映画とライフデザイン

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映画「ジュディを探して」 

2021-05-20 20:57:31 | 映画(洋画:2019年以降主演男性)
映画「ジュディを探して」は2018年アメリカ公開

Netflixもいい作品ばかりではない。ハズレを引きっぱなしでうんざりしてしていた時に偶然見つけたコメディだ。主演はハングオーバー」のエド・ヘルムズでお相手は人気若手女優のアマンダ・サイフリッドである。


日本未公開である。アメリカのコメディは日本で流行らないと思われていて、アメリカで2億7000万ドル世界で4億ドル以上のものすごい興行収入だった人気作品「ハングオーバー」も危うくDVDスルー寸前だった。もしかして掘り出し物かとみてみる。

TVのワイドショーの観客として拍手して日銭を稼いでいた男が、ある日突然誰もが知っている有名人になって生活が一変し、そのために大好きなジュディと会えなくなり懸命に探すという話である。

コロナ禍では見なくなった存在だが、TVのワイドショーや通販番組ではスタジオに見学者たちの集団がいる。うなずいたり、拍手したりする存在は万国共通のようだ。その参加料で日銭を稼いでいるのが主人公だ。米題は直訳すると「拍手男」、まさにその通りの男が突如有名人になってしまうというコメディである。評価はイマイチのようだが、お気楽にみる分には悪くない。


エディ・クランブル(エド・ヘルムズ)は通販番組のサクラとして生計を立てていた。エディはガソリンスタンドで働いているジュディ(アマンダ・サイフリッド)に好意を抱いている。

スティラーマンは夜の人気ワイドショーのキャスターだ。街の誰もが見ている番組で、観客で参加している1人の男が、ヒゲをはやしたり顔を変装したりして色んな番組に出演しているが、実は同一人物であると番組で紹介する。そして、この男を探してくださいと呼びかける。スティラーマンの番組で取り上げられたことで、エディは思わぬ注目を集めることになった。

しかし、ジュディのTVは壊れていて、エディがワイドショーで騒がれていることに気づかなかった。たまたま、デートするチャンスを得て博物館で恋をささやき合う。エディはウキウキだ。そんな中、エディの拍手仲間のクリスが同じような類いだとわかり、先に番組に紹介される。クリスと街を歩くと、TVの男だと周囲は大騒ぎで動画にもとられてしまう。


番組のクルーがエディの身辺を執拗に嗅ぎ回った結果、ガソリンスタンドに好きな女性がいるらしいと、ジュディが追いかけられる。とばっちりでジュディが解雇されてしまい、ジュディの行方がわからなくなる。エディはガックリだ。騒がれたTVと一線を置いていたエディも逆にTVを利用してジュディを探そうとするわけであるが。。。

⒈変装がバレる
よくもまあ、こんなやつに注目したのかと思うけど、あらゆる番組に変装して出演している。普通はワイドショーの観客がどうあろうと、どうでもいいような気もするが、キャスターは注目する。別に悪いことやっているわけではない。色んな公開放送のワイドショーを狙って出て行く奴って日本でもいるかもしれない。


ここでは変装がバレることが話のネタにされている。

⒉一般人が有名人に
一昔前と比較すると、TVをみんな見るわけではない。今日のNHKの発表によれば、10代20代は半分も1日に15 分以上TVを見ていないという。ワイドショーの人気キャスターと言ってもピンとこないでしょう。でも、ハリウッドが舞台のこの映画で、このキャスターには影響力がある。こんなつまらないネタでも一躍有名になる人物がいるのだ。地域性が高い米国ではあり得るのか。

街で主人公に出会うと、みんな動画を撮る。スターのようだ。そして、いきなりyoutubeにアップしてみんな大騒ぎ。それ自体がネタになる。そんな騒動である。どうでも良いストーリーかもしれない。でも、気はまぎれる。

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