たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

親子でワンダー「どこかで春が」

2024年03月28日 | どこかで春が

photo by takajii

 3月17日(日)の午前中は親子でワンダー「どこかで春が」。秋ヶ瀬公園のピクニックの森です。


photo by sachibaa

 参加者は6家族17名。ワンダースクールには1歳から参加してくれている高校生も、またお手伝いに来てくれました。


photo by takajii

 まずは、ようやく水が戻ったザリガニの池からですね。
 2018年までは毎年5月に「親子で勝負! ザリガニ釣り」を開催。1時間で70匹釣り上げる子もいたぐらいアメリカザリガニだらけでした。ところが、アライグマが住みつくようになって、見事に食いつくされた感じかな!? 2019年から2022年までは他の池にて開催できましたが、昨年は池に水がなく周りは干潟状態となって「初夏の生きものさがし」に変更。アメリカザリガニが「条件付特定外来生物」に指定されたこともあって、新年度から「ザリガニ釣り」は年間予定に入れておりません。親子でザリガニ釣りを楽しんでもらいながら、水辺の外来生物に関しても知ってもらう機会になっていたんですけれどもねぇ…。


photo by sachibaa

 そんな池でも、埼玉県レッドデータブックでは「絶滅危惧Ⅱ類」のニホンアカガエルが毎年産卵するので、卵塊を探してみてもらいます。


photo by s.n.

 すぐに見つかりましたねぇ~。


photo by takajii

photo by takajii

 事前調査の際にたか爺が見つけられなかっただけで、卵割の進み具合からいくととっくに産卵していたわけです…。


photo by takajii

 触ってみたら、どんな感じだったかな?


photo by sachibaa

 こちらの卵塊はもう孵化が始まっていました。ということは、2週間前ぐらいにはもう産卵していたわけです。


photo by sachibaa

 そうそう自分の手ですくいとってみてください。


photo by sachibaa

 「初夏の生きものさがし」の際には、子ガエルたちにも会えるといいですね。アライグマはアカガエルも食べるので、この先が心配ですけれども…。


photo by takajii

 長い間干上がっていて雨水がたまっただけなので、やはり他の生きものたちは見つからなかったようです。


photo by sachibaa

 池の縁の木では、ハラビロカマキリの卵鞘が見つかっていました。


photo by sachibaa

 ノカンゾウやノビルを見てもらってから森の中へ。


photo by takajii

 森の中へ入ると、カナヘビがちょろちょろとご登場!?


photo by takajii

 でも、逃げられちゃったかぁ…。


photo by takajii

 少し時間をとって、ノカンゾウを摘んでもらいました。


photo by takajii

photo by takajii

 この時期にしか食べられない「おひたしの王様」ですからねぇ~。


photo by sachibaa

 絶滅危惧種のアマナやノウルシもある場所なので、以前はこの道から両側のものを摘んでもらっていましたが、今年は木の伐採作業のため更地となった場所に出てきていて、摘みやすかったかな。


photo by takajii

 ゴマギです。


photo by sachibaa

 葉っぱを指でこしょこしょして、匂いを嗅いでみてください。


photo by takajii

 「ごませんべい!」ですね!? 


photo by sachibaa

 メダカの池へ。以前はメダカ(ミナミメダカ)もフナやモツゴも多く、ギンヤンマやオオヤマトンボのヤゴも生息しておりました。ここ数年は、ザリガニ釣りをしているとライギョやブラックバスの幼魚の大群が泳いでいたり、昨年の「どこかで春が」ではブルーギルの幼魚が捕まったり…。この池のアメリカザリガニも、もうアライグマに食べつくされちゃったかも!?


photo by sachibaa

 見つかったのはヒメタニシぐらいだったかな。


photo by sachibaa

 セリ摘みです。


photo by takajii

 この公園ならどこでも摘めますが、畑のようにセリだけがかたまって生えているここが一番効率的ですね。


photo by sachibaa

 この子は「森の宝石」、ジャノヒゲの実を集めておりました。


photo by sachibaa

 セリもジャノヒゲの実も両方手にしていますね。


photo by sachibaa

 爺さん大丈夫かぁ…。落葉ごとすくえば、ドジョウぐらいは入るかと思ったのですが…。 


photo by s.n.

 かつてはアズマヒキガエルの蛙合戦や卵塊が見られたヒキガエルの池です。現在はブルーギルの池!? それでも、モツゴやドジョウも多かったんだけれどもなぁ…。


photo by sachibaa

 虫とり網の柄に、ナナホシテントウがくっついていましたね。


シオカラトンボ(ヤゴ) photo by takajii

 これは誰が見つけてくれたんだっけ?


photo by sachibaa

 三本土管の池にもメダカやモツゴ、ギンヤンマのヤゴが多かったのですが、それ以上に多かったウシガエルのオタマジャクシでさえ見当たらず。この池も冬に完全に干上がっちゃいましたからねぇ…。


photo by s.n.

 まだ小さなアメリカザリガニを見てもらっているところです。


アメリカザリガニ photo by takajii

 どの池にもうじゃうじゃいたアメリカザリガニがこれしか見つからないなんて、ちょっと信じられませんね!?


photo by s.n.

 ハンノキの折れ枝で雄花序と昨年の球果を見てもらっているところです。


photo by sachibaa
 
 炊飯場の池の周りではヨモギ摘み。


photo by takajii

 早速カナヘビを捕まえていた子は、他の子どもたちにも見せてくれておりました。


ニホンカナヘビ photo by takajii

 この池の周りは、カナヘビやアマガエルも多い場所となっています。


photo by takajii

photo by sachibaa

 池の生きものも探してみてください。この池は、完全に干上がることはありませんでしたからね。


photo by sachibaa

 カナヘビとりは続いています。


photo by sachibaa

 ヨモギ摘みも。


photo by sachibaa

 この子たちもカナヘビを見つけたようですね。


photo by sachibaa
 
 とりあえずここで解散です。


photo by s.n.

