たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

第31回 練馬こどもまつり!?

2013年05月29日 | ネイチャー=アート

 5月8日から10日の3日間は、ひたすら練馬こどもまつりの準備でした。「魔法の小枝でキーホルダー作り」では、毎年400人という1年間で最も多くの子どもたちに作ってもらう日なので、材料切りだけでなく他にもけっこういろいろと大変です。でも、このお膳立てさえちゃんとしておけば、当日はワンダースクールのアシスタント&キッズアシスタントのみんなが頑張ってくれますからねぇ~。
 毎年大行列ができてしまって参加者の子どもたちをかなり待たせてしまうので、今年はレジャーテーブル2台を持ちこみ、ハートの木のお絵かき専用にすることにしました。これで+8名が作業できるようになります。でも、年々参加者が増えていたのでテーブルや椅子、キーホルダーの金具等のパーツやポスカ等の消耗品を増やしてもらおうと思っていた2010年には、
http://wonderschool.iinaa.net/news1140.htmlという事態に…。「こどもまつり」本来の目的を忘れた主催者には、もう頼ることはできません。
 10セット支給されていたポスカセットも6セットに削減されたままなので、毎年4セット以上は自前です。今回は+8セットなのでさらに負担増…。キーホルダーの金具も300個のままなので、+100はペンダント用のゴムひもをこちらで用意しています。まあ、元々手弁当のボランティア企画ではあるんですけどね…。
 また今年は、かおりのエンピツ用には事前にキーホルダーの金具にヒートンを付けたものを用意。ミニクワガタやフクロウ用にはさらに、持ち帰り用のビニールの小袋に目玉も入れたものを用意して、受付で材料を選んでもらう際にいっしょに渡すようにしました。ヒートンを付けてから、キーホルダーの金具を付ける、という2段階の作業を1段階に省略することで、待ち時間を減らせるようにしてみたわけです。
 なぜか知りませんが、わざわざ予備日まで設けてあるにもかかわらず、練馬こどもまつりは「小雨決行」で「悪天候の場合は」翌日曜に順延となっています。でも、木の枝や水性顔料インクのポスカを使うキーホルダー作りは、雨の中ではできません。調べてみたら、2006年と2007年は2年続けて雨天順延になっていたのに、2008年は雨でも開催することになり、当日の朝に急遽交渉して屋根のある休憩所を使っています
http://wonderschool.iinaa.net/news930.html。今年もお天気があやしそうなので、事前に主催者を通じて公園管理事務所へ屋根のある休憩所の使用許可もいただいておきました。
 「泣く子と地頭には勝てぬ」ということわざがありますが、たか爺的には「泣く空と生きものには勝てぬ」!? 雨や荒天で中止せざるを得ない日もあれば、今年のたけのこはどうにかセーフでしたが、ワカサギ採りは完全にタイミングがずれてしまいましたよね…。ホタル狩りも毎年ヒヤヒヤものです…。
 でも、今年の練馬こどもまつりの場合、11日(土)は午前中曇でも12時からは雨、12日(日)はお天気が回復して晴れることは、最近かなり正確になっているスポット予報からは明らかでした。ワンダースクールの場合は、土日は別々のプログラムが入っている場合が多いのでなかなか思うようにいきませんが、今回のように翌日が予備日となっている場合には、たか爺なら前日の段階で迷わず12日(日)に順延していたと思います。前日の判断であれば、出展者に二度手間をとらせることもなく、順延によって不足するかもしれないスタッフの補充もダメもとで可能になるかもしれません。

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 光が丘公園のトチノキの花です。5月11日(土)の「練馬こどもまつり」当日の朝は、予報どおり曇。まあ、曇でも時々雨はぱらつくだろうし、午後からは雨の予報のままです。たか爺としてはこれもちょっと?ですが、「当日の手引き」では「雨天中止の連絡は、午前6時までに行います」となっています。「小雨決行」で「悪天候の場合は」翌日曜に順延なのに、「悪天候」でなくても「雨天中止」もあるわけ? なんだかよくわかりませんねぇ…。とりあえず6時に連絡はなかったので、明日は晴れるとわかっているのにこんなお天気でもやるわけかぁ…と、あきらめモードで、予定どおりお手伝いをしてくれる子どもたちのお迎えにいってから光が丘公園へ向かいました。

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 午後から雨になることはわかっているので、屋根のある休憩所を選び、午前10時前には設営完了。早くも参加者の子どもたちが集まってきます。やはり時々雨は降ったりやんだりしますが、2008年の時ほどではありません。
 ところが、10時半のオープニングの10分前になって突然「中止」なんだって…。たか爺としてはこれまたかなり?ですが、確かに「当日の手引き」では「オープニング前までに雨天により開催できない状況になった場合には、翌12日(日)に順延します」となっています。でも、「小雨決行」で「悪天候の場合は」翌日曜に順延なんじゃなかったっけ?
 「小雨決行」となっていて、「悪天候の場合は」と文面が続いていたので、たか爺としては、晴れるとわかっている明日に順延すればいいものを、大雨・強風・台風のような「悪天候」でなく今日のような多少の雨なら開催しちゃうわけねぇ…、と思ってあきらめていたわけですが…。
 ちなみに、練馬区役所公式ホームページ上の南田中児童館の「こどもまつり」の案内では、「悪天候」ではなく「荒天」となっています。
http://kotobank.jp/word/%E6%82%AA%E5%A4%A9%E5%80%99では、「悪天候」とは「風雨などがひどく、荒れ模様の天候」です。これが世間一般の正しい理解だと思うし、当日は午後1時までは雨が降っていない時間も多く、決して「悪天候」ではありませんでした!
 このふざけた決定には、たか爺も久々に切れましたねぇ…。もう集まってきちゃっている子どもたちにはキーホルダーを作りはじめてもらうことにして、本部へ怒鳴りこみました。まあ、お役所なので決定はどうしようもありませんが、とりあえずワンダースクールとしては、来場者の様子を見ながら午前中だけでも開催することにして、12日(日)はパスさせてもらうことにしました。

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 3つのテーブルの18席はすぐにいっぱいになります。レジャーテーブルの+8席も。今回は特殊なケースなので、作りたい子はいくつでもOK! ねりま遊遊スクールの講座形式の際と同様に1人で5個は作っていた子もいましたね。12時頃には席も空きはじめたので1時には終了しましたが、100人は来てくれたのかな? 

