連休の寄席は演者が充実します。上野・鈴本演芸場の夜席は五街道雲助一門が中トリ・トリを務めています。今日が落日でした。
トリは「隅田川馬石」。人情噺に定評のある若手噺家です。師匠の五街道雲助師匠は中トリで代書屋を話していました。代書屋は柳家権太楼師匠のイメージが強かったのですが、雲助師匠の代書屋も独特のアレンジが聞いて楽しく聴くことができました。
馬石師匠は双蝶々を披露。以前雲助一門会でも披露していた「雪の子別れ」を噺ておられました。手癖の悪かった少年が奉公に出され、ある事情から人を殺めてしまう。奥州に逃げおおせて魚屋を営むも、倅の不始末を悔いて病んでしまった父親会いたさに再び江戸に戻ってくるが・・・。笑いを求める落語の中で一切笑いが起きずに聞き入ってしまう。人情噺の極地の様な噺です。
30分にわたる長講もあっという間に終わってしまったのでした。
トリは「隅田川馬石」。人情噺に定評のある若手噺家です。師匠の五街道雲助師匠は中トリで代書屋を話していました。代書屋は柳家権太楼師匠のイメージが強かったのですが、雲助師匠の代書屋も独特のアレンジが聞いて楽しく聴くことができました。
馬石師匠は双蝶々を披露。以前雲助一門会でも披露していた「雪の子別れ」を噺ておられました。手癖の悪かった少年が奉公に出され、ある事情から人を殺めてしまう。奥州に逃げおおせて魚屋を営むも、倅の不始末を悔いて病んでしまった父親会いたさに再び江戸に戻ってくるが・・・。笑いを求める落語の中で一切笑いが起きずに聞き入ってしまう。人情噺の極地の様な噺です。
30分にわたる長講もあっという間に終わってしまったのでした。