「前」 蕨市議会議員 おおしま公一活動報告

2015年5月31日。まさかの落選を果たした?「前」蕨市議会議員おおしま公一の修行の日々をお伝えしていきます。

東日本大震災報道写真展 そして明日も「3年目」

2014-03-11 22:23:15 | Weblog
標題の写真展を鑑賞に、有楽町マリオンまで。某新聞社の主催で、今回で4回目の開催となるそうです。

ネット上の報道で写真展の開催を知り、震災から3年目の今日、足を運び写真を拝見しました。

会場は思いの外こじんまりとした規模で、展示数も決して多かった訳ではありませんでした。

しかし、内陸まで流された船舶の写真や、遺構として残すか否か賛否が分かれる自治体庁舎だった骨組み等々、よく知られた写真はもとより、親子が硬く手を握り合いながら避難する様子や、ガレキの中から自分の絵本を探し出した少女の写真等、思わずこみ上げてくるものを感じざるを得ない写真に足が止まってしまいました。

福島第一原発周辺の、立ち入り禁止区域内に、一時帰宅の度に防護服に身を包みながら、行方不明の家族を探す方の写真は、「とてもじゃないが、風化なんかさせられたもんじゃない!」と思わせる1枚でした。

会場の備え付けられていたメッセージノートに、こんな風に感想を寄せさせていただきました。

「今日、ネット上の報道を見て写真展の存在を知りました。「まだ」3年なのだと思います。復旧・復興に、何年目とか、年周年という表現は意味が無いのかもしれません。しかし、危機管理に向け気持ちを鼓舞するキッカケとしたいと思います。私は長野県出身です。東日本大震災翌日の3月12日、長野県栄村を震度6強の地震が襲いました。震災翌日の発災ということもあり、ほとんど注目を集めることはありませんでした。○○新聞さんには、こうした隠れた課題、忘れられた被災地に光を当てるメディアであった欲しいと思います。」

何だかまとまりのない感想であり、自身の出身県の事を記載する等手前味噌な内容もあり、今こうしてブログ記事を書いていると、少し気恥ずかしい思いもします。しかし、「風化」が最も恐れる「人災」であるとするならば、一人一人ができることを積み重ねることで、その人災を防ぐことができるのではないでしょうか?


明日は、長野県北部地震から3年目の日です。日本一の豪雪地帯で、復旧・復興のみならず、未来の故郷の在り方にまで想いを馳せ行動してきた、栄村の人達に敬意を表しながら、お亡くなりになられた皆様に祈りを捧げたいと思います。

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