昨夜は一木会でした・・・素晴らしいワイン達が持ち寄られました!!
キスラーが良い熟成しています。コルシャルの綺麗な酸とミネラルにうっとり・・・
96年のヴォーヌロマネ(E・ルジェ)はまだまだ硬かったなあ!!93年のエシェゾーには脱帽しました。82年のCH・シャス・スプレーンにも大満足・・・・いやーよか晩でした!!
イベリコ豚と仔羊・・・・ワインとの相性抜群でした!!
話は変わって・・・不信任案・・・否決されたけど・・・空き缶(菅)にコロッとだまされたお坊ちゃま鳩さん・・・
菅さんがいつ辞めるのか・・・・言った、言わない・・・・情けない与党です!野党も民主党の仲間割れの時期を見誤った・・・まさか・・・原発が落ち着くまで・・・・何年かかるのやら・・・・失望内閣だあ!!
スッカラ菅さんの狡猾なその場しのぎ・・・・に、岡田氏の人間味の無さ・・・・まだまだ、抗争は続くのでしょう!!
菅―解散総選挙をちらつかせながら民主党議員らの「保有効果」を高揚させる。
鳩山―最大の支持母体である連合の意を受けて創業者として民主党解体阻止に奔走する。
小沢―すでに自らに求心力がないことを悟っているのか陰口栄えど黙(だんま)りを決め込む。
声なき声―結局菅しかいない現状に政治に絶望するのみ・・・。
不信任議決案提出前に、自民党と民主党内の菅降ろし勢力とのウラ交渉すらなかったことも判明。
良く言えば巧みな、悪く言えば密室の、政治的なシナリオを描けない稚拙なお遊戯会程度に成り下がってしまった我が政界。
菅ではどうしようもないことは現場にいる政治家の誰もが分かっているはず。
そうであるにもかかわらず、結果菅しかいない、結局菅を掲げていれば我が身は安泰と・・・。
これって、損切りできないど素人投資家の心理バイアスに酷似しています。
自ら有する株を自ら有しない株に比して過大に評価してしまう心理傾向―「保有効果(授かり効果)」といいます。
自ら有する株を過大評価することは、それを手放すことに心理的な苦痛を伴う裏返しでもあるわけです。
すなわち、自ら有する株が暴落しても、これを保有していることの心理的な満足感が、たとい株が暴落しているとしても、手放すことによる心理的な苦痛を上回っているために、「損切り」ができないという行動に繋がるわけです。
これを今回の民主党議員らに当てはめてみますと・・・党首である菅が死に体だとしても、彼を担いでいれば解散総選挙なく議員の身分を保持できる満足感が、たとい菅が死に体であっても、菅降ろしの片棒を担いで除籍処分されたり解散総選挙になったりすることによる心理的苦痛を上回っているために、不信任決議を否決する行動に繋がった・・・ということに相成りました。
とはいえ、ここまで我が国の政治力は衰えてしまったのか。
怒りは既に過去のこと。
今はただただ確実に衰退し続ける国力の実情を嘆くばかり・・・。
被災地では我が国の未来を「前倒し」で強いられる人々がいます。
彼らの政治の現状に対する失望感は我々のように未だ恵まれるものには本当に想像するに難いわけです。
本当の辛さはそれを味わうものにしか分からない。
だからこそ、今回の陳腐な政治ショーのツケは、今後未だ「未来」の実感のない我々国民が確実に負担することになる筋合いです。
皆によほどの絶望感なくばこの国は変わらない―よく分かりました。
失礼致しました。
結局菅を掲げていれば我が身は安泰と・・
人材不足、・・・情けないなあ!!
本当の辛さはそれを味わうものにしか分からない・・・・・生温い国民にイライラするのは小生だけでしょうか??
●どこまでも小賢しい・・・
引用開始―――<首相退陣のメド…「冷温停止」を再定義へ>
菅首相が退陣時期のメドとした東京電力福島第一原子力発電所の「冷温停止」について、細野豪志首相補佐官は3日、政府・東電統合対策室の記者会見で、原子炉の水温が100度を下回るという通常の条件に加え、安定的な冷却や放射能の拡散停止なども含め、改めて定義し直す考えを明らかにした。事故時の冷温停止の定義は明確でなく、解釈を巡って混乱も予想される。細野補佐官は「専門家の検討を踏まえ、早い時期に示したい」と述べた。炉心が溶融したとされる1~3号機は、既に100度近くまで原子炉の温度が下がっているが、注水で何とか冷やし続けているのが現状。そのために高濃度汚染水が大量に発生しており、「安定」にはほど遠い。松浦祥次郎・元原子力安全委員長は「(新たな)注水を止めると温度がすぐに上昇する状態は、まだ冷温停止とは呼べない」と指摘する。―――引用終了
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110603-OYT1T00914.htm
自民党のウラ交渉能力の欠如、民主党のレームダック化が鮮明になった先の内閣不信任決議。
いずれの政党も次期政権を担わせるには心許ない限りです。
そんな我が国の政界の致命的な凋落ぶりに今回諦観の域にまで達した国民は多いはず。
そして、ここでまた菅政権が輪をかけて上記記事のような厚顔無恥な所為をなそうとしているようです・・・。
菅さん自身が目論む退陣時期のメドは、東電の発表した原発事故収束のための工程表におけるStep2に当たる「冷温停止」なのだそうですが(工程表によると、来年1月がメドとのこと。)、それを最も形式的に解せば、上記記事のような「原子炉の水温が100℃を下回」れば退陣するということでしょう。
