「前」 蕨市議会議員 おおしま公一活動報告

2015年5月31日。まさかの落選を果たした?「前」蕨市議会議員おおしま公一の修行の日々をお伝えしていきます。

第36回東京財団フォーラム どうなる?中間選挙後のオバマ政権

2010-11-29 14:30:00 | Weblog
標題の企画に参加してきました。今回のアメリカ中間選挙の結果を受けて、急きょ開催されたとのことです。会場には研究者、経済誌記者、テレビで顔を見るコメンテーター等の姿もあり、関心の高いテーマであったようです。

スピーカーの報告とトークセッションという2本立てで構成は進んで行きました。登場したスピーカー&モデレーターは以下のとおりです。

久保文明(東京財団上席研究員。東京大学法学部教授)
マット・デッカー(DDP Global 代表)
小栗泉(日本テレビ報道局政治部、外務・防衛担当記者)

久保氏はアメリカ政治、日米関係を専門とする研究者。マット氏は政治・外交分野のコンサルタントとして、米議会をフィールドにロビイング活動を行っている人です。小栗氏は日本テレビの報道キャスターとして知る方も多いかと思います。

多くの情報提供がなされましたが、かいつまんで報告すると、「日本で報道されているほどオバマ政権にとって危機的な状況ではないが、今後の議会運営が厳しくなることは避けられず、オバマの政策も通商政策等一部を除いて中道寄りにならざるをえない。」というのが、スピーカーの主張でした。

今回の中間選挙で注目された「ティー・バーティー」という運動体については、「反エリート・反エスタブリッシュメントという面が強い。また、この運動に支援を受けた新人議員には、“One-issue”で当選した人が多く、その政策については未知数なところが多い。」とのことでした。

マット氏からは、「アメリカの選挙では多額の金銭が動く」とか「世論調査では“知っている人”が上位になりやすい」といった情報提供もあり、日本と結構に通っているなぁという印象を持ちました。


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