こんにちは
昨日行われた
やさしいねぶた学「ねぶた師 いとこ対談 ~春一さんと麻子さん~」の
様子をお伝えします
青森ケーブルテレビのキャスターが北村春一さん、北村麻子さんに
インタビューする形式で進行されました
今年制作したねぶたについてや、ねぶた制作のこだわりなど
お話してくれました
【今年制作したねぶたについて】
春一さん
「決められた枠の中で、いかに大きく作るか父から教わった。
今年のねぶたの面は(鬼の部分)は特に大きいものができた。」
麻子さん
「主役の観音様は別に作った。それをスタッフ総出であとから乗せるのは大変でした。
漁師と金剛力士像から伝わる豪快さと、観音様から伝わる清らかさ、この対比を
常に意識して作っていました。」
【ねぶた制作のこだわりなど】
二人が共通して言っていたのは、最初のうちは定番ものを制作し、そこにいかにして
自分らしさを入れるか、常日頃から考えているという点でした。
また、修業時代の話もあり、お互い修行していたことを全く知らなかったそうです。
親戚同士とはいえ、そういった情報はいっさいなかったんですね~
【将来作ってみたい題材】
春一さん
「いっぱいあります(笑)目指すところでいえば、いつまでも人の脳裏に残る、
印象に残るねぶたを作りたいです。」
麻子さん
「女性が主役のねぶたを作ってみたいです。
女性が入るとねぶたは(迫力など)弱くなると言われています。
いつか挑戦してみたいです。」
最後に春一さんが、
「自分たちは兄弟で作ってきた父の境遇に似ている。
親戚同士ですがライバル、そして仲間です。」と話し、
麻子さんもうなづいていました
とてもいいお話を聞かせていただきました
この様子は青森ケーブルテレビで1月に複数回放送されます
ササキングのレポートでした