 最後までねばっていた子はアメリカザリガニの子どもを。


photo by sachibaa

 カナヘビハンターの最強コンビは7匹も捕まえておりました。


photo by sachibaa

 あとは気のすむまでごゆるりと!?


photo by sachibaa

 駐車場への帰り道にはチョウも捕まりましたね。


photo by sachibaa

 今季初見のスジグロシロチョウでございました。

 とりあえず、アカガエルの卵塊は見たり触ったりしてもらえたし、この時期にしか食べられないノカンゾウも摘んでもらえたので良しとしておきますが、激減し続けている池の生きものたちがちょっと心配ですねぇ…。このあと「春の生きものさがし」や「初夏の生きものさがし」でもピクニックの森を使う予定なので、どこまで回復するのかしないのか見守っていくしかないようです。

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「どこかで春が」事前調査

2024年03月22日 | どこかで春が

 3月14日(木)は親子でワンダー「どこかで春が」の事前調査へ。秋ヶ瀬公園のピクニックの森です。


ノイバラ

 小さな子どもたちだと顔の高さにあったりするので、棘には要注意ですね。たか爺はダウンジャケットを引っかけて、羽毛が出てきちゃったこともありました…。


 集合場所はこちらの警報塔がある原っぱの前の予定。秋ヶ瀬公園は荒川の調節池としての役割も担っているので、荒川が危険水位になると公園内に水が流れ込むようになっています。


シダレヤナギ

 芽吹いて花を付けています。これも「どこかで春が」ですね!?


オオイヌノフグリ改めホシノヒトミ

 この花も、たか爺は昔「ハルツゲコムラサキソウ」と呼んでおりました。


 ようやく水が戻ったザリガニの池。でも、雨水がたまったたけで生きものの気配は感じられず…。この日はアカガエルの卵塊も見つけられませんでした。


 北側の池です。


アマナ

 埼玉県レッドデータブック植物編(2011)では「準絶滅危惧」ですね。


 この森では年々増えているような感じで、これは園路脇にて。


 アマナの写真を撮っているどこかで見たことのある婆さんが邪魔だけど!?


 何本か木を伐採して運び出した跡のようです。


 アマナも多い場所ですね。


 ミツバチたちも大忙しでした。


ノカンゾウ

 さち婆曰く「おひたしの王様」で、酢味噌和えもおいしくてねぇ~。園路脇のものは伸びすぎていましたが、この森の中ならまだ摘んでもらえそうでよかったです。


 ライギョの池。


ゴマギ

 この匂いも嗅いでみてもらわないとね!?


ウスタビガの繭

 卵付きでした。


 現在はメダカの池改めライギョの池となってしまいましたが…。


セリ


 畑のように生えていて、セリご飯やおひたし用にはここが一番摘みやすいかな。


クモの卵嚢

 ジョロウグモでしょうか?


 三本土管の池です。以前はメダカも多かったのですが、完全に干上がることが多くなって…。


 ヒキガエルの池改めブルーギルの池ですね…。


 三本土管の真下にも生きものの気配はなし…。ウシガエルのでかオタマでさえ見当たらず。

ダイサギ


 何か捕まえてくれるかと期待したのですが、やはり獲物は見つからなかったようです…。


 池の生きもの探しは、炊飯場の池に期待するしかないようですね。


 主旨はよくわかるんだけれども、これはちょっと残念…。この小さな原っぱにも多様な生きものたちが生息していましたからねぇ…。ニホンカナヘビやニホンアマガエル、秋にはバッタ・コオロギ・キリギリスの仲間たちが集まる場所で、タコノアシやコバノカモメヅルの花も見られました。今後は草刈りの頻度とタイミング次第かな。


ノウルシ


 環境省のレッドリスト(2012)では「準絶滅危惧」、埼玉県レッドデータブック植物編(2011)では「絶滅危惧Ⅱ類」となっております。


オオオナモミ


ユキヤナギ


ハラビロカマキリの卵鞘


シダレヤナギ

 折れても芽吹いておりました。


 花も近くで見ることができますね。


 雄花の尾状花序です。雌雄異株ですが日本だとほぼ雄株!?


モズ


シロバナタンポポ


 日の丸でも撮っておきました!?


ヒメオドリコソウ


 最後に、森の中よりも早く咲く場所のアマナを。





 この日あたりからほぼ連日お出かけしていたので、もう写真の整理が追いつきません…。今日はおこもりしたのでどうにかなりましたが、明日明後日も出かけちゃうし、あくまでも日付順にはこだわりつつあとはボチボチと…。

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親子でワンダー「どこかで春が」

2023年04月05日 | どこかで春が

photo by takajii

 3月19日(日)の午前中は親子でワンダー「どこかで春が」。


photo by sachibaa

 秋ヶ瀬公園のピクニックの森です。


photo by sachibaa

 参加者の方たちが集まり始めるまで、さち婆はせっせとセリ摘みですね。


photo by sachibaa

 まだ全員揃っていませんが、参加者は7家族20名。今回は小5から中1のベテラン組が中心でした。昆虫や魚類などに詳しい子どもたちもいるので、たか爺は楽をさせていただきます!?


photo by takajii

 事前調査の際には完全に干上がっていたザリガニの池にも、雨が降って少しだけ水が戻りました。


photo by sachibaa

 中へ入ってみます。


photo by sachibaa

 再び水がたまった場所にアカガエルが産卵していないか期待したのですが、残念…。


photo by sachibaa

 歩くだけでも気持ちのいい季節にはなりましたねぇ~。


photo by sachibaa

 ノカンゾウの話をしているところかな。


photo by sachibaa

 この場所のものは伸びすぎていましたが、「おひたしの王様」はこのあと森の中で摘んでもらいましたよ。


photo by takajii

 ついでにこれも載せておきます。17日(金)の「化石でワンダー探検隊」事前調査の際にさち婆が摘んで帰ったものは、ホタルイカと酢味噌和えにておいしくいただきました!


photo by sachibaa

 ゴマギの葉っぱの匂いも嗅いでみてもらって。
 そういえば、子どもたちに聞いてみるとヘクソカズラ改めサオトメカズラの匂いは決して「ヘクソ」などではなく、その子が嫌いな野菜の匂いが多かったりしました。でも、ゴマギは間違いなく「ゴマぁ~!」だったりして!?


photo by sachibaa

 メダカの池です。


photo by sachibaa

 池にはダイサギがいて、飛び立って近くの木の上にとまるところまで見てもらえましたね。


photo by sachibaa

 ベテラン組の子どもたちが池の周りを探索中です。


photo by sachibaa

 手前の子はブルーギルの幼魚を捕まえてくれました。


photo by sachibaa

 「特定外来生物」ですけれどもねぇ…。


photo by sachibaa

 みんなにも見ておいてもらいます。きれいな魚なので知らずに持ち帰って、法的には「犯罪者」になっちゃっている方も多いかも!?


photo by sachibaa

 森の中へ。まだ食べられそうなノカンゾウはここで摘んでもらいました。


photo by takajii

 これは何を捕まえてくれたときだったかなぁ…。


photo by takajii

 朽木ではヒメマイマイカブリ探し!?