現在1~3号機はすでに100℃近くまで冷却が進んでいるといいます。
そうであるならば、今後注水し続け水温が100℃を下回った段階で、一見「一定の目処」とすることができるはずです。
ところが、現政府はどうもそのような、みんなに優しいかつみんなが納得する解釈をしたいわけではないようです。
すなわち、単に水温が100℃以下となることに加え、①それが「安定」的なものであり、さらには②原子炉からの放射能の拡散防止がなされること、をもって「冷温停止」と定義したいのだそう・・・やはり先の菅さんの(不信任議決後の)声明は、残念ながら首相「続投宣言」であったと評価したほうが素直かつ自然でしょう。
さて、講学的にどれくらい冷却措置をなさなければならないのかというと、約3~5年間必要なのだそうです。
しかしながら、その期間も原子炉建屋の天井が開いたままであることから、放射性物質が放出し続けます。
そこで、チェルノブイリ原発のようにコンクリートで囲っていわゆる「石棺」漬けにすればよいのかといえば、それでは効果がないようです。
なぜならば、冷温とはいえ100℃近い高温でありまた水分を含むことから、コンクリートが固定しない(ボロボロとなる)からです。
そうであるから、今は安定した冷却システムを構築しひらすら真水を注入し続け冷やし続けるより他はありません。
では、それだけでよいのかといえば、そうではない。
既に破損した(メルトダウンした)燃料棒、使用済み核燃料、そして水素爆発などで飛散した高濃度放射性物質があります。
チェルノブイリ原発で認められるように、これらを石棺で封じ込めても相当期間後染み出てきて周囲の環境を汚染します。
要するに、このような高濃度の放射性物質や廃棄物は、運搬して核燃料処理サイクルの中に入れなくてはならないのです。
さらには、大きく破損した原子炉建屋で仮に冷却システムが復活して、3~5年間原子炉を冷やし続けることができたとしても、事故で飛散した放射性物質を再び飛散させないようにしなければなりません。
そのためには、原子炉建屋全体を巨大なテントのようなもので覆い隠すしかない。
今回「冷温処理」を上記のように再定義するということは、本来以上のような具体的な諸処理活動を終了させることを意味すると考えられるのですが・・・。
民主党の衆議院議員ら、特にオザワン・ガールズは既に覚悟しています。
自らが政権を担うのは、次回衆議院議員選挙までなのだと。
中には、次回衆院選で一般市民へと下野することを覚悟しているものもいるでしょう。
あの小泉チルドレンがそうだったように・・・
そうであれば、最長で議員としての身分を保障される期間は約3年。
今「解散総選挙」だけは固く拒否したい、せっかく勝ち得た議員の地位だもの・・・不信任決議を否決する行動につながりました。
そして、肝腎の菅さんですが・・・民主党代表の任期満了まで後1年・・・上記のような再定義後の「冷温停止」が完了するずっと前に任期切れを迎える寸法である。
要は、(俺は原発処理収束に向けてやるだけのことは)やったフリ逃げ作戦ですね・・・ハァ。。。
ところが、然うは問屋が卸さない!(笑)。
現在菅降ろしの主役は、今や野党自民党でもオザワンでもない。
民主党創造主そして脇も詰めもめっぽう甘い「鳩山」さんであります。
今回菅に完璧に顔を潰され、その取り乱しぶり激高ぶりたるや尋常ではない!!!・・・「鳩山」さんの思惑通りおそらく今年6月末までに菅さんは首相職をお役御免になる公算が大きいと思います。
要するに、今回の騒動で最も損をしたのは、菅さんだったとの見立てです。
そして、その失敗の元は、「確認事項」に署名しなかったことだと思います。
我が国は文書に起こす「契約」に慣れていません。
その代わり、コンセンサス、すなわちムラ社会のすべての利害関係者間に共通の掟(おきて)を重要視します。
彼が何も悪くなくとも、皆が彼を裏切り者、ペテン師だと判断したならば、法律がどうであれ絶対に許さない。
そこにはムラ八分、「排除」の論理が働きます・・・そういえば、鳩山さん、旧民主党結成時武村正義さんを除外した折それを「排除」の論理と表現しました。
こうなると、「排除」の論理が民主党内に伝播するのは早い。
少なくとも本国会会期内で菅内閣提出の法律案が可決されることはないでしょう・・・創造主鳩山さんの思惑を汲み上げて「確認事項」に署名していれば、今後予想に難くない惨めな退陣だけは避けられたはず・・・菅さんは見事に巨大な墓穴を自ら掘ったのだと思う次第です。
なお、このような姑息な箱庭抗争の折、どうも政治家の方々にあられましては、今そこにある危機―『財政破綻危機』―につき失念なさっている節があります。
それをよいことに、このどさくさに紛れて、財務官僚らが「破綻」後をすでに考慮し始めているという噂を伝え聞いております・・・。
「国に滅びて復興ならず」という最悪の結末が現実味を帯びて迫っている――ムラ社会ニッポンの場合、皆がこれくらいの絶望感なくば何も変わらないのでしょう。
失礼致しました。
とことん、男を下げた空き缶(菅)・・・・
菅さんは見事に巨大な墓穴を自ら掘った・・・・同意!!いたします。
―『財政破綻危機』―・・・・もうすぐのような気がします!!