 「小雨決行」で「悪天候の場合は」翌日曜に順延という表現は、「練馬こどもまつり」のポスターや練馬区役所公式ホームページ等で周知されていたので、来場者の人たちだって当然この程度のお天気なら開催されるだろうと思って来ているわけです。?な「当日の手引き」の内容は出展者しか知りません。当然、「え~っ! 中止なの…」とがっかりしながら帰っていく人たちもかなりいたわけです…。
 先に「泣く子と地頭には勝てぬ」ということわざを引き合いに出しましたが、これは「道理の通じない者や権力者にはどうやっても勝てないから、無理を言われても従うしかないということ」。今回の場合は練馬こどもまつりの主催者が「泣く子と地頭」になるわけで、出展者と来場者は従うしかない!? 出展者としては開始直前での二度手間となり、順延でスタッフも少なくなる中みなさん日曜に開催されたのでしょうが、今後の「練馬こどもまつり」のためには果たしてそれでよかったのでしょうか?
 たか爺としてはどうにも納得できかねることなので、出展者また多くの来場者に迷惑をかけておきながら「判断は正しかった」、ただの雨でも「悪天候だ
と居直っている担当者には、一応きちんとした形での文書による回答を求めています。その内容次第で来年度以降の出展の有無を決めたいと思っていますが、まあ、「地頭」の立場からすれば、たか爺のようなうるさい爺さんには早く消えてもらったほうがいいんでしょうけどね!?

 というわけで、母の日の12日(日)は朝から鎌倉へ。まあ、「地頭」の方々には、下々の「母の日」なんて関係のないことなのでこういう日程を平気で組むんだろうけれども、本来なら「こどもまつり」は子供の日あたりにするのがいいんじゃないんでしょうか?

PS

 「練馬こどもまつり」から2週間近く経った23日付にて、練馬区教育委員会事務局こども家庭部長名による文書がようやく届きました。

「事前に配布していたパンフレットやホームページの記載内容と当日の判断が、ご協力いただいている関係者の方々、子供たちや区民の皆様にとって、不十分なものであり大変申し訳なく思っております。
 今回の反省をもとに、こどもまつりの周知や開催の判断につきましては、次年度にむけて今後検討してまいりたいと考えております。」

 「不十分」という言葉で逃げられてしまいましたが、順延の判断の経緯も丁寧に説明されていて、たか爺もこれなら納得です。

 ところが、その翌日に届いた24日付の実際の担当者による文書には唖然としてしまいました…。

「パンフレットに記載しております、順延する場合の『悪天候か否かの判断』については、一般的な悪天候か否かの判断のみならず、こどもまつりを開催するには、悪天候であると考え判断をさせていただきました。」

 しかも、先の文書には「今回の反省をもとに、今後検討」となっているにもかかわらず、担当者は反省などする気は毛頭なく、今年も良いものだったけど「今後は、より良いものにするため検討」するんだそうです!? 相変わらず自分の「判断は正しかった」と居直ったままですね…。
 適当でいい加減なワンダースクールの場合なら仕方ありませんが、少なくとも地方自治体名の入ったパンフレットやホームページ上は
「一般的な」言葉を使っていただけないと「関係者の方々、子供たちや区民の皆様」には正しく伝わらないと思いますけどねぇ…。まあ、こういう「地頭」さんには、下々の者がこれ以上何を言っても時間の無駄になるだけのようです。実際の担当者には、次年度以降の「こどもまつりの周知や開催の判断」に関して、より具体的な改善策の提示を期待してしまったたか爺が馬鹿でした…。
 そういえば、組織変更かなにかで、練馬こどもまつりは昨年から練馬区教育委員会主催となっていますが、毎年「ねりま遊遊スクール」でお世話になっている部署の担当者や管理職の方たちは対応も早いし、ダメなものはダメ、決まりは決まりなんていうことだってちゃんとはっきり言ってくれるし、みんな話せばわかる人たちばっかりなんだけどなぁ…。


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親子で勝負! ザリガニ釣り

2013年05月28日 | ねりま遊遊スクール

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 撮影はあきらです。5月26日(日)は、毎年恒例の「親子で勝負! ザリガニ釣り」でピクニックの森。練馬区教育委員会委託講座のねりま遊遊スクールですね。
 参加希望者が40名以上になりそうだったので、今年は午後も開催することにしました。最終的に3家族11名のキャンセルが出て、参加者は午前10家族27名、午後7家族16名の計17家族43名です
。あきらとほうせいの2名がアシスタントに来てくれて助かりました。

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 西側と東側からのザリガニの池です。ザリガニはもう入れ食い状態で気持ち悪いぐらい釣れるようになっているので、あとは親子でゆっくり楽しんでもらえればいいですね。

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 以下の「・」はこの日のアンケートから。ご協力、ありがとうございました。

・たくさんつれてよかった。
・楽しかった。沢山つれてうれしかった。
・大きめのザリガニがつれてよかった。
・ここまで多くつれるとはおもわなかった。とてもたのしくあそべました。
・中学生のお兄さん方にもお世話になりました。子どもも楽しそうでした。
・都心の日常では体験できない体験ができてよかったです。
・小さい子供でもザリガニが簡単に釣れて楽しめました。
・子供にとっては初めてのざりがにつり。かんたんでたのしかった様です。
・ザリガニ釣りは簡単で、子供でも楽しめたのでとても良く感じました。
・身近にこういった公園があるのを知らなかったので楽しかったです。また参加したいです。
・穴場の池(あまり人が来ない場所)で沢山釣れたのがいい経験でした。説明の時4月以降にたまった雨水だと知りよかったです。

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 この日一番の大物です。
 ポリバケツのほうは、親子3人で釣り上げたもの。午前組のこのご家族は、午後の部が終わってもまだ釣り続けていて、ザリガニ釣りをたっぷりと堪能されていかれたようです。帰る頃にはバケツからあふれていたりして!?

・ザリガニの食べ方を教えていただき、とても参考になりました。早速今日食べようと思います。

 今年は試食用に持ち帰られたご家族も多かったのかな。フランス料理の高級食材のお味のほうは、いかがだったでしょうか?

・釣りの体験として容易なザリガニ釣りに参加させて戴きました。短時間で多く釣れるため子供達は楽しめています。又、何度も釣っていると自分から積極的に場所を探したり、網を協力して使ったりしはじめました。興味があるものには、自分から手を出して触り、大きなザリガニでもつかんで、良く観察をしていました。今日参加して、子供達の積極性、協調性の向上及び自然に対する興味を深めることが出来て良かったです。

 これはご兄弟かお友だち同士で参加してくれた子どもたちの保護者の方かな。 ここまで気づいてもらえると、たか爺としてはうれしい限りですねぇ~。ザリガニ釣りに限った話ではありませんよね。

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 これも撮影はあきら。2枚目は、アメリカザリガニのオスとメスの違いを実際に見てもらっているところです。
 たか爺としては最後に、アメリカザリガニとウシガエルの話から「要注意」や「特定」外来生物の話ができれば、とりあえずはミッション達成!? ザリガニ釣りならここしかないぐらい楽しめるザリガニの池は、実はアメリカザリガニ・ウシガエル・アカミミガメ等しか住めない「トホホ…」な池でもあるわけです。トンボも産卵にやってきますが、アメリカザリガニだらけの池ではヤゴも多くは育たないでしょう。
 昨日の里山体験プログラム「川の生きものさがしとトンボの羽化の観察」に参加された親子も来てくれていましたが、生物多様性は比べようもありません。干上がることのない他の池にはまだ、フナ・メダカ・ドジョウ・モツゴ・ツチフキ・トウヨシノボリ・ヌマエビ・スジエビ・テナガエビ等の生きものたちも棲んでいますが、こちらはブラックバスやブルーギルといった特定外来生物の増加によって、今後が危ぶまれるところです…。

