「前」 蕨市議会議員 おおしま公一活動報告

2015年5月31日。まさかの落選を果たした?「前」蕨市議会議員おおしま公一の修行の日々をお伝えしていきます。

立川流夜席

2012-04-11 21:39:44 | Weblog
今日の夜は、上野広小路亭へ。座敷とイス席が100席程度のこじんまりとした寄席です。都内に4か所ある定席(池袋演芸場、新宿・末広亭、浅草演芸ホール、上野・鈴本演芸場)には諸々の事情で出演できない、円楽党と立川流の落語家が出演をする演芸場であります。同じビルでは、プロの落語家や講談師等が講師を務める演芸・邦楽スクールも運営されており、高座で落語家が話している最中に、上の階から生徒さんたちが張扇代を叩く音が聞こえてくる不思議な空間です。

今日は「立川流夜席」と称して、立川流一門会から前座も含めて6名の落語家が高座に上がりました。お目当ては、一門会会長の土橋亭里う馬(どきょうてい・りゅうば)師匠と、立川流発足後最初の真打となった立川談四楼師匠。それぞれ、「強情灸」と「井戸の茶碗」という古典落語を演じておられました。

中盤に登場した、立川らく朝さんは、内科医を営みなら46歳で立川流に入門したという超変り種。前座修行中に、10歳年下の志らく師匠と落語会に行くと、興行主から自身の方が師匠と勘違いされてしまい弱った話を枕で振っておりました。噺の方は、新作落語で、入院中の糖尿病患者たちが、医師の目をかいくぐって何とか酒宴を催そうとするお話をされていました。ご自身の属性を活かした「健康落語」でありました。

この寄席を運営している興行会社は、両国と日本橋にも席を持っており、新宿には講談の公演を定例で行うホールも経営しているとのこと。機会があれば足を運んでみたいと思います。