photo by takajii

 出てきたのはコガタスズメバチの越冬女王でした。


photo by sachibaa

 せっかくなので近くで見てもらいましょうか。


photo by takajii

 早めに起こしてしまってごめんなさいねぇ…。


photo by takajii

 もう1頭…。


photo by sachibaa

 三本土管の池です。


photo by takajii

 この子はヒシバッタを見つけてくれました。


photo by takajii

 あらっ!? こちらでは事件発生?


photo by takajii

 パパが泥に捕まっちゃって、子どもたちが長靴の救出中です!?


photo by takajii

 三本土管の下にはウシガエルのオタマジャクシがうじゃうじゃと…。


photo by takajii

 これもお持ち帰りは厳禁の「特定外来生物」ですね。


photo by takajii

 昔から子どもたちの人気者なので、いくらでも捕まえて触りまくっておいてください。


photo by takajii

 本当はそのまま陸上げしちゃいたいところですが、子どもたちの目の前ではちょっとねぇ…。


photo by takajii

 最後は炊飯場の池。


photo by sachibaa

 さて、何が捕まるかな?


photo by sachibaa

 この子たちに期待です。


photo by takajii

 まずはモツゴ。たか爺が小学生の頃は「クチボソ」と呼んでいました。ばかでかい四手網で大量に採っていた大人たちもかなりいましたが、あれは佃煮用だったのかな?


photo by sachibaa

photo by sachibaa


photo by takajii

 タイリクバラタナゴです。この池には昔から多くて、以前はタナゴ釣りをしている爺様たちもいましたね。


photo by takajii

 タナゴが産卵するドブガイの殻もかなり見つかっていました。ドブガイA型(ヌマガイ)になるのかな?


photo by takajii

 ノビルを掘っていた子です。


photo by takajii

 ヒメゲンゴロウですね。


photo by takajii

photo by sachibaa


photo by takajii

 トウヨシノボリになるのかな。


photo by sachibaa

 再集合してもらってここで解散。


photo by takajii

 と思ったら、何を見つけたのかな?


photo by takajii

 ニホンアマガエルでした。


photo by takajii

 心置きなく遊べたようで何よりでございます!?
 今年は池の水が少なくて心配しましたが、ベテラン組の子どもたちがいろいろと見つけてくれて本当に助かりましたねぇ~。今年度もよろしく!

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「どこかで春が」事前調査

2022年03月28日 | どこかで春が

 3月15日(火)の続きです。というか、この日の本来の目的は秋ヶ瀬公園・ピクニックの森での親子でワンダー「どこかで春が」の事前調査でした。20日(日)は結局3家族に満たなくなってしまって、中止することになってしまいましたけれどもねぇ…。



 芽吹いたシダレヤナギがとてもきれいでしたね。


 ザリガニの池の前の園路です。


 ザリガニの池ですね。


 マガモがおりました。+オス1羽の計3羽。


 エサは自分で採ってくださいね!?


 空っぽになったアカガエルの卵塊は見つかったので、当日オタマジャクシも見つかるかな。子どもたちが他に何を見つけてくれるか楽しみにしていたのですが…。


 これはなぁ…。アライグマの足跡ですよねぇ…。


 アカミミガメも…。


 8匹は泳いでいたかな。


 メダカの池改めライギョの池!?




 こちらもアカミミガメだらけでしたねぇ…。




 林床にはアマナの花。



 昨年は伸びすぎてしまっていたノカンゾウも、今年は摘んでもらえそうでひと安心です。おひたしや酢味噌和え、おいしいですからねぇ~。



 ノウルシは毒だし、絶滅危惧種だし…。


 外側の園路から三本土管の池へ。


 セリはまだ少なめでしたが、摘んで帰りたいご家族用の場所は他にもあるので大丈夫です。さち婆は帰りにせっせと摘んでいて、翌日の朝ご飯はせりご飯でしたよ。


 三本土管の池にはコガモ。


 今回はショートカットして、森の中を抜けて帰りました。


 田島ヶ原サクラソウ自生地ではまだ見られなかったシロバナタンポポはいつもの場所に。



 最後に駐車場脇のユキヤナギを。続く。

 4月4日(月)から1Fのリフォーム工事が始まるので、現在荷物の断捨離や2Fへのお引越し作業でパニック中です。この春はお花見になんて行っていられない。まあ、お花見とは言っても桜なわけではございませんが…。
 そうなると、ワンダースクールの事前調査や開催時間終了後についでに見てくるしかないのですが、それでも写真はどんどんたまっていってしまいますねぇ…。日付順でないといやな性格なもので、もう2週遅れとなってしまいますがご容赦を!

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親子でワンダー「どこかで春が」

2021年04月05日 | どこかで春が

photo by takajii

 3月27日(土)、わが家の前の小さな児童公園の桜です。


photo by takajii

 これは秋ヶ瀬公園の駐車場裏にて。


photo by takajii

 昨年12月6日(日)の「冬はやっぱり土手すべり」を最後に活動を自粛していたワンダースクールですが、緊急事態宣言もようやく解除されたため、3月27日(土)の「どこかで春が」から活動を再開しました。28日(日)の「春の風布川」、新年度に入り4月3日(土)の「春の生きものさがし」、4日(日)の「春の風布川」と続いたので、また写真がたまってしまいましたが、とりあえず2週続けて土日とも開催できて何よりでしたねぇ~。


photo by takajii

 まずは3月27日(土)の親子でワンダー「どこかで春が」から。


photo by takajii

 集合場所の近くに転がっていた細い朽木を蹴ってみたら、コクワガタの幼虫がポロポロと出てきました。帰りに6頭はたか爺がお持ち帰りです!?


photo by sachibaa

 参加者は3家族8名。日程的には前週20日(土)のほうが参加希望者が多かったのですが、緊急事態宣言発出中だったもので…。


photo by sachibaa

 カキドオシの説明中かな。


photo by sachibaa

 決して丸くはない茎の形や香りも確かめてもらいました。


photo by takajii

 花も葉も茎もそのまま摘んで、洗ってお湯をさせばフレッシュハーブティーに。乾燥させて保存すれば1年中楽しめます。天ぷらにしてもおいしいですよ。


photo by takajii

 薬草としての効能に関しては、一般社団法人 和ハーブ協会の「イー薬草・ドット・コム」をご参照ください。そういえば、以前よく摘まれていた糖尿病のお爺ちゃん、元気にしているかな? 


photo by sachibaa

 アケビの話をしているところです。


photo by sachibaa

 「和菓子のような」雄花ですね!?