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 イチモンジチョウ(しか撮らせてくれない…)とマイマイガの幼虫です。やはりチョウは午前中ですね。ザリガニの池の北側のヤナギには、羽化したばかりのコムラサキがかなり飛んできていました。たか爺は、それを採りに来ていた親子とお話もできてよかったです。親子でザリガニ釣りを楽しんでもらっている間は暇だからなぁ…。KIMさんに会うのも久しぶりです。他にもコミスジ・テングチョウ・アゲハチョウ・アカボシゴマダラ等が見られました。
 でも、ミドリシジミの季節になるとまた、自分が写真を撮りたいだけのくせに、やれ「採集禁止」だの「マニアの乱獲」で減っただのと騒ぐおかしな連中が出てくるのでしょう。ミドリシジミを埼玉県の蝶に指定したのも、毎年「ミドリシジミを見る集い」を開催して生息地の保護に一役かっているのも、実は虫を採る人たちだっていうことも知らない連中ですね…。
 子育て世代の方は、6・7月はちょっと気をつけてください。虫とり網を持って歩いているだけでも、おかしなおっさんや爺さんにからまれる可能性もありますからね…。

 以下は、アンケートの「今後、どんな講座に参加してみたいですか?」より。

・むしとり×2名
・夜の虫?教室
・カブトムシとりなど×4名
・釣りやかぶとむしとり等
・さかなつり・釣り
・魚を釣ったり、昆虫を捕まえるものがあれば、子供と一緒に参加したいと思います
・手長エビやヤゴ、水生こん虫など
・自然に触れる事ができる講座はできるだけ参加したいです

 これはもう、ワンダースクールの会員になってもらうしかありません。ビジター参加OKの「ねりま遊遊スクール」としては、あとは「小川の生きものさがし」、「空とぶ魔法のフシギダネ」、「親子で冬のクワガタさがし」の3回だけです…。

・もういっかい子どもだけでザリガニつりをしたいです×2名

 このなんかけなげな子どもたちは、キッズ会員になってもらうしかありませんよねぇ~。まあ、へんな爺さんはくっついてくるけど!?


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川の生きものさがしとトンボの羽化の観察

2013年05月28日 | 川の生きものさがし

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 5月25日(土)は、里山体験プログラム「川の生きものさがしとトンボの羽化の観察」で、小川町の兜川です。駐車場もトイレもない場所なので大人数では使えませんが、今年は定員20名のところ30名で受付終了となり、キャンセル待ちのご家族も9名と、今までで一番参加希望者が多くてちょっと心配しました。時期的に運動会と重なったりして、最終的にはキャンセル待ちのご家族もなくなり、23名に落ち着いてくれてよかったです。でも、来たかったのに来れなくなってしまった子どもたちは、かわいそうでしたね…。

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 ちょっと上流に堰があり、そのあたりは深くなっていますが、コイなんていたかなぁ…。3匹は泳いでいました。他の生きものたちがみんな食われちゃう…。
 堰より下流は浅くて、小さな子どもたちでも安心して生きものさがしができます。かなりの数のアブラハヤの子どもたちが泳ぎまわっていましたが、これは追いかけても簡単には捕まりません。底のほうから&岸辺まですばやく網を入れるガサガサが基本です。川に入れる場合は上級者は足も使いますが、子どもたちは基本だけでも充分OK。この川で何も捕まらないなんていうことはあり得ません。あとは手数が多いか少ないかだけの問題です。まあ、水面近くだけパシャパシャやったり、トロ~んと網を入れていては、収穫も少ないけどね…。

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 羽化の途中でちょっと休憩中のシオカラトンボ。2枚目はプログラム終了後の同じ個体です。無事に羽化できてよかったですね。この日は「トンボの羽化の観察」もあるので、「川の生きものさがし」でガサガサする前にまず、アシスタントのあきらに羽化しているトンボを探してもらいました。

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 羽化したばかりのオジロサナエとシオカラトンボも見つけてくれましたね。アオサナエが川に産卵するシーンも見ることができました。

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 「川の生きものさがし」では、この2年生が一番いろいろと捕まえていたかな。アメリカザリガニやオニヤンマのヤゴも真っ先に見つけていたし、大きなサワガニまで! とりあえず生きもの系のキッズアシスタントの有力候補です。
 サワガニはこの場所では初めて見つかったので、上流から流されてきたのでしょうか? アメリカザリガニはもうどこにでもいるけれども、指標生物としては「きれいな水」のサワガニも「大変汚れた水」のアメリカザリガニもいる川って、なんだかとっても不思議な感じがします。まあ、アメリカザリガニだって「大変汚れた水」でも生きられるというだけのことで、決して「きれいな水」が嫌いなわけじゃないんだろうけれども、風布川では見たことがないから、水温が低い所は苦手なのかな。
 最後には、ヤゴの持ち帰り方や飼い方も含めて、新井さんに生きものの説明をしていただきました。

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 アブラハヤとギバチです。今回確認できた魚の仲間は6種類。アブラハヤがかなり多く、ギバチは4~5匹というところです。ギバチは関東と東北地方のみに分布する日本固有種で、環境省また埼玉県のレッドデータ上は絶滅危惧Ⅱ類だったでしょうか。
 ギバチは昔、巾着田で捕まえたオタマジャクシサイズのものがあっという間に30㎝近くなって、60㎝の水槽で何年か飼っていたことがあります。エビが大好きで、ヌマエビやテナガエビを入れておいてあげるといつのまにか0匹になっていました。ナマズ系熱帯魚のエサも好きでしたね。背びれと胸びれに棘があって毒もあるっていうんだけれども、けっこう無造作につかんだりしていても、刺されたことはありません。ほんとなのかな? 

