ・ソロリア・プリケアナ(だったかな)とタチツボスミレ。送迎組は風布川へ移動してからお昼にしました。たか爺はいつものようにおにぎり片手にうろうろと…。
そうたが見つけてくれたアミガサタケは、3つも出てきていました。よく覚えていましたね。ウバユリはカタクリ自生地の斜面のもの。どっちも食べられますが、アミガサタケはアルコールとの相性が悪いようなので、たか爺は食べないほうがいいのかな!?
沢の生きものさがしでも、そうたはいろいろと見つけてくれましたね。アブラハヤはアシスタントのあきらが何匹も捕まえていて、これが一番の大物でした。
そういえば、この「ふぉっとっと」という魚の撮影&観察用のケースですが、中サイズと大サイズも買っておこうと思いながらそのままになっていました。今度こそ忘れないうちにと思ったら、小サイズと大サイズのみに仕様が変更されていて、結局は平面タイプもプラスして3種類を購入。送料と振込手数料込みで10.365円也はちと痛かったけど、使い勝手はいいですからね。せっかく4.700円の大サイズも買ったんだから、これから大きな魚もどんどん捕まえてくれよ。
ヘビトンボの幼虫と(ニホン)カワトンボのヤゴです。もうじき羽化します。
ミヤマカワトンボ(&カワトンボ2)とミルンヤンマのヤゴ。ミルンヤンマは3匹だけでしたが、死んだふりもかわいいですよね。
チラカゲロウとフタスジモンカゲロウの幼虫は、いずれもきれいな水に棲むカゲロウたちです。
オオヤマカワゲラとフタツメカワゲラの仲間(小さい方)も多かったですね。
ヒゲナガカワトビケラの幼虫とナミウズムシ。ナミウズムシは、総称の「プラナリア」のほうがよく知られているかな。この写真では見にくいけど、目がかわいくてねぇ~。ちょっとかわいそうな気もするけど、「再生実験」なんて夏休みの自由研究に最適かも!? そういえば以前、風布川の生きものしらべを何年か続けて自由研究にしていた子もいましたね。
もちろん、サワガニも捕まっています。
アブラハヤには、3歳の子にも触ってみてもらいましたが、普段はなかなか触れない生きものたちには、これからもどんどん触ってみてくださいね。生きものとしての人間本来の「生きる力」って、結局はより幼いうちから自然の中でどれだけ五感を鍛えることができるかどうかにかかっているような気がします。