photo by sachibaa

photo by sachibaa

 ヤブキリの幼虫だったでしょうか? もう記憶のほうが…。


photo by sachibaa

 お天気にも恵まれて、「春」を探しながら歩くだけでも気持ちいい日になりましたね。


photo by sachibaa

photo by takajii

 水が戻ったザリガニの池です。


photo by sachibaa

 とりあえず落葉ごとすくってみてもらって。


photo by sachibaa

photo by sachibaa

 さて、何か見つかったかな?


photo by takajii

 ニホンアカガエルのオタマジャクシです。
 この日も大きなアカミミガメがいましたが、ウシガエルやアメリカザリガニだらけだった池にアライグマまでやってきて、思わず「北米か!?」とツッコみたくなる池にも、毎年産卵してくれています。


photo by takajii

 ヒメゲンゴロウですね。


photo by takajii

 幼虫も見つかりました。


photo by takajii

 池の周りではハラビロカマキリの卵鞘も。


photo by sachibaa

 まだ樹液は出ていませんが、一応確認…。


photo by sachibaa

 ナナフシモドキの幼虫たちにもまだ出会えませんでしたね。


photo by sachibaa

 「ごませんべい!」のゴマギの匂いもかいでおいてもらわないと!?


photo by sachibaa

 ツクシとスギナの話も少々。


photo by takajii

 メダカの池でも生きものさがしです。


photo by sachibaa

photo by sachibaa

photo by sachibaa

photo by takajii

 今度は何が見つかったかな?


photo by sachibaa

 この池にもヒメゲンゴロウ。


photo by takajii

 幼虫も。


photo by takajii

 親離れして間もないアメリカザリガニの子どもたち。


photo by takajii

 ヒメタニシです。


photo by sachibaa

 アオサギも飛んできました。


photo by sachibaa

 三本土管の池ではメダカやドジョウ、ギンヤンマのヤゴなどを期待していたのですが…。子どもたちには人気があるウシガエルのデカオタマも見つかりませんでした。まあ、これは見つからないほうがいいんですけれどもね。


photo by sachibaa

 これは?


photo by sachibaa

 こちらのアカミミガメさんたちを観察中でございます…。


photo by sachibaa

 どうしてもカナヘビを捕まえたいという子がいたので、最後に炊飯場脇の小さな原っぱへ。


photo by sachibaa

 この子はツクシを見つけてご満悦です!?


photo by sachibaa

 カナヘビ発見!


photo by sachibaa

 この子が捕まえていました。


photo by sachibaa

 ニホンカナヘビです。


photo by takajii

 またカナヘビ。


photo by sachibaa

 この子も捕まえましたね。


photo by sachibaa

 アマガエルも。


photo by sachibaa

 ニホンアマガエルです。
 そうそう、アマガエルをつかんだあとは手をよく洗ってくださいね。そのまま目をこすったりすると危ないです。


photo by takajii

 どうしてもカナヘビを捕まえたかった子は、ママやパパの協力も得て解散後には捕まえられたかな?


photo by sachibaa

 ハラビロカマキリの卵鞘を見つけていた子は、オオカマキリの卵鞘も見つけていました。今年はじきに幼虫たちがわらわらと出てくるかもね。


photo by sachibaa

 予定通り12時前には終了です。
 そういえば、ノカンゾウはもう伸びすぎてしまって摘んでもらえなかったけれども、セリ、ヨモギ、カキドオシは摘んでいかれた人たちもいたのに、摘んでいるところの写真がない? と思ったら、そうかぁ…。さち婆も撮るより採る人になっていたようでございます!?


photo by takajii

 駐車場への帰りにはあらっ!? 現在も全国各地で問題となっている野鳥カメラマンたちですが、まあこの程度の道のふさぎ方なら許容範囲かな?


photo by sachibaa

 たか爺にとっては忌まわしい記憶が残るレンジャクでしたが、野鳥カメラマン対策のロープが張られるようになってからは、森の中が更地になってしまうようなこともなくなりましたからね!?

 久しぶりに子どもたちの様子を見ていたら、やっぱりワンダースクールはおもしろくてやめられないよなぁ~。たか爺も前期高齢者になっちゃったし、コロナもあるし、どこかで幕引きはしないといけないと思っているのですが、とりあえず今年度は1日でも多く開催できるといいですね。

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「どこかで春が」事前調査

2021年03月29日 | どこかで春が
 3月22日(月)の続きです。


 さくら草公園のあとは秋ヶ瀬公園のピクニックの森へ。この日の本来の目的は、27日(土)の親子でワンダー「どこかで春が」の事前調査ですからね…。


 例によって冬に干上がってしまったザリガニの池にも水が戻り、アカガエルと思われるオタマジャクシも目視で確認できました。まさしく「どこかで春が」でしょ!?


 園路沿いのカキドオシも増えてきました。


 移動しながら食べられる野草も摘んでもらう予定です。ヨモギやカキドオシは洗ってお湯を注ぐだけで、フレッシュハーブティーにもなります。香りだけでなく、カキドオシでは決して丸くはない茎の形にも注目!? というより、触ってみればわかりますよね。
 毎年野草摘みのメインとなっていた「おひたしの王様」ノカンゾウは、もう伸びすぎてしまっていて残念…。ホタルイカと合わせて酢味噌和えもおいしいのですが…。セリは摘み放題です。


 アケビは飲兵衛向きだけど!? 絡みついている木はオニグルミです。


 雄花の蕾も開きはじめていました。


 そういえば昔、「和菓子みたい!」と言っていた感性豊かな子もいましたねぇ~。


 サルノコシカケsp.は虫だししてから細かくして乾燥。煮だして飲んでみたことがありましたが、作りたては普通に飲めても、ペットボトルに移して冷蔵したものは飲めたものではなくなっておりました…。でも、ガンにもコロナにも効きそうかも!?




 タチツボスミレです。


 メダカの池では当日何が捕まるかな? 池にはアオサギやカワウ、近くの園路ではアオジが数羽餌を探しておりました。


 三本土管の池にも水が戻っています。


 ユキヤナギです。


 でも、時々雨がポツポツと来る曇天では…。


 帰りは森の中を抜けて。当日は移動ペース次第で炊飯場の池や原っぱまで行けるかもしれませんね。



 駐車場脇のボケの花です。


 帰りは城山公園経由。ニワトコも開花していました。


 曇天の夕方なので…。


 カタクリはお休み中。


 ニリンソウもお休み中でございました…。


 帰宅後、カキドオシはとりあえずグラスに入れて水中花。


 焼酎のお湯割りにも入れて酎中花でございます!?


 酒の肴はアケビなど。この苦さがなんとも言えませんねぇ~。


 たか爺は夜にご飯は食べないので、セリご飯は翌朝にいただきました。ごちそうさま!

