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子供はかまってくれない

子供はかまってくれないし,わかってくれないので,映画と音楽と本とサッカーに慰めを。

2014年J2リーグ第24節 札幌 VS 横浜FC【0:1】

2014年07月31日 00時00分15秒 | サッカーあれこれ
前節,磐田を4:0で粉砕した横浜FCは強かった。パススピードは札幌の倍くらいあるように見えたし,連動性の高い選手の動き,ボールへの集中力は,J1在籍時の輝きを感じさせる出来だった。
試合を通じてボロボロだった札幌の左サイドをこじ開けて奪った決勝点も,元コンサドーレ市村のキレのある動きによるものだった。
残念ではあるが,札幌で培った技術がこうやって他のチームで花開くのをこれまで何度も目にしてきた札幌のサポーターとしては,なんのわだかまりもなく心からの拍手を送りたい。

一方で,その拍手と同じくらいの熱量のブーイングを,札幌のベンチに送りたい。
左サイドで小野伸二とコンビを組むSBの上原慎也のコンディションのひどさは,目を覆うようなレヴェルだった。
調子の波に加えて,真夏の連戦で疲労もあるのは間違いない。なのに,何故小野を活かすために最も重要なサイドの選手交替を行なわなかったのか。不思議でならない。

小野が加入してから,周囲の選手のモチベーションは明らかに上がっている。伸二さんの意図を汲みたい。伸二さんのパスを活かしたい。若い選手がそう思いながらプレーすることで,ピッチの集中力が増しているのは間違いない。
今のコンサで小野のパートナーとして最も機能するのは荒野だろう。だがサイドアタッカーとしての荒野の能力を活かすには,小野がトップ下に入るしかないのだが,これまでの3試合一貫して左サイドで起用されているのは別の意図があるのだろう。
だとしたらせめて左SBにコンディションの良い,少なくとも小野を常に追い越すだけの運動量を90分持続させられる選手を起用すべきだ。

社長のアイデアと熱意によって突如吹いた追い風を,的外れなベンチワークで止める愚は犯して欲しくない。


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