スポーツGOMI拾い大会から一旦事務所に戻り、Yシャツにジャケットという出で立ちに着替えると、東京駅八重洲口近くのビルへ。標題の研究会に参加させていただきました。
勤務医が個人の資格で加入する「全国医師ユニオン」という労組主催の企画でありました。テーマは「勤務医の負担軽減について考える」というもの。研究者、社労士、過労死裁判原告、医療関係労組役員等々多彩なメンバーから報告がなされ、その後全員でパネルディスカッションという形で会は進んでいきました。
各々のスピーカーからは、医師不足の実態と、労働基準法を大幅に超えた勤務の超過勤務の実態につき報告がなされました。各スピーカーからの報告を受けて、本田宏医師(済生会栗橋病院)より、行政と医療界がこれまで唱えてきた「医師は余っており、医師の偏在が問題」という説が如何に実態とかけ離れているかにつき、データをもとにコメントがなされました。医療労働を考える際に、労働基準法の観点が全く取り入れられてこなかったことも問題の要因との指摘もありました。
参加者の勤務医の皆様からも、かなり厳しい質問・提言飛んでおりました。それだけ、この問題が抱える要因は根深いといったところなのでしょうか。
政治における医療の捉え方、労働組合の在り方、日本人のメンタリティー等々、勤務医の労働条件改善という一つの課題に、この国が抱える諸々の要因が影響を及ぼしていると思いました。
勤務医が個人の資格で加入する「全国医師ユニオン」という労組主催の企画でありました。テーマは「勤務医の負担軽減について考える」というもの。研究者、社労士、過労死裁判原告、医療関係労組役員等々多彩なメンバーから報告がなされ、その後全員でパネルディスカッションという形で会は進んでいきました。
各々のスピーカーからは、医師不足の実態と、労働基準法を大幅に超えた勤務の超過勤務の実態につき報告がなされました。各スピーカーからの報告を受けて、本田宏医師(済生会栗橋病院)より、行政と医療界がこれまで唱えてきた「医師は余っており、医師の偏在が問題」という説が如何に実態とかけ離れているかにつき、データをもとにコメントがなされました。医療労働を考える際に、労働基準法の観点が全く取り入れられてこなかったことも問題の要因との指摘もありました。
参加者の勤務医の皆様からも、かなり厳しい質問・提言飛んでおりました。それだけ、この問題が抱える要因は根深いといったところなのでしょうか。
政治における医療の捉え方、労働組合の在り方、日本人のメンタリティー等々、勤務医の労働条件改善という一つの課題に、この国が抱える諸々の要因が影響を及ぼしていると思いました。