映画とライフデザイン

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映画「明日に向かって笑え!」リカルド・ダリン

2021-08-11 21:50:52 | 映画(洋画:2019年以降主演男性)
映画「明日に向かって笑え!」を映画館で観てきました。


アルゼンチン映画「明日に向かって笑え」の原作・脚本は、アカデミー外国語映画賞を受賞した「瞳の奥の秘密」の脚本を担当したエドゥアルド・サチェリである。主演のリカルド・ダリンが、今回も主人公のフェルミンを演じている。映画「瞳の奥の秘密」は上質なサスペンスで、ミステリーとしての先行き推理の楽しさもある。「明日に向かって笑え」という題名に、明るい響きを感じ、このコンビであれば間違いないと思って観に行ったが、自分にはハズレだった。

2000年前後に世界のあちらこちらで金融危機が起きた中で、アルゼンチンの経済危機についてはあまり知識がない。放漫な経済運営となるような体制なんだろうか?
映画を通じて意味がよくわからないし、預金封鎖がきっかけで預金が引き出せず、しかも没収された金が持っていかれるのはムカつくけど、強盗をはたらいて取り戻したらそれいいの?という感じもある。まあ、選んで観に行ってもハズレはある。

2001年8月、アルゼンチンの小さな田舎町。妻リディアと共に小さなガソリンスタンドを営むフェルミン(リカルド・ダリン)は、廃倉庫を買い取って、農業協同組合を作ろうと動き出す。町民たちから集めた15万ドルを元手に、不足分の融資を銀行に相談すると、支店長から全額の預金を指示される。


その翌日、金融危機によりドル預金が凍結され、フェルミンたちは無一文になってしまう。支店長が弁護士のマンシーと共謀し、顧客のすべてのドル預金を奪ったと知ったフェルミンたちは、夢と貯金を取り戻すために、奇想天外な作戦を実行する。(作品情報 より)


それでも、イマイチな展開かなと眠気が襲っていたとき、オードリーヘップバーンの姿が映り、急に目が冴える。フェルミンがビデオで映画「おしゃれ泥棒」の美術館でのシーンを見ている。ブーメランを飛ばすことで何度も美術館の警報機を鳴らして故障に見せかける。そして、防犯装置のスイッチを切らせるというシーンだ。この映画パリが舞台で、ファッショナブルな実に楽しい映画である。ジャガーEタイプに乗るオードリー・ヘップバーンが印象的だ。作戦を思いついた主人公が急にウキウキする。



おお!こうくるかと思わずうなった。でも、そのあとがもう一歩。切れ味がなく残念

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