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 ジュズカケハゼとモツゴ。いずれもあきらが捕まえてくれたものだけだったかな?
 ジュズカケハゼはかなり見つかっていた年もありましたが、モツゴもいたのかぁ~。数では先のサワガニとアメリカザリガニとは逆ですが、風布川にいるアブラハヤと秋ヶ瀬や彩湖の池にいるモツゴが同居している川もなんだか不思議な感じです。

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 シマドジョウとホトケドジョウです。ホトケドジョウにはびっくり! これも上流から流されてきたものなのでしょうか? ドジョウの仲間もけっこう捕まっていたと思うけど、この1匹ずつしか写真は撮っていないので、あとはドジョウだったのかホトケドジョウだったのかわからない…。

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 スジエビと昔はヌカエビって呼んでいたヌマエビの仲間。エビの仲間はアメリカザリガニを加えて3種でした。写真は撮っていませんが、貝の仲間はカワニナとマシジミ(かな? にしとかないと外来種も増えているみたいなので…)、モノアラガイの3種です

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 コシボソヤンマとオニヤンマのヤゴです。オニヤンマはこの夏羽化するサイズのものも何匹か見つかっていましたが、新井さんによると飼育して羽化させるのはけっこう難しいみたいですね。

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 オジロサナエ(小さいほうの2匹)&アオサナエとコヤマトンボ。他にもダビドサナエ・ヤマサナエ・コオニヤンマ・シオカラトンボ・ハグロトンボで、ヤゴは全部で10種です。新井さんがいるから種類もすぐにわかるんだけれどもね…。

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 サイズは計っていませんが、多分ヒメガムシのほうかな? 2枚目はヒラタドロムシの仲間の幼虫。
 ヒルの仲間、泳ぐタイプのカゲロウやユスリカの幼虫も見つかっていて、確認できただけでも30種類近くの生きものが見つかったわけです。意識して探せば、水生昆虫はもっともっと種類が多いはずで、「川の生きものさがし」では一番おもしろい川かもしれません。子どもたちでもガサガサで魚の仲間がつかまえられる川も意外と少ないものです。

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 午後、送迎の方と希望者は、嵐山町のオオムラサキの森活動センターへ移動。テラスをお借りしてお弁当タイムです。たか爺はおにぎり片手運転で済ませちゃったけど…。
 黒板には今年のチョウの確認状況が書かれています。オオムラサキの幼虫も大きく育っていました。2枚目は、ダイミョウセセリとハエトリグモの仲間。
 

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 樹液はまだほとんど出ていませんが、クヌギにはサトキマダラヒカゲが多かったですね。アカボシゴマダラも…。イボタノキには、コアオハナムグリがかなり集まってきていました。 

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 今年初の「手乗り毛虫」です。マイマイガの幼虫ですね。http://wonderschool.iinaa.net/kemusitokodomo.htm
 お弁当の後、ちょっと駆け足で1時間ほど蝶の里公園をお散歩。都幾川まで出てみました。川のほうは水が少なすぎて今年はいまひとつでしたが、川沿いのクワの木の実は摘めますからね。蝶の里公園内は昆虫も植物も採集禁止ですが、ここは園外なので食べ放題!?
 ホタルも発生する細い流れでは、オニヤンマのヤゴやなぜか水中で羽化が始まっていたヤンマの仲間も見つかっていました。トビケラの幼虫も多かったですね。

 たか爺としては兜川のホトケドジョウが気になるので、近いうちに改めて確認しに行きたいところですが、平日に1人で行ってもつまらないからなぁ…。今のところ空いている6月8日(土)の午後あたりに、キッズ会員対象の「ホトケドジョウさがし」でも臨時開催? でも、梅雨入りしちゃうとどうかなぁ…。「川の生きものさがし」では、風布川と巾着田の小川中心のワンダースクールですが、今年は兜川へも梅雨明けから夏休みの間に一度は行っておきたいところです。


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池のまわりの生きものたち

2013年05月27日 | ザリガニ釣り

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 イボタノキの花には、ハチやチョウの仲間がよく来ています。5月21日(火)から23日(木)の「ザリガニ釣り大会」は夕方ですが、クマバチとイチモンジチョウは毎日見られました。

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 スイカズラはイチモンジチョウの食草です。同じ季節に、食べられていた植物が花開き、食べていたチョウが羽化するというのも、なんだかおもしろいですね。
 チョウの蛹のほうはアカボシゴマダラ。まあ、お見事といえば実にお見事な蛹だけれども、「要注意外来生物」です…。

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 日光浴中のダイミョウセセリとハルジオンに来ていたマドガ。大人でも子どもでもよく「チョウならいいけど、ガは絶対ダメ!」みたいな人が意外と多いけど、たか爺にはよくわからないなぁ…。どっちもダメというなら、まだ理解できますけどね。

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 花火のように咲くハナウドには、ツマグロハナカミキリが来ていました。

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 マダラアシゾウムシとコフキゾウムシかな。

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 セマダラコガネとホソクビナガハムシ? 虫はやっぱり、撮ってから採ってちゃんと調べないと…。

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 バラハタマフシは、バラハタマバチの虫えいです。今年はノイバラの花ももう終わりで、ちょっと早いですね。幼虫のほうはまだ?です…。

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 カマキリの幼虫はハラビロカマキリでしょうか。敏感で逃げ足の速いウシガエルも、どうにか撮らせてくれました。

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 シマヘビは、目が血走っているような顔が怖くて苦手だなぁ…。凶暴だと言われているけど、基本的に臆病だからすぐに逃げていっちゃいます。水辺に来ているということはカエル狙いなんだろうけれども、カエルよりも圧倒的に数が多いアメリカザリガニは食べないのかな? もしウシガエルとばったり出会ったら、お互いにどう動くのか、一度見てみたいですね!?


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ザリガニ釣り大会-1

2013年05月24日 | ザリガニ釣り

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 初夏のザリガニの池です。5月21日(火)・22日(水)・23日(木)のワンダーキッズは、「ザリガニ釣り大会」でピクニックの森。お天気には恵まれましたが、池の水位が下がりはじめているのでそろそろ雨も降ってくれないと…。

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 大きさには関係なく、1時間で何匹釣れるか数釣り勝負です。最終結果は、6月9日(日)のサタデースクール終了後に発表予定。

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 これが正統派の釣り方です。この3年生は29匹でした。
 でも、そこで手を出しちゃダメだろう…。やはりうまくつかめずに逃げられておりました。この1年生は16匹。初めてにしては釣れたほうかな。

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 備えあれば憂いなしで、網があれば釣りのがすことはありません。この4年生は34匹。
 でも、本当はもう網も必要ない時期なので、直接入れものへ。この5年生は24匹どまりでしたが、歴代の優勝者たちはみなこの方法です。
 

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 これはザリガニ釣りとしては邪道? それとも頭脳プレー!? こういう場所じゃないとむずかしいですね。ワンダースクールとしてはOKにしておきます。この子は33匹でしたが、網をうまく使えない子どもたちが真似をしてもうまくいきません。他の2年生たちはみんな3~6匹程度でしたからね…。

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 こけた花子さん1名とこけすぎ太郎くん3名です!? 特別に釣れる場所でもないんだから、場所を変わればいいだけなんだけど…。

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 最後にカウントタイム。

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 この3年生はなんと103匹でした! 歴代トップの記録70匹を大幅に更新です。先の33匹の2年生と同じ方法ですが、ちびザリちゃんたちを集めておいてからガバッと網を入れるというすごわざで、最高6匹釣り!? 作戦勝ちというところでしょうか。
 最後までザリガニがつかめなかったびびる花子さんも1人いたけど、この1年生は初めてでもすぐにOKで、大物も2匹釣れてご満悦でした。まあ、0匹の子はいなかったので、とりあえずはみんな楽しんではもらえたかな。6月にも雨の日にはザリガニ釣りの予定です。みなそれぞれに自己記録の更新をめざしてくださいね。