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どこかで春が~キッズフリー~

2019年03月26日 | どこかで春が


 3月22日(金)は、別名「爺孫ワンダー」のキッズフリーで「どこかで春が」。



 秋ヶ瀬公園のピクニックの森では、17日(日)には葉っぱだけだったカキドオシの花も咲きはじめていました。もう少し草丈が伸びたら、酎中花や天ぷらで楽しませていただく予定です。



 レンギョウはこの森に咲いていてほしくはないけど…。



 ザリガニの池のアカガエルの卵塊は、もう空っぽですよね。5月のザリガニ釣りの頃には、子ガエルたちの姿が見られるかな。



 アカガエルの池では残念ながら、今年は産卵しなかったようです。



 捕まったのは例によって、アメリカザリガニのおチビちゃんのみ…。



 きれいに笹刈りされた林床からは何が出てくるのか、これから楽しみです。これ以上増えると厄介なシュロも伐採されておりました。



 メダカの池でもチビザリちゃんのみ…。



 ノカンゾウです。



 もう固くておいしくないぐらい成長したものが多くなって、摘める場所は限られてしまいますが、まだOKでしたね。もちろんたか爺も摘ませてもらいましたよ。



 曇天の夕方なのでアマナの花はこんな感じ…。



 炊飯場の池のほとりのユキヤナギです。



 これはねぇ…。やらせ野鳥カメラマン御用達でございます…。



 メタセコイアの球果は春になって落ちてくる木も多いけど、まだ在庫があるので拾いませんよ!?



 最後に駐車場の側溝でノビル掘りも。



 茎の太いものを狙います。
 


 たか爺の秘密兵器はこのバール。土ごと起こして大きな球根のみ引き抜き、残りはまたもとに戻しておきます。昔、達人のお爺ちゃんに教えてもらいました。



 今回は欲張らずにこれだけね。



 いつもは生のままお味噌をつけて酒の肴ですが、今回は塩昆布漬にして翌朝いただきました。これもなかなかいけますねぇ~。



 セイヨウタンポポの花はバラバラにしてサラダにトッピングしたり、丸ごとお花の天ぷらにしたり。「そこいらへんの草」も春のグルメ食材です!?



 ギシギシの葉裏はコガタルリハムシの卵だらけでした。



 同じくギシギシを食草とするベニシジミの春型も羽化しましたね。



 サクラソウです。帰りにちょこっと寄ってみたサクラソウ自生地では、すでに開花していたものも。



 遠くてピンボケですが証拠写真ということで…。これからちょこちょこ様子を見に来ないといけません。

 今日は31日(日)の「春の風布川」の下見に行ってきました。まあ、下見とは言っても、当然お花見になっちゃいますけれどもねぇ…。22日(金)からは毎日どこかへ出かけているので、写真の整理が追いつきません。パソコンに取り込んだだけで、まだ何も見ていなかったりして…。
 それ以前に、どこかでおこもりして16日のねりま遊遊スクールの「実施報告書」やら、2019年度のスポーツ安全保険の加入者名簿の入力作業やら、その他もろもろの事務仕事を片付けておかないと…。でも、明日もお天気は良さそうだな!?

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どこかで春が~親子でワンダー~

2019年03月24日 | どこかで春が
 春はブログも追いつきませんねぇ…。とうとう1週遅れとなってしまいました。でも、お花見にばっかり行っているわけではありませんからね!? 今日は「化石でワンダー探検隊」で深谷まで行ってきたし、昨日はその事前調査だったし。ブログのほうは日付順にぼちぼちといきます。


photo by sachibaa

 3月17日(日)の午前中は親子でワンダー「どこかで春が」。秋ヶ瀬公園のピクニックの森です。


photo by sachibaa
 
 当日のキャンセルもなく、参加者は7家族21名。親子でワンダーの移動バージョンは定員20名にして、年間予約ではキャンセル見込み分も含めて30名まで受け付けています。今回はその通りになってくれた感じかな!?
 たか爺としては毎回20名前後が理想的なのですが、なかなかねぇ…。年間予約では30名以上になっていても、最終的に3家族に満たなくなって中止にしたり、キャンセル待ちが多くなって追加日程を設けても、日程が合わずにご参加いただけないご家族が出てしまったり。思うようにはいきませんよねぇ…。



 ようやく水が戻ったザリガニの池です。



 アカガエルも産卵していました。もうすぐオタマジャクシですね。



 この子にすくいとってもらって。


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 みんなに見たり触ったりしてもらいました。



 別の場所でも。



 これはもう完璧なキッズアシスタントだよなぁ~。元々生きものを見つけたり捕まえたりするのがうまい子ですが、たか爺の代わりに動いてもくれておりました。


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 ウェダー着用なら、この森の池はだいたいOKです!?


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 アカガエルの卵塊はけっこう見つかりましたね。


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 もうオタマジャクシになったものも。



 メダカの池です。



 池のまわりのハンノキも芽吹き始めました。


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 遠くてピンボケですが、甲羅干し中のアカミミガメ…。


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 この池は完全には干上がらなかったので、生きものを探してみてもらいます。


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 でも、見つかったのはアメリカザリガニの子どもたちのみ…。今年はフナやメダカ、イトトンボやギンヤンマのヤゴなどは見つからなくて、たか爺としてはちょっと残念でした。



 ノカンゾウです。


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 もちろん、参加者の方たちにも摘んでもらいます。


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 おひたしや酢味噌和えでお試しください。



 たか爺ンちでは夕食に、おひたしにしていただきました。


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 ヨモギはとりあえずフレッシュハーブティーがいいかな。



 たか爺は例によって焼酎のお湯割りに浮かべて…。



 セリも摘んでもらいました。


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 おひたしやセリご飯にしてお試しください。



 夕食は酒の肴だけでご飯ものは食べないたか爺ですが、この日はセリご飯もいただきましたよ。「そこいらへんの草」だっておいしいんだからね!?



 参加者のパパが見つけてくれた折れ枝には、コゲラの巣のあとも。下のほうまで残っていたらおみやげにしたかったところです。


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 この子はヒキガエルの池でも活躍してくれました。


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 捕まえた生きものを観察用ケースに移して。


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 参加者の方たちにも見てもらうことができましたね。



 捕まえてくれたのはドジョウの子ども。しかも2匹です。


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 こちらのママは。


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 ヌマエビの仲間も捕まえていました。


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 よく登れましたねぇ~。


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 実はこの木、14年前のこの時のクヌギなんです!? もうしばらくすると樹液が出て、まずはスズメバチの女王蜂たちの姿が見られるかな?


