新聞社主催の標題シンポジウムに参加いたしました。
シンポジウムは、基調講演とパネルディスカッションの2部構成でした。
基調講演では、林春男氏(京都大学防災研究所教授)より「大規模災害から都市を守る」と題して講演がなされました。
講師からは、首都圏で想定される災害として海水温上昇に伴「う荒川氾濫、東京湾の高潮」、南海トラフ地震、首都圏直下地震が挙げられました。
首都圏直下地震では3千万人の被災者が想定され、帰宅困難者対策、避難所運営等が課題となってくる点が指摘されました。帰宅困難者対策としては「むやみに帰らないこと」が重要との指摘も。また、2013年10月の伊豆大島での豪雨災害で初めて使用された「被災者台帳」の取り組みについても紹介がありました。
パネルディスカッションでは、緊急輸送道路の整備、帰宅困難者対策をテーマに進められました。
パネラーのうち、前田信弘氏(東京都副知事)からは緊急輸送道路沿道建築物や橋梁の耐震化について、深澤淳志(国土交通省道路局長)からは災害時の道路啓開について説明がなされました。
緊急輸送道路沿道建築物の耐震化については、建物内の人命の安全も去ることながら、建物倒壊を防ぎ、緊急車両の迅速な移動に資することで効果的な救急救命・消火につなげるための施策であることが理解できました。
折しも防災士試験に向け準備中であり、大変有意義な機会となりました。
シンポジウムは、基調講演とパネルディスカッションの2部構成でした。
基調講演では、林春男氏(京都大学防災研究所教授)より「大規模災害から都市を守る」と題して講演がなされました。
講師からは、首都圏で想定される災害として海水温上昇に伴「う荒川氾濫、東京湾の高潮」、南海トラフ地震、首都圏直下地震が挙げられました。
首都圏直下地震では3千万人の被災者が想定され、帰宅困難者対策、避難所運営等が課題となってくる点が指摘されました。帰宅困難者対策としては「むやみに帰らないこと」が重要との指摘も。また、2013年10月の伊豆大島での豪雨災害で初めて使用された「被災者台帳」の取り組みについても紹介がありました。
パネルディスカッションでは、緊急輸送道路の整備、帰宅困難者対策をテーマに進められました。
パネラーのうち、前田信弘氏(東京都副知事)からは緊急輸送道路沿道建築物や橋梁の耐震化について、深澤淳志(国土交通省道路局長)からは災害時の道路啓開について説明がなされました。
緊急輸送道路沿道建築物の耐震化については、建物内の人命の安全も去ることながら、建物倒壊を防ぎ、緊急車両の迅速な移動に資することで効果的な救急救命・消火につなげるための施策であることが理解できました。
折しも防災士試験に向け準備中であり、大変有意義な機会となりました。