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6月のご案内

2013年05月23日 | ワンダースクール 翌月のご案内など

 この「○月のご案内」は、会員の皆様へメール添付(一部FAX)にて送っています。日程ごとに、予約されているファミリー会員は苗字&予約人数、キッズ会員は名前を入れていますが、これを予約人数の合計だけに変更したものをブログにもアップして、ご案内後も変更があるたびに随時更新の予定でいますので、最新の予約状況(6月1日現在)・追加開催や臨時開催・予定変更等に関してはこのブログをチェックしてください。ホームページのインデックスページからもリンクしています。

≪連絡事項≫

◎注意事項

 6月からは日程を問わず、ご参加の際に虫よけと虫刺されの薬は必携です。カ・ハチ・ケムシ・植物によるかぶれ・最近話題になっているダニ等への対策上、暑くても服装は長袖長ズボン長靴が無難スズメバチも働きバチたちが出はじめますので、帽子を忘れずに! 黒い服装も避けてください。保護者の方は、スズメバチを刺激する整髪料や香水にも要注意です。
 ワンダーキッズやサタデースクールは雨天「結構」の日もありますので、レインウェアは常備してください。タオルや着替えもあったほうがいいと思います。虫よけと虫刺されの薬は、車に置いていくリュックに入っていても役には立ちませんよね!?

511() 第31回「練馬こどもまつり」

 たか爺は久々にキレまくりましたが、ワンダースクールのみ11日に無事開催です!?
http://blog.goo.ne.jp/wondertakajii/d/20130529
 
お手伝いしてくれたアシスタント・キッズアシスタントの8名には感謝! 小4の子は、今回正式にキッズアシスタントとして認定です。キーホルダー作りだけでなく、これからは他にもどんどんチャレンジしてみてくださいね。

◎「トム・ソーヤスクール企画コンテスト」に応募しました

 「こどもエコクラブ」からのメールと、「里山体験プログラム」でお世話になっているNPO法人むさしの里山研究会の新井さんからの紹介で、小中学生10名以上の参加が見込める企画での募集です。応募するだけでもカップめんがもらえるとなると、これはもう応募するしかない!?
 
極めて我田引水的な「川ってワンダー探検隊」として、①沢の生きものさがしとホタル狩り ②川の生きものさがしと川遊び ③化石さがしと川原deアートの全3回。結果がわかってからご案内しますが、万が一OKとなった場合は小中学生限定。OKじゃなくても、①②はキャンセル待ちの多い日程の追加開催日にしたいと思っています。

526日~7月6日の予定

 以下、予約の有無・申込状況等をご確認の上、申込・日程変更・キャンセル等の連絡は早めにお願いします。ワンダーキッズ以外の送迎ルートや時間、持物等に関しては開催23日前にメールにてご案内しますので、チェックをお願いいたします。

526日(日)練馬区教育委員会委託講座 ねりま遊遊スクール
「親子で勝負! ザリガニ釣り」

ピクニックの森・ザリガニの池 定員各20名 ※雨天「結構」


参加費 現地:500/1名 ※午後も開催予定のため送迎は不可
⇒終了しました

531日(金)パークdeアート「魔法の小枝でキーホルダー作り」

15-17時 光が丘公園内ひろっぱプレーパーク 
※参加費無料・雨天中止

 当日どなたでも作れますが100個限定です。幼児親子や小学生中心になるのかな。途中からでもいいので、光が丘公園周辺のキッズアシスタントのお手伝い大歓迎! キッズ&ファミリー会員の皆様はぜひお友達も誘って遊びに来てくださいね。

61日(土)サタデースクール・土曜「ザリガニ釣り大会」

14-16時 ピクニックの森・ザリガニの池 
定員10(ファミリーも含め)


魚とり網、入れもの等持参。※雨天「結構」・長靴で
参加費 キッズフリー(送迎)3.000円 
    ファミリー(現地):1.000/1名または3.000/1家族

    ※送迎希望ファミリーは+500/1


⇒終了しました

62日(日)親子でワンダー「親子で勝負! ザリガニ釣り」

10-12時 ピクニックの森・ザリガニの池 定員20
▲午前中のみ開催に変更しました


魚とり網、入れもの等持参。※雨天「結構」・長靴で


参加費 ファミリー(現地):1.000/1名または3.000/1家族


    ※送迎希望者は+500/1
35名にて受付終了アシスタント23名募集
※希望者は6/9() のサタデースクールへご参加ください。

64()5日(水)・6日(木)ワンダーキッズ-1

「初夏の森で虫さがし」in子供の森 長靴が無難

樹液に集まる虫さがし中心なので、別名「スズメバチの森探検」です…。チョウやトンボを捕まえたい子は虫とり網、(池に水が戻っていればですが) 池の生きものを捕まえたい子は魚とり網、生きものを持ち帰りたい子は入れものなど持参。雨天の際はピクニックの森のザリガニ釣りに変更するかもしれません。

68日(土)臨時開催「ホトケドジョウと川の生きものさがし」

14-16時 小川町・兜川 定員10(ファミリーも含め)
 梅雨入りするので雨天中止の可能性もありますが、5月25日の「川の生きものさがしとトンボの羽化の観察」でホトケドジョウが見つかったので、再度確認しに行きたくなりました…。http://blog.goo.ne.jp/wondertakajii/d/20130528
参加費 送迎:3.000/1名 
    現地:1.000/1名または3.000/1家族
⇒キッズ1名またはファミリー1家族でも開催予定です…。

69日(日)サタデースクール・日曜「ザリガニ釣り大会」

14-16時 ピクニックの森・ザリガニの池 
定員10(ファミリーも含め)


魚とり網、入れもの等持参。※雨天「結構」・長靴で
参加費 キッズフリー(送迎)3.000円 
    ファミリー(現地):1.000/1名または3.000/1家族

    ※送迎希望ファミリーは+500/1
⇒現在9名。1家族は可アシスタント1名決定済

611日(火)・12日(水)・13日(木)ワンダーキッズ-2

「初夏の森で虫さがし」inピクニックの森 長靴が無難


 
チョウやトンボを捕まえたい子は虫とり網、池の生きものを捕まえたい子は魚とり網、生きものを持ち帰りたい子は入れものなど持参。ミドリシジミを見ることができるといいのですが…。雨天の際はザリガニ釣り、施設見学、たか爺ンちでネイチャー=アート等に変更するかもしれません。

615日(土)里山体験プログラム「どろんこ田植え体験」

10時半-14時頃 寄居町・田んぼ生きもの公園など 定員40 
小雨決行・お弁当持参
 むさしの里山ネットワーク主催「ねりま遊遊スクール」としての開催です。午後はフリータイムで田んぼ生きもの公園や用水路の生きものさがし等。レストランは臨時休業日となるため、午後も遊んでいかれる方は必ずお弁当持参で。以下は「里山速報」より。

