平成22年第5回蕨市議会定例会 教育まちづくり常任委員会 指定管理者指定につき態度表明を保留

11月26日から開会している、蕨市議会12月定例会は一昨日から各常任委員会における提出議案に対する審議が行われております。　

本日は、教育まちづくり常任委員会が開催され、条例案1件、補正予算案3件、その他2件が審議されました。

条例案、各補正予算案そして中央地区と塚越地区の市民プールの指定管理者指定の案件については、全会一致で本会議において可決すべきものと決しました。

蕨市民体育館の指定管理者の指定に関する件につきましては、既存の指定管理者への評価が不十分だったのでは？今回新たに指定をされる予定となった事業者が、上記市民プールで提供しているサービス内容を鑑みた場合、体育館の運営管理を適切に行うことができるのか？現在のスタッフの雇用について見通しが不明確では？指定管理者選定委員会の人選が偏ってはいないか？等々の指摘が委員から相次ぎました。私からも事業者募集の手法につき伺いましたが、やはり市当局として指定管理制度で目指す効果（利用者に提供をするサービス内容、費用対効果の検討等）が不明確では？と感じました。しかし、一方で現在の事業者との契約が年度末で切れるという制約がある中で、本件が仮に否決された場合に来年度当初からの施設管理運営に支障をきたさないか？という心配もありました。私としては賛否を決めかねましたので、採決の際は退席をさせていただき、賛否の表明は保留をいたしました。副委員長としては、円滑な委員会運営を損ねてしまったという心苦しい点はありましたが、更に検討を加えた上で、最終日本会議で態度表明をさせていただきます。議案自体は、本会議において可決成立すべきものと決しました。

12月定例会は再来週から一般質問が開催されます。本日が質問通告締め切りですので、質問事項を精査し通告したいと思います。