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 帰りは森の中を抜けて。ゴマギの葉っぱの匂いを嗅いでみてもらっているところです。
 今年は冬の間に完全に干上がってしまった池が多かったので、池の生きもののほうはちょっとさびしい結果でしたが、とりあえず「どこかで春」を感じてはもらえたでしょうか。



 これは解散後。たか爺が事前調査の際に摘ませてもらったノカンゾウも、もうここまで伸びてきておりました…。



 林床にはアマナの花も増えていましたね。



 埼玉県では準絶滅危惧種となっております。

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「どこかで春が」事前調査

2019年03月11日 | どこかで春が

 ノカンゾウです。
 3月6日(水)は秋ヶ瀬公園のピクニックの森へ。「どこかで春が」の事前調査に行ってきました。おいしい春もやってきましたねぇ~。もちろん少々摘ませてもらって、夕食におひたしでいただきましたよ。今年はもう菜の花の辛子和え、フキ味噌はいただいているので、これで三品目ですね。「そこいらへんの草」も東京都民にとっては贅沢な旬のグルメで、東京ではなかなか摘めない高級食材でございます!?


 森の中のほうはまだちょっと早い感じでした。17日(日)には、伸びすぎていないものを選んで摘んでもらう感じになるかもしれません。


 絶滅危惧種のノウルシも出てきましたね。これは摘んだらかぶれる人もいるし、食べたらどうなることやら…。


 セリもいい感じです。四品目はセリご飯かおひたしかな?


 ヨモギはとりあえずフレッシュティーといきたいところですが、多分例によって焼酎のお湯割りに浮かべて楽しむことになることでしょう…。まあ、病気も「そこらへんの草でも食わせておけ! 埼玉県民ならそれで治る!」らしいけど、下手な薬を飲むよりは薬草のほうが体にはよかったりして!?


 これも要注意だなぁ…。ムラサキケマンです。たか爺には間違えようがないと思うのですが、昔ヨモギだと思って摘もうとする子がいたもので…。


 天ぷらがおいしいダイコンソウです。もう少ししたら、他にもいろいろと何種盛りが楽しめるかな?


 この冬干上がっていたザリガニの池にも、ようやく水がたまり始めました。でも、池の中を歩き回って探してみてもアカガエルの卵塊は見つからず、成体の死体がひとつ!? 謎です。


 アカガエルの池です。
 昔はこの時期卵塊だらけだったんですけれどもねぇ…。


 メダカの池の水位もここまで回復しました。


 三本土管の池にも水はたまりましたが、この冬は完全に干上がってしまいましたからねぇ…。


 こちらの池とつながるまでは、池の生きものは期待できそうもありません。


 炊飯場の池でさえまだこの程度の水位でした。


 今年もこのまま平穏であってほしい森の中です。万が一の事態に備えて、とりあえず現在の状況を撮っておきましたよ!?


 最後にお花も。ヒメオドリコソウです。


 ホトケノザ。


 ハコベですね。

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どこかで春が~親子でワンダー~

2018年03月23日 | どこかで春が


 3月18日(日)のザリガニの池です。



 ニホンアカガエルの卵塊は行方不明のままで、子どもたちに触ってみてもらえなくて残念でしたが、こうなったらもう4月の「春の生きものさがし」の際にオタマジャクシ、5月の「親子で勝負! ザリガニ釣り」の際にかわいい子ガエルたちを見てもらえればいいかなぁ…。


photo by yamato

 親子でワンダー「どこかで春が」の参加者は4家族9名。
 ワンダースクールは当初、月~金の放課後に小1~小3の子どもたちだけ各10名ずつという感じでスタートしたので、たか爺としてはちょうどいい人数だったかも!?


photo by yamato
 
 キッズアシスタントは中1のやまとです。現在は土日祭日のファミリー日程が中心なので、たか爺はなかなか参加者の写真が撮れない…。このブログで使える写真を撮ってくれる子どもたちがいると、本当に助かります! 
 そういえば、ワンダーキッズ水曜コースに当時小1のやまとから中3のあきらまで参加してくれていた年をもって、ワンダースクールもひとくぎりついた感じでしたよねぇ~。その後は、子どもだけで参加できる小学生のキッズ会員はさらに減り続け、そのかわりに、幼児から家族で参加してくれるファミリー会員が激増という感じ!? たか爺としてはちょっとさびしいのですが、それはそれでいいのかなぁ~とは思っております。
 

photo by yamato

 ギンヤンマのヤゴを捕まえていた子です。
 クロスジギンヤンマの可能性もありますけどね。



 ザリガニの池で捕まったヤゴは、ギンヤンマ・シオカラトンボ・イトトンボの仲間の3種類。


photo by yamato

 子どもたちにも見ておいてもらいました。
 


 ヌマエビの仲間はねぇ…。



 調べ始めるとどんどんわからなくなっていくので、ヌマエビspにしておくのが無難かな…。まあ、昔のようにヌカエビにしておいてもいいかぁ!?



 メダカの池です。


photo by yamato

 もちろん、池の生きものたちを捕まえてみてもらいます。



 トウヨシノボリに。



 モツゴ。



 絶滅危惧種のメダカ(奥)と「特定外来生物」のカダヤシです。



 メダカと。



 カダヤシ。


photo by yamato

 どこが違うかわかるかな?


photo by yamato

 この子はすぐに正解!
 尻びれの形の違いが決定的で、尾びれも違いますよね。



 ウシガエルの子ガエルも捕まりました。



 森の中ではノカンゾウ摘みも。


photo by yamato

 ちょうど摘みごろですからねぇ~。



 ウシガエルのオタマジャクシだらけの側溝です。


photo by yamato

 子どもたちの人気者ですね。


photo by yamato

 でも、あのォ…。
 お持ち帰りは厳禁の「特定外来生物」なので、もちろん最後にリリースしておりました。子どもたちの目の前で処理しちゃうわけにもいきませんからねぇ…。


photo by yamato

 アメリカザリガニのおチビちゃんです。



 ギンヤンマのヤゴも捕まりました。


photo by yamato

 セリ摘みも。



 帰りは森を抜けて。ゴマギの葉っぱは、この子たちには苦手な匂いだったみたいですねぇ…。
 森の中には野鳥カメラマンたちが30名ほど。でも、森を抜ける一本道沿い並んでいて、「通るな!」とも言われなかったので、「烏合の衆」ではなくまともな人たちのほうだったのかな?

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おいしい春の野草摘み~キッズフリー~

2018年03月20日 | どこかで春が


 秋ヶ瀬公園のアマナです。
 アマナ続きということで、先を急がないと…。また、ワンダースクールの活動記録4日分がたまってしまっております…。お天気が悪いうちに少しは片づけておかないと、次のお花見には行けませんからね!?