「内容:手でイネの苗を植えます。一列に並んで30センチ間隔でイネの苗を泥に押し込みようにして植えていきます。全員が植え終わったら、後ろに下がって、また植えます。子どもは30分もしないで飽きてしまうのが通例です。あとは大人で植えましょう。植え切らなくても12時にはお終いにします。午後は自由に遊んで下さい。
持ち物:足ごしらえ(田植えたび、いらない厚手の靴下、脱げないようにした長靴)、採集用具、ビニ-ル、弁当、飲み物など(両日ともにノアのレストランは休みです)」

参加費 送迎:3.000/1名 
    現地:1.000/1名または3.000/1家族

⇒現在30名。アシスタント1名募集 ▲田植え経験者で指導ができる方

616日(日)里山体験プログラム「どろんこ田植え体験」

10時半-14時頃 寄居町・田んぼ生きもの公園など 定員40
小雨決行・お弁当持参


 
15日同様ですが、送迎の方また希望者は、午前中のプログラム終了後に風布川へ移動してお弁当。午後は風布川でちょっとゆっくりしてから14時半頃帰途につく予定です。レストランは休業日となるため、午後も遊んでいかれる方は必ずお弁当持参で。
参加費 送迎:3.000/1名 
    現地:1.000/1名または3.000/1家族

43名にて受付終了
※16名がキャンセル待ちとなっていますので、キャンセルの方は早めにご連絡ください
アシスタント1名決定済


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たか爺の負けです…

2013年05月20日 | 魚釣り

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 5月19日(日)のマス釣りは、参加者2名以上で開催予定でしたが希望者は1名のまま。でも、たか爺が行きたくてなぁ…。中学生と2人で西部マス釣り場まで勝負に出かけました。週間予報ではあやしかったお天気も好転してくれてよかったですね。

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 いきなり釣れたたか爺の1匹目は、ウグイでした。
 ニジマスはこれが1匹目で、中学生に先を越されてしまいます…。

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 たか爺はその後も、今度はこのカワムツにひたすら遊ばれてしまいましたねぇ…。結局、数だけは3月の事前調査の際と同じく10匹でしたが、今回はウグイ1匹・カワムツ5匹・肝心のニジマスは4匹のみという釣果でした。

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 勝負した中学生は5匹で、たか爺の負けです…。水温の上がる夏場はやっていない釣り場なので、また秋にでもリベンジしたいところですが、土日はスケジュール的に無理かなぁ…
 ユキノシタの花が咲いていました。カワトンボも多かったけれども、風布川と違ってここはミヤマカワトンボのみで、ニホンカワトンボは見かけませんでしたね。


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サツマイモと里芋植え

2013年05月20日 | 川の生きものさがし

 5月18日(土)は、里山体験プログラム「サツマイモと里芋植え」で寄居です。当日急病による2家族8名のキャンセルが出て、参加者は6家族16名となりました。

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 カフェギャラリー・ノア裏山の縁のクサイチゴです。いくつかつまみ食いさせてもらいましたが、おいしかったですね。里山ランチのサラダのトッピング用に、新井さんもせっせと収穫しておりました。でも、肝心の参加者の方たちに試食してもらうの、すっかり忘れてしまいましたねぇ…。

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 ノアの庭ではイネの苗が順調に育っています。毎日ちゃんと水をあげないと田植えもできなくなってしまうので、管理が大変だと思います。この日は参加者の子がお手伝いしてくれました。

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 コミュニティファームへ移動して、子どもたちは畑の草むしり。
 ナナホシテントウ、ゴミムシの仲間、バッタやキリギリスの幼虫など、いろいろな虫たちも出てきます。でもなぁ…。いくらたか爺が芋虫毛虫も好きだからといって芋虫ばっかり持ってこられてもなぁ…。白いのは甲虫系なんだろうけど、茶色と黄緑はヨトウガ系なのかな?

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 里芋植えとサツマイモ植えです。おいしいお芋に育ってくれるといいですね。

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 植えたサツマイモに水をあげるため井戸で水汲みですが、やっぱりカエルとりになっちゃうかぁ…。ヌマガエルだらけでした。

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 この子は極めてワンダースクール的な4歳児!? 次から次へといろいろな生きものたちを見つけてくれるし、ヌマガエルも真っ先に捕まえておりました。

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 風布川のニホンカワトンボです。橙色型と無色型のオスですね。ミヤマカワトンボのほうは写真を撮らせてもらえませんでした…。ウスバシロチョウもかなり出ていましたが、なかなか花にとまってくれなくて…。

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 午後は風布川へ移動して沢の生きものさがしでしたが、子どもたちはカワトンボとり中心だったかな。たか爺としては、オナガミズスマシがまだでちょっと残念。

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 ものすごい羽音がするなぁと思ったら、川沿いにミツバチの巣箱が並べられていました。ハリエンジュの花が満開だったので、おいしいハチミツができそうです。子どもたちが網をふりまわすと危ないので、念のため沢歩きもこの手前までにしておきました。

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 この画像じゃわからないかなぁ…。2m近くありそうな立派なアオダイショウもご登場です。たか爺だけで上流のほうまで川の様子を見にいった際にいたものが、川沿いに下流のほうまで移動してきたようです。

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 カメラ目線? 子どもたちを呼んでも間に合わないかと思ったら、逃げたり隠れたりせずに待っていてくれました!? この日の№ワンダーでしたね。


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メダカはいなかったけど

2013年05月17日 | 春の生きものさがし

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 5月14日(火)・15日(水)・16日(木)のワンダーキッズは、「幻のメダカさがし」で都下の公園まで。木曜はあやしいお天気でしたが、雨に降られたのは行き帰りの車中だけで幸いでした。

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 火曜はエビ3匹にイトトンボのヤゴ1匹のみ…。水曜はエビやヤゴのほかにも、まだとても小さな魚の子どもやオタマジャクシをかなり捕まえていましたね。

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 たか爺の網に入ったフナっこと、水曜の子どもたちが捕まえていた魚の子どもたちです。なんだかみんなフナっこに見えてきた!?
 でも、メダカはいない…。昨年は1匹だけでしたが一昨年は16匹捕まっているので、そんなわけなかろうと、木曜にはたか爺もたも網持参でガサガサしてみました。でもやっぱり、1匹も見つかりません。池の水位や時期の問題だけならいいのですが…。

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 かこがやたらと捕まえていたオタマジャクシは、トウキョウダルマガエルあたりでしょうか。後ろ足がはえているものもいましたね。

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 水曜には、カワセミもすぐ近くに来てくれました。とってもきれいな色さえわかればいいやということで、コンデジのデジタルズームの超ブレブレ証拠写真ね…。でも、大人には見向きもされないアオサギのほうが、子どもたちには人気者!? 大きいからかな?
 そういえば、この公園の大砲爺さんたちは、木道の真ん中に三脚を立てたりもせず、子どもたちにもやさしい人たちでしたね。

