標題の落語会を、川口リリアまで聴きに行ってきました。
落語協会会長にして、チケット入手困難な小三治師匠の会とあって、リリアのメインホールは超満員といった人入りでした。私も昨年のうちにチケットを入手しましたが、それでもホール後方の出入り口近くの席を確保するのがやっとでした。
会は、前座さんが「道灌」という代表的な前座噺ではじまり、中入り後は寄席囃子として、普段は落語会では目にすることの少ない三味線の演奏が披露されました。
木久扇師匠の囃子である「宮さん、宮さん」という曲は、戊辰戦争の際に作曲された、わが国初の軍歌であるという紹介もあり、大変勉強になりました。
三三師匠は「締め込み」という噺を熱演。まくらでは、先日の大雪の際の出来事を面白おかしく披瀝されていました。
トリはもちろん小三治師匠。「禁酒番屋」を掛けておられました。いつもながら、どこへ向かって行くかも分からないマクラから、キッチリとお酒の話に持っていき、絶妙な酔っぱらいの描写で最後は「この正直者めがぁ~!!」とサゲまで。
2時間の公演時間はアッ!という間に過ぎていったのでした。
<写真:開演前の会場の様子。開演中は撮影禁止でした。>
落語協会会長にして、チケット入手困難な小三治師匠の会とあって、リリアのメインホールは超満員といった人入りでした。私も昨年のうちにチケットを入手しましたが、それでもホール後方の出入り口近くの席を確保するのがやっとでした。
会は、前座さんが「道灌」という代表的な前座噺ではじまり、中入り後は寄席囃子として、普段は落語会では目にすることの少ない三味線の演奏が披露されました。
木久扇師匠の囃子である「宮さん、宮さん」という曲は、戊辰戦争の際に作曲された、わが国初の軍歌であるという紹介もあり、大変勉強になりました。
三三師匠は「締め込み」という噺を熱演。まくらでは、先日の大雪の際の出来事を面白おかしく披瀝されていました。
トリはもちろん小三治師匠。「禁酒番屋」を掛けておられました。いつもながら、どこへ向かって行くかも分からないマクラから、キッチリとお酒の話に持っていき、絶妙な酔っぱらいの描写で最後は「この正直者めがぁ~!!」とサゲまで。
2時間の公演時間はアッ!という間に過ぎていったのでした。
<写真:開演前の会場の様子。開演中は撮影禁止でした。>