 やはり早咲き地点のアマナの蕾はもう開いていました。



 森の中も蕾だらけだったので、もうすぐ見頃になりそうです。



 3月15日(木)は、キッズフリー「おいしい春の野草摘み」で秋ヶ瀬公園へ。
 もちろん、今が旬のノカンゾウ摘みからスタートですね。



 先週根元から摘ませてもらったノカンゾウも、もうここまで伸びてきていました…。新しいものも次から次へと出てきています。



 ヒメオドリコソウも撮っておいてあげないと。



 もうしばらくすれば、ダイコンソウの天ぷらも食べられますね。
 まずはヨモギ・カキドオシ・ダイコンソウ・タンポポの花・カラスノエンドウの5品盛りあたりから!?



 ゴマギです。



 匂いはかいでおいてもらわないとね。



 ザリガニの池の北側の池ですが、抹茶色は植物プランクトンかな。



 セリ摘みも。



 池のまわりだけでなく、あちこちで摘んでいる人たちの姿も見られるようになってきました。



 ヨモギはとりあえずフレッシュハーブティーで。
 もう少ししたら、今年はお茶用にもせっせと集めておかないと…。



 ノビル掘りにも挑戦してもらいました。
 たか爺の秘密兵器のバールを使って、土ごと起こす感じですね。



 カキドオシの花も見つかりました。
 これからあちこちで見られるようになるので、フレッシュティーや「酎中花」用です!? 天ぷらもおいしいですよ。



 ノウルシももうここまで伸びてきています。
 食べちゃダメだけど…。



 このスズバチの巣は、たか爺のおみやげでございます…。

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カエルの卵と池の生きものさがし~ワンダーキッズ~

2018年03月18日 | どこかで春が


 3月12日(月)は、ワンダーキッズの子どもたちをお迎えに行く途中、彩湖で時間調整。彩湖の水位もここまで戻っていました。こんな状況でワカサギの群れが出てくれると採りやすくていいのですが、さすがにまだ早いですよねぇ…。



 ザリガニの池です。



 いいお天気だったので、とりあえず記念撮影。まあ、5人そろっていい笑顔、なぁ~んていう写真は絶対に撮れませんけれどもね!?



 やはりアカガエルの卵塊は行方不明のまま…。



 謎のエビは捕まったので、まあいいか。でも、たか爺には種類まではわからない…。ミナミヌマエビは元々東日本にはいないらしいので、外来のシナヌマエビの1種なのでしょうか?
 昔は、西日本にいるのはヌマエビで東日本にいるのはヌカエビみたいな大雑把な分け方だったので、テナガエビ・スジエビ・アメリカザリガニ以外のエビはみんなヌカエビにしておりましたが、本当はそんなに簡単なことではないようです…。



 小川のようになった道を抜けて、メダカの池へ。



 これはスジエビ。



 で、こちらがずっとヌカエビとしてきたヌマエビの仲間です。
 1尾ずつ撮って見てみると、どんどんわからなくなっていきますねぇ…。



 あらっ? 久々の「池ドボン」!?



 でも、すぐにあがってきちゃダメじゃん!
 ♬お池にはまって さあ大変♬ の写真を撮らせてくれて、ドジョウにも遊んでもらってこないと!? まあ、暖かい日でよかったですね。



 イトトンボの仲間のヤゴは個体数も多い感じ。



 まだ小さかったギンヤンマのヤゴです。



 ヒキガエルの池ではアメリカザリガニ。



 この子も。



 これは、たか爺のひと網目に入ったお魚たちです。
 


 モツゴ1以外は、みなタイリクバラタナゴでした。



 観察中ですね。



 こちらはお持ち帰りは厳禁の「特定外来生物」、ウシガエルのオタマジャクシでございます…。



 ひと網でこんだけぇ…。
 昔は、せっせとすくっては陸にあげて処理していた時期もありましたが、きりがなくって…。



 まあ、昔から子どもたちの人気者なので、それはそれはもう大騒ぎでございました!



 「ごま煎餅!」のゴマギです。葉を広げはじめたばかりでも匂いますよね。



 炊飯場の池ではモツゴが3匹。



 この子も捕まえていましたね。

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どこかで春が~キッズ&ファミリー~

2018年03月14日 | どこかで春が
 3月10日(土)から13日(火)までの4日分、ブログもためこんでおります…。
 とりあえず10日分を…。



 ザリガニの池です。
 3月10日(土)も、キッズ&ファミリー「どこかで春が」で秋ヶ瀬公園へ。


photo by sachibaa

 参加者は5家族15名。アシスタントはさち婆です。
 雨は上がってくれてよかったのですが、かなり降りましたからね。池の水位も上がり、水も濁ってしまいました。子どもたちに触ってもらおうと思っていたニホンアカガエルの卵塊は、行方不明です…。網をのばして探ってみても入らず…。


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 とりあえず、池の生きものを捕まえてみてもらいます。

 
photo by sachibaa

 でも、あれっ!? ザリガニの池でヌマエビの仲間が捕まったことなんてあったかぁ? なんだかヌカエビではなさそうだし…。ケースに入れて撮っておけばよかったですね。
 たか爺は昔から、普段は干上がっていることが多い北側の池がたぶんどこかの水域とつながっていて、北側の池に水が入るとそこの生きものたちがザリガニの池へと流れこんでくるのではないかと思っています。


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 何が捕まったときだったのかな?


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 メダカの池でも生きものさがし。


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 いろいろと捕まえていたご家族ですね。
 以下は、この池で捕まった生きものたち。画像はトリミングしております。



 スジエビです。



 トウヨシノボリですね。



 一瞬、メダカかと思って喜んだら、「特定外来生物」のカダヤシのメスだったかぁ…。世界でも日本でも「侵略的外来種ワースト100」に選定されております…。お持ち帰りは厳禁ですよ! 



 イトトンボの仲間のヤゴ。



 昨年も見つかったアオヤンマのヤゴはレアものです!?


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 池の生きものさがしはちょっと休憩して、森の中へ。



 ノカンゾウが摘みごろですからね。



 この時期だけのごちそうなので、おみやげに摘んで帰ってもらって、おひたしか酢味噌和えをお試しください。


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 森の中の道は小川みたいになっているので、抜けるのは大変だったけれどもねぇ…。



 当初予定していたコースの道もこんな感じでございます…。


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 昔はよくカエル合戦も見られたヒキガエルの池では、モツゴとギンブナの子どもが網に入りました。
 


 やはりお持ち帰りは厳禁の「特定外来生物」、ウシガエルのオタマジャクシも入りますよねぇ…。



 三本土管の池ではひと網でこんな感じ…。
 まあ、昔から子どもたちには人気者なので、思う存分触っておいてみてください!?


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 三本土管の池では少し時間をとりました。


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 親子で生きものさがしです。


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 この日は生きものが大好きな子どもたちが勢ぞろいした感じなので、やはりいろいろと見つかっていました。集中力が違うんだろうね。


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 この子が見つけたのは?


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 大きなヤゴです。



 ギンヤンマですね。クロスジギンヤンマの可能性も0ではありません。



 アメリカザリガニは、この子が捕まえたものが一番大きかったかな。


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 ここで時間切れ…。


photo by sachibaa

 最後に集まってもらって、見つかった生きものたちを見てもらいました。
 ♬春になれば しがこ(すがこ)もとけて♬



 ♬どじょっこだの♬



 ♬ふなっこだの 夜が明けたと思うべな♬



 メダカも見つかってよかったですねぇ~。これはオスのほうです。



 ミズムシも。



 横から見るとこんな感じで、不思議な生きものでございます。



 帰りは近道。森を抜けて帰りましたが、やはり水浸しでした…。

 たか爺としてはニホンアカガエルの卵塊を見てもらえなくて残念でしたが、「どこかで春が」は3月18日(日)にも親子でワンダーで開催予定です。池の生きものたちを捕まえてみたい方、おいしい春の野草を摘んでみたい方はぜひご参加ください。

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カエルの卵と池の生きものさがし~キッズフリー~

2018年03月10日 | どこかで春が
 3月5日(月)のワンダーキッズ「カエルの卵と池の生きものさがし」は、12日(月)へ雨天順延としました…。翌6日(火)は、キッズフリーにて開催。秋ヶ瀬公園のピクニックの森で、久しぶりに「たも網片手に池めぐり」です。



 ザリガニの池は「北米か!」の池!? 景色はいいのですが、池の生きもの的には外来生物が中心の池となっております…。ここ数年、「特定外来生物」のアライグマの餌場にもなってしまいましたねぇ…。



 アカガエルの池も似たようなものです…。 



 それでも、今年こそは期待していたニホンアカガエルの卵塊はすぐに見つかりました!



 ちょっと小ぶりで、子どもの両手でもすくいとれるほどの大きさです。
 とりあえず両手ですくいあげてみてください。どんな感じだったかな?



 まだ新しいので、ヤマアカガエルの卵塊のように崩れたり、手からこぼれ落ちることもありませんよね。



 埼玉県レッドデータブック(2008 動物編)では「地帯別危惧」種となっているので、そのまま池に戻します。外来種に負けずにオタマジャクシになって、ザリガニ釣りの頃には池のまわりが子ガエルだらけになっていてくれるといいなぁ~。



 これは上とは別の卵塊。
 とりあえず4つは見つかったので、ひと安心です。



 池の底にたまった落葉ごとすくってみたら?



 「要注意外来生物」のアメリカザリガニかぁ…。
 「マッカチン」の大物たちは、まだ穴の中ですけれどもね。



 今度は?



 トウヨシノボリの幼魚たちはどの池でも個体数が多く、がんばって生きております。



 メダカの池です。



 残念ながらメダカもフナも入らず、お持ち帰りは厳禁の「特定外来生物」ウシガエルのオタマジャクシ、「要注意外来生物」アメリカザリガニ、やっぱりがんばっているトウヨシノボリ、あとはヒメタニシでした。



 観察中です。



 トウヨシノボリですね。



 三本土管の池でもメダカは入らず…。



 ウシガエルのオタマジャクシだらけでございました…。



 この小鮒は、もうずいぶん前からアズマヒキガエルが産卵しなくなってしまった池で。「ヒキガエルの池」改め「ブルーギルの池」ですねぇ…。



 こちらはバーベキュー場の池にいた小鮒です。



 モツゴも入りましたね。



 昔は、アズマヒキガエルが産卵することもあったのですが…。
 ブラックバスが増えちゃったからなぁ…。

 たか爺としては、メダカやドジョウは捕まらずちょっと残念な結果でしたが、ニホンアカガエルの卵塊は確認できたし、とりあえずはいろいろと見てはもらえたのでまあいいか!?
 帰りにはノカンゾウ摘みも。これは改めて。

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「どこかで春が」事前調査

2018年02月28日 | どこかで春が


 ザリガニの池です。池の中に立っている鳥はアオサギとダイサギですね。
 2月26日(月)はさくら草公園のあと、秋ヶ瀬公園・ピクニックの森へ。3月の「どこかで春が」の事前調査に行ってきました。



 でも、やっぱり…。ニホンアカガエルもその卵塊も見当たらず、お目覚めだったのはこちらのお方、「特定外来生物」のウシガエルでございます…。
 まだボォ~っとしている感じで手づかみでもつかまえられそうでしたが、子どもたちといっしょじゃないとねぇ…。じじい1人で遊んでもつまらない!?



 アカガエルの池にも、アカガエルの卵塊は見当たらず…。



 大昔のコゲラの巣かな? もちろん、たか爺のお土産です!?
 ちょっと朽ちすぎているのでどこまで形が残ってくれるかわかりませんが、表面の汚れをざっと落としてからキシラデコールでも塗って、底が残るようにぎりぎりの所で切って台に固定すれば、オギのフクロウ用の巣穴に使えそうですね。



 ライギョの池では、「要注意外来生物」のアカミミガメがお目覚めかぁ…。
 昔はこの池でもニホンアカガエルが産卵していたのになぁ…。



 メダカの池です。



 ここにもアカミミガメ…。子亀もおるでよ!?
 当日は、メダカや小鮒が網に入ってくれるといいですね。



 オオオナモミです。
 今年の「冬の森探検」は「雪と氷の森探検」中心だったので、そのまま残っております。でも、「どこかで春が」の3月にくっつきむしで遊ばせるなんて、たか爺には…。



 ノカンゾウはけっこう出てきておりました。「おいしい春の野草摘み」の第一弾は楽しんでもらえそうですね。
 まあ、昔から行き当たりばったりのワンダースクールなので、あとは当日の子どもたちが何を見つけたり捕まえたりしてくれるか、楽しみにしております。



 そのあと、子供の森へも。
 1時間ほどで、大雪で折れて落ちているクスノキの枝をこれぐらいいただいてまいりました。疲れたぁ…。まだ生木に近いので、3月17日の「魔法の小枝でキーホルダー作り」用には使えないかもしれないけれども、太さ別に分けて長さも揃えて保管しておかないといけませんね。

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