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 火曜にはこっちの池も。

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 湧水が流れこんでくるあたりで、しんのすけとれまが捕まえていたオニヤンマのヤゴです。まだかなり小さいので、羽化するまであと何年かかるのかな。
 イトトンボのヤゴのほうは羽化も近い感じです。

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 川のほうでれまが捕まえていた魚の子どもはスマートで、池のものとは明らかに違いますよね。

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 しんのすけは、シロタニガワカゲロウやヒゲナガカワトビケラの幼虫たちを見つけていました。

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 川沿いの大きなクワの木の実はこんな感じ。

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 最後はやっぱりクワの実摘みです。秋ヶ瀬もそろそろかな。来週はザリガニ釣りの帰りにでも様子を見てみましょうか。


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「幻のメダカさがし」事前調査

2013年05月17日 | みんなの花図鑑

 5月13日(月)は、ワンダーキッズの「幻のメダカさがし」の事前調査で都下の公園まで。たまたまさち婆も振休の日だったので、なんだかコンデジ片手に野の花のお花見みたいな感じになってしまいました…。まあ、たまには「神」さん孝行もしておかないと!?

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 ヘラオオバコとアメリカフウロです。おしべがとびだしたようなヘラオオバコの花は、なんとも不思議な形をしています。「ヘラ」状の葉っぱは写っていませんが…。

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 ハルジオンにはベニシジミ。
 アカバナユウゲショウは、夕方に花が開くからということなんだろうけれども、真昼間でもかなり咲いています。でも、「赤花夕化粧」という命名はなかなかいいセンスですよね。

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 これは初めて見たので帰宅後に調べてみたら、ヤセウツボという寄生植物でした。葉緑素をもたず、マメ科のシロツメクサ、キク科やセリ科の植物の根に自分の根をくいこませて養分を吸収するそうです。確かにまわりはアカツメクサだらけの場所でした。

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 アカツメクサは、ムラサキツメクサのほうが種名としては正解なんだろうけれども、「アカ」のほうがしっくりくるのはたか爺だけ? めずらしく白花も咲いていました。シロバナアカツメクサ!?
 四葉のクローバーを探したくなるシロツメクサのほうが少ない感じでしたが、時期的なものもあるのかな。

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 こっちは黄色くて小さなコメツブツメクサ。
 黄色ついでにたまにはカタバミも撮っておいてあげないと。でも、どっちもピンボケ…。

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 これもピンボケのマツバウンランとマメグンバイナズナです。マツバウンランは、たか爺愛用の『野に咲く花』には載っていません。そういえば、昔からここでしか見たことがないような気がします。

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 色違いのニワゼキショウ。紫のほうが多かったですね。

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 これも初めて見ましたが、タンポポの綿毛じゃないんだよなぁ…。かなり大きい感じで、綿毛になる前のものもありました。帰宅後に調べてみたらバラモンギク。これも『野に咲く花』には載っていませんでした。

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 トノサマバッタの幼虫は、こんなわずかな草地でも頑張って生きていました。頭でっかちでなんとも言えないかわいらしさです。
 水辺でこの時期一番目立つのは、やっぱりキショウブ。

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 ミズタガラシとヘラオモダカです。ここでしか見たことがない絶滅危惧種のミズタガラシは年々減っているようで、ちょっと心配…。

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 「クレソン」と言ったほうが有名なオランダガラシの花も咲いていました。
 ちょっと早い気もするけどミゾソバでしょうか。

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 キュウリグサかと思っていたら、ナヨナヨワスレナグサになるのかな? 他の場所で見たことはありません。カワヂシャも咲いています。

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 池には甲羅干し中のカメがかなりいましたが、みんなアカミミガメかぁ…。
 下見でたも網は使わないことにしているので、あとは子どもたちが池で何を捕まえてくれるのか楽しみです。川沿いの大きなクワの木の実も熟しはじめていて、帰りにはクワの実摘みもできそうですね。


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ザリガニ釣りの季節です

2013年05月08日 | ザリガニ釣り

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 5月7日(火)のワンダーキッズは、ピクニックの森です。烏合の衆の大騒動はまだ始まっていないようで、大砲爺さんは5~6人という感じでした。でも、ネット上にはすでに情報がアップされているので、これからどうなることやらという感じです…。
 ザリガニ釣りのほうは、1日と2日の大物の池は難しそうだったし、三本土管の池もまだかなぁということで、ザリガニの池に変更しました。まずは小手調べですね。

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 準備中です。スルメイカを自分で結べなかった子は1人だけで、今年は少ないほうかな? 池の周りにノイバラの花が咲くと、いよいよザリガニ釣りの季節がきたなぁ~という感じです。

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 1匹目はこの子。おチビちゃんが多かったけれども4匹釣って、一応この日の「しょぼトップ」!? 最後まで目の前で何度も遊ばれ続けていた子もいましたが、とりあえず1~2匹ずつは釣れてよかったですね。

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 どっちももう、網が届く距離なのになぁ…。まあ、真っ赤なザリガニを釣りあげたところの写真は、例年だと網なんていらないほど入れ食いになる再来週あたりに撮らせてもらいます。

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 オニグルミの木でせっせと木登り中だった芋虫ちゃんは、オオシマカラスヨトウでしょうか。手に載せてみたり、ちょっと触ってみたりした感触はどうだったかな?

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 最後に記念撮影です。コンデジの設定が変わっていて、露出とホワイトバランスはこの日まで×のままでしたが…。


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化石でワンダー探検隊-3

2013年05月07日 | 化石でワンダー探検隊

 5月5日(日)は、4月からの順延日程「化石でワンダー探検隊」で小鹿野です。
 毎年関越道下りの渋滞はない日なので安心していたら、花園IC出口がちょっと渋滞。140号ものろのろで、皆野寄居バイパスも最後のトンネルから出口渋滞です。どうにか集合時間の10時半きっかりに到着できてよかったぁ…。羊山公園の芝桜の影響かな。

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 参加者は、キッズ2名+ファミリー4家族9名の11名。アシスタントはじゅんです。
 今回は小さな二枚貝なら確実な場所を選びました。ウバガイやカガミガイの仲間のような大きめの二枚貝なら荒川村が確実なんだけれども、アプローチルートが怖くてねぇ…。駐車場所、トイレ、アプローチルート等からいくと、今のところここが一番かな。巻貝、カニ、サメの歯が出てくる可能性もありますからね。

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 ウツギとヒメレンゲ。

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 ゆうきが捕まえた脱皮中のカナヘビです。採集場所の上は雑木林で、ルートも見つかったので夏には虫たちも楽しめそうですね。

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 こちらは、ゆうがが見つけたコアシダカグモ。「コ」とは言ってもけっこう大きなクモです。
 水たまりではそうたが、アブラハヤ、コヤマトンボやサナエトンボの仲間のヤゴたちを捕まえていました。

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 化石探しはこんな感じ。

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 こういう二枚貝はけっこう出てきます。小さなものはキララガイやソデガイの仲間になるのかな?

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 巻貝は、としきが見つけたものとじゅんが見つけたもの。たか爺のような素人でも、明らかに種類が違うことだけはわかります…。地学団体研究会の『貝化石のしらべかた』等は手に入れたので、そのうち調べてみましょうかね!? 確実に知りたい場合は、自然の博物館で聞いてみてくださいね。

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 じゅんが見つけたカニの足の部分と炭化した植物。植物は化石になってもアートですねぇ~。

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 帰りには、おがの化石館も見学。自分が見つけた化石と同じものはあったでしょうか?

 たか爺は、化石自体にはあまり興味がないんだけれども、秩父での化石探しは何よりもロケーションがお気に入りです。身近なフィールドでは見られない生きものたちも見つかるし、流木や鹿の角も拾えるし…。子どもたちにとっては、本当の「宝物探し」ですよね。なかなか他の産地の事前調査へは行けないでいますが、小鹿野での「化石でワンダー探検隊」は、できれば毎月でも開催したいところです。今年も臨時に追加開催できるといいですね。


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ザリガニ釣りの季節ですが…

2013年05月04日 | ザリガニ釣り

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 5月1日(水)と2日(木)のワンダーキッズは、「ザリガニ釣りと仕掛け網」で秋ヶ瀬公園。この時期はお天気が不安定なので、今年も三本土管の池はやめて、急にどしゃ~っときたり、ピカっゴロゴロゴロときたらすぐ車へ逃げられる大物の池に変更しました。ザリガニ釣りのイカが結べなかった子は、今年は今のところ1人だけです。

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 とりあえずザリガニの顔を拝めたのは、この4人。でも、釣り上げられたのははやと1人だけでした。まだちょっと難しいですね。21日以降の「ザリガニ釣り大会」で勝負してください。

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 四手網にはモツゴですが、鑑賞池ほど大漁というわけではありません。

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 1日にはめずらしく、今年は鑑賞池では見つからなかったタイリクバラタナゴも1匹だけ四手網に入りました。まだ子どもです。

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「この3匹は、何種類の魚でしょうか?」
「3種類!」
 確かにそう見えますよね。全員一致でしたが、残念…。観察ケース右下の魚は成熟したモツゴのオスなので2種類です。

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 2日には、ガサガサでまだ小さなオタマジャクシやヌマエビの仲間も網に入りましたが、オタマジャクシは1匹だけ。ニホンアカガエルだといいのですが!?


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たけのこ掘り-2

2013年05月02日 | 川の生きものさがし

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 4月29日(月)も、里山体験プログラム「たけのこ掘りとキノコの駒うち」で寄居です。関越道の渋滞もなく、早く着いた子どもたちはさっそくノアの池でメダカやオタマすくいでした。

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 今回の参加者は、ワンダースクールの会員のみ11家族36名。最終的にキャンセル待ちのご家族は0になって良かったですね。

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 アシスタントには、あきらとかりんの2人が来てくれました。たか爺と3人でまずはたけのこ探しです。心配していたたけのこも、予定どおり1家族2本は掘ってもらえそうでひと安心…。あとは5月6日に出てきてくれるかどうかです。

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 今年度のワンダースクールの子どもたちは、幼児が3割を超えました。現在、0歳と1歳を含む乳幼児33%・小学生56%・中学生11%という比率になっています。高学年の小学生の何人かと中学生の大半は、キッズアシスタントとして参加してくれている子どもたちなので、実際には乳幼児37%・小学生63%。この日はちょうどそんな感じでした。お父さんが来れなくなってしまったお母さんたちは、ちょっと大変だったかな。

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 たけのこ掘りのあとは、キノコの駒うちです。

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 ノアの外壁の隙間にはさまっていたヤモリの干物!? やまとが見つけてくれました。たか爺のおみやげです。巣作りを始めていたアシナガバチは、あきらが見つけてくれましたが、入口のウッドデッキの下なので、悪いけどそう長居はさせられませんねぇ…。

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 お弁当のあとは、田んぼ生きもの公園の用水路や排水路で生きものさがしをしているご家族が多かったかな。
 

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 用水路では、あきらがいろいろと捕まえてくれました。さすがです。タモロコは3匹。

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 ドジョウも大物です。メダカは、排水路のほうで子どもたちが捕まえていたものですね。


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春の生きものさがし-3

2013年05月01日 | 春の生きものさがし

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 ザリガニの池と三本土管の池です。
 4月28日(日)は、サタデースクールの「春の生きものさがし」でピクニックの森。もうすっかり初夏の雰囲気ですね。参加者はキッズ2名+2家族4名の6名で、のんびりコースです。日曜午前の「親子でワンダー」は、定員20名のところ30名まで年間予約を受け付けていますが、今年はすでにいっぱいになっている月も多く、午後にも開催したり、サタデースクールへのファミリー参加もOKにしたりしています。サタデースクールは案外狙い目かも!?

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 集合場所に現れたオオスズメバチの女王バチは、せっかくなので酎カップに入れて見てもらいました。リリースする際には、カップの縁にとまって念入りに身づくろい。実に堂々としたものです。飛び立つときの重~い羽音も久しぶりですね。
 ナナフシだけどナナフシモドキの幼虫は、2年生が見つけてきてくれました。

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 まずはやっぱりゴマギやカキドオシの匂いから。〇じゃない草の茎にも触ってみてもらいます。
 今年も森の中は一部「立入禁止」の季節に…。これだけでも、一般の公園利用者にとってははなはだ迷惑な話です。でも、最近あるキーワードで検索して関連ページを見てくれている人が増えているので、このブログも多少は抑止力になってくれているのかな? ごていねいなメールをくれた本物のバードウォッチャーの方もいます。

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 ザリガニの池では、ちびザリちゃん採りです。ザリガニ釣りに来ている親子の姿も増えてきましたね。まだちょっと難しいと思いますが、ターゲットを絞れば大物を狙えます。

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 ハンノキハムシとヒメクロオトシブミの観察中。何に対しても、この日は4歳の子が一番積極的だったかな。

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 クヌギの葉を巻いたヒメクロオトシブミのゆりかごと、お母さんです。写真を撮ろうとするとすぐに飛び立ってしまって、これで精いっぱい…。

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 ヨシノボリとスジエビ。三本土管の池では、4年生のだいすけがいろいろ捕まえてくれていました。
 そういえば、この日はワンダースクールの卒業生で高1になったみつるが遊びに来ていて、声をかけてきてくれました。うれしいですね。でも、わからなかったなぁ…。大人になっちゃうとねぇ…。今後お手伝いに来てもらえそうなら、よろしく!

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 コシアキトンボのヤゴです。今年は羽化も早そうですね。
 チョウジソウの花も咲